【KinKi Kidsのブンブブーン】西内まりやと秘密の花園・女子校に潜入！　堂本光一、「俺らの中学時代なんて……」と回顧

2016年10月12日

　西内が通っていた八雲学園は、創立78年になる中高一貫の女子校。3人がさっそく校長室を訪れると、西内の恩師・近藤彰郎校長と対面した。キンキの2人は在学中に撮影された西内と近藤校長の思い出写真を眺めた後、校内を案内してもらうことに。なんでも、教室の机には近藤校長のこだわりポイントが隠れているそうで、カバンやポーチ類をかける用のフックを6個つけているとか。さらに「着替えを楽にするために洋服を置くネットを特注」「ジャケットがシワにならないようなイスを開発」するなど、使いやすさを追求しているという。

　このように思いやりのある設備を目の当たりにした剛は「俺、なんか分からへんけど……。無理やけど、ここ入りたいわ！」と希望。光一も「なんかもう、先生がすごい考えてくれてるよね。生徒のことをね」と、感服した様子だった。その後は、一流ホテルのトイレをイメージした女子トイレに初潜入。光一が「デパートのトイレやん！」「これは綺麗だな。なんで音楽かかってんの？」と驚くと、近藤校長は「トイレは毎日何回も来るところだから。そこである程度こう、“精神的にも安定するように”っていうことで、音楽を。その季節、季節の。クリスマスの時にはクリスマスの音楽を（流している）」と、語った。ここで、剛が改めて「もう1回言いますけど、俺ここ通いたいわ！」と言うと、「そうやな。俺も高校生活やり直せるんやったら、ここ来たいわ！」と同調する光一。2人の言葉に近藤校長は「ぜひ、どうぞ」と、好意的な反応を示していた。

　生徒たちには番組名を伏せた上で「取材カメラが入っている」と通知し、収録のため体育館に続々と全校生徒が集結。舞台裏の剛が緊張の面持ちで「いや～、すごいなぁ～。これだけの大勢の……」と話すと、光一も「俺らの娘でもおかしくないぐらいの人」と、ポツリ。現在37歳のキンキは「いやぁ～、恐ろしいですね」（剛）、「いやぁ、恐ろしいですよ」（光一）と、感慨深そうにコメントした。いよいよ3人がステージ横にスタンバイしたところで、近藤校長が「今日は学校を訪ねて来ていただいた方々がいらっしゃいます。ご紹介したいと思います。まず、卒業生の西内まりやさん、それからKinKi Kidsのみなさんに来ていただきました」と発表すると、800人の生徒たちからは一斉に「キャー！」という黄色い歓声が飛んだ。会場は大パニックとなり、光一が「落ち着いて、落ち着きましょう」となだめるも、生徒たちの興奮はおさまらず。3人が生徒たちに近寄ると将棋倒し寸前の状態になってしまい、光一は改めて「大丈夫かな？　怪我せんようにね」と、忠告した。

　生徒を座らせた後は、西内がやりたかったという「ブンブブーンホームルーム」がスタート。これは架空の番組取材を装い、事前に実施したアンケートをもとに話を聞いていく企画だが、まずは光一が「この中に“恋愛に悩んでいる人がいる”と」と、高校3年蘭組の川口瑚子さんをステージ前に呼び出した。川口さんのお悩みは「告白相手の返事が曖昧で分からない」といい、剛が「イメージがもうちょっと湧きたいので。光一くんを彼だと思って告白してみてくれる？」と提案するも、川口さんは「ヤダ、ヤダ、ヤダ！」と、拒否。このリアクションに、光一は「『ヤダ』って言われたよ！　オイ！　なぜか怪我しちゃったぞ、剛くんのせいで」と、困惑していた。

　そして、同世代からのアドバイスをもらうべく、「今、恋愛してる生徒」をステージ前に呼び込んだ3人。中学1年の女子生徒がやって来ると、光一は「中学1年生で恋愛してるの？　ウソー！　マジで！？　俺らの中学時代なんて、一緒に男子と女子が帰っているようなものなら、そこら辺に落ちてるう○こ投げて『うわぁ～！！』って。『お前ら何やってんだよ～』っつって」と、自身の学生時代を振り返る一幕も。その後も彼氏がいる生徒に話を聞いたところ、自ら男の子に告白するなど積極的なアプローチで交際がスタートしたことが判明。ホームルームでは「ひとりで悩まず同世代の経験者と話そう」との結論に至った。

　続いては「変わったファッションセンスで周りを釘付け」にしているという高校3年藤組の高木ららさんが登場。推薦者の藤組・上園華子さんが「わき毛をはやしていて……」と明かすと、剛は思わず「私の聞き間違いじゃなければ、『わき毛をはやしている！？」と、聞き返した。光一も「ちょっとごめんなさい。なぜ！？」「極度に肌が弱いとか、そういう……」と率直な疑問を漏らすと、高木さん本人は「あ、違います！」「どんぐらい限界まで伸びるかな、みたいな。素朴な疑問が生まれて。（わき毛を）染めてみたい」とキッパリ答えた。

　ここで、「ごめんなさい、ちょっと確認しますね。校則で髪の毛を染めるのは禁止されていると思います。わき毛を染めるのは禁止されてるのかな？」（光一）との問いに近藤校長は「今までになかったことですから。それは想定外ですね。ただ、若者の発想力はスゴいなと思いました。中のことはご自身で決めていただいて。ご家庭と、みなさんで決めていただければと思いますので」と、回答した。一方、舞台袖で高木さん自慢の“わき毛”をチェックした西内が「まず、素晴らしかったです」「たとえるなら……。もずく？」と印象を述べると、会場は大爆笑。「“素敵な個性だな”と。それに誇りを持ってね。自信を持っていられることが大事だから」と語り、キンキも「個性は大事にして」（光一）、「いいですよ」（剛）と、応援。生徒に向かって「これからも見守ってあげてくださいね。成長を」（西内）と呼びかけた。

　最後に紹介されたのは「変幻自在の顔芸を持つ人気者」こと高校3年藤組・鈴木優紀香さん。鈴木さん自作の「変顔神経衰弱カード」を手にした光一は「すごい！」と驚き、剛も「ユニークさ出てるね～」と、楽しそうに鑑賞。すると、光一は「あの……。せんとくんに似てるよね？　せんとくん系やんな？」と、奈良県のマスコットキャラクター・せんとくんを引き合いに出した。会場に笑いが漏れる中、鈴木さんは冷静に「でも、せんとくんと私の違い1個あるんですよ！　ヤツ、つり目なんですよ」と主張し、言い出しっぺの光一は「ヤツ、つり目なんだ！　そうかぁ～」と、笑顔に。鈴木さんが最高級の変顔を披露したところで、ホームルームが終了した。

　エンディングで西内が「私にとって、やっぱりこの学校って特別な存在だったんですよ。本当に温かい場所だったし」と感想を口にすると、光一は「なんかね、それが伝わりましたね。分かった気がします」と、納得。最後は10月1日に公開された初主演映画『CUTIE HONEY -TEARS-』と、西内が歌う主題歌「BELIEVE」（9月21日発売）の宣伝が行われた。