【KinKi Kidsのブンブブーン】広瀬すずが古着屋でアルバイト！　堂本剛、接客テストでダメ出しされ「お母さん、オレ0点やわ」

2016年9月12日

　続いては光一が店員役となったが、なぜかレディースのワンピースを自分の体にあてるという不可思議な行動に。その瞬間に鈴木さんが入店し、慌ててラックに戻した後は何事もなかったかのように、「ようこそいらっしゃいました。どうぞこちらへ」と、美声でエスコート。この動きを見た剛は「フッ」と吹き出して笑い、「堅い……。ホスト……？」と、呟いていた。

　最後に剛が店員役に挑む直前、「大喜利じゃないからね、別に」（光一）、「大喜利じゃないのよね、うん」（剛）と、確認し合ったキンキ。しかし、鈴木さんが入店すると、チラリと見ただけで手も止めず、「ういっす」と、軽いノリで声がけする剛。これには光一も「おいおい！」「まず、フランクだよね」と指摘し、剛自身も「フランクなパターンです」と言い、笑った。チェックの結果、鈴木さんは「すずちゃんが良かったなと思います」と広瀬の名を挙げ、「大きい声であいさつしてしまうと（お客さんが）ビックリしてしまうので。“ギリギリ耳に届くか”ぐらいのトーンで言っていただければ」と、ポイントを指南。次の「接客テスト」に関しては「これはね、もうホントに僕たちは接客とかってやったことがないんで……」（剛）と、不安をのぞかせた。

　こちらも広瀬から順に店員役に挑戦し、今回はキンキがお客さん役を担当。広瀬は、洋服を物色するキンキに「いらっしゃいませ、そちら……」と声をかけ、すぐに「ハッ」と口元を覆ったかと思えば、「テレビで見たことあります」と、まさかの“キンキご本人バージョン”で接客。「え！？　そういうのいる？」と苦笑する光一をよそに、広瀬は「こちら、似合うと思います」「ほら！　ペアルック！」と、キンキに青いTシャツをオススメした。その後も「2人でお買い物されるんですね」（広瀬）、「ちょっと（仕事の）合間が空いたんで……。ちょっと『（光一が）服が分からない』って言うんでね」（剛）と芝居が続き、広瀬は「ありがとうございます！　ぜひ（このペアルックを）今から着て……」と、猛プッシュ。剛は「ただね、これ……。今からあの、ちょっと……」と遠慮気味だったが、広瀬はなおも「でもこれ、ここのお店でしかないです！」と、売り込みを続けた。ここで鈴木さんから「はい、OKです」と声がかかり、広瀬は「うまくないですか？　私！」と、自信満々の表情。

　今度は広瀬＆剛ペアがお客さん役で、光一が店員として接客。洋服に夢中で声をかけにくい雰囲気を醸し出す2人の後ろで、光一は「うわ、どうしよ。どうやって入って行こうかな」と戸惑いつつ、意を決して「いらっしゃいませ、お客様」と近付いた。そこへ、剛が「これね、光一に似合うと思うんだよね～」と、星条旗柄のノースリーブシャツをセレクト。すると、光一は「こちらでしたら……。ちょっと失礼します」と、デニムのショートパンツを手に取り、「こちらを合わせていただくと、昔の光GENJIみたいになる」と、ジャニーズ事務所の先輩をイメージしたコーディネートを提案。「あ～、いいですね」と同調する剛に、光一は光GENJIのヒット曲「パラダイス銀河」のワンフレーズを交え、「『ようこそ～♪』みたいな感じでいいと思います」と、後押し。鈴木さんが「OK」を出すと、剛は「機転が利きますね」と、相方の接客をベタ褒め。

　最後は剛の接客テストで、広瀬＆光一がお客さん役に。剛は「いらっしゃいませ。何か今、お探しですか？」と積極的に声をかけたものの、「まだ来たばっかりなので、もうちょっと見てみます」（広瀬）と断られてしまった。そこで、一旦は「あ、分かりました」と引き下がる剛だったが、「あ、これカワイイ。お祭りとかに着て行ける感じ」（広瀬）と会話が盛り上がっているところへ、「お祭り行かれるんですか？」と、乱入。広瀬は「行きたいなって思ってるだけなんで……」と冷たくあしらい、グイグイと入り込む剛のせいでカメラに映らなかった光一は「すごいかぶってる！」と、不満を訴えた。光一の言葉をスルーした剛は「私もね、つい先日、3日前かな……。妻と別れましてね」と独り語りを始めてしまったが、鈴木さんの「OKです」の声で強制終了となった。

　鈴木さんが「（接客テストも）すずちゃんが一番上手でしたね」と褒めると、剛は「俺のこれ（さりげなく会話に入っていく感じが）良かったと思うんですけどね」と、ポツリ。鈴木さんいわく、接客のポイントは「話しかける角度」だそうで、剛のようにいきなり後ろから声をかけると驚かせてしまうため、「お客様の視界に入ってから声をかける」のが良いという。「なるほど」（剛）、「難しいね、そのタイミングね」（光一）と漏らすキンキに、鈴木さんは「会話を途切ってまで話しかけてはいけないので……」「剛さん0点」と、バッサリ。「0」（光一）、「0点」（広瀬）と繰り返された剛は呆然としたままカメラに向かい、「お母さん、オレ0点やわ」「東京で頑張ってます」と、嘆いていた。

　ここで光一から、「フィッティングルーム（試着室）行ってさ、“どう感想を言うか”というのも（難しい）」との声が上がり、剛も「完全に似合うてない時どうします？」と、質問。これに対し、鈴木さんは「服のせいにするしかない」「その方の体型じゃなく、服のせいにしてしまう」とアドバイスし、キンキは「やっぱり傷つけないように“お客様としてお迎え入れる”と」（光一）、「思いやりですよね」（剛）と、納得した。最後の「レジ研修」は、鈴木さんが現場で直接指導することになり、広瀬は「ポチッ、ガチャーンって開く」と、憧れのレジをシミュレーション。光一が「“ガチャン”が好きやねんな～」と笑っていると、広瀬から「“ガシャン”じゃない。“ガチャーン！”」と訂正され、「そこ！？　そこ修正されると思わんかったわ」（光一）と、困惑していた。

　一通りの研修を終え、いよいよお店のオープンまであと5分。広瀬は午前11時～午後1時までアルバイトさせてもらうが、剛から「今のお気持ちはどうですか？」と問われると、「『フリーマーケットもやりたい』ってお伝えしたじゃないですか。で、自分の服を今日持ってきたんです。だから、それを一緒にここで（売りたい）」と、懇願した。これに、副店長の光岡さんが「今回は特別に」と快諾した上で、私物の赤のトップス、デニムのボトムス、白のトレーナーも売り場に登場したが、赤のトップスを見た剛が「これ光一に似合いそうやな」と口にすると、光一は「ムッチムチになると思う」と、苦笑い。白のトレーナーには「ちょっとここにシミが……」と気付いた剛だったが、「“味”として付けてきました」（広瀬）と、言い訳が飛び出す一幕も。

　そして、広瀬は帽子とメガネで変装し、2階の売り場にスタンバイ。キンキは別室でその模様を見守り、剛がマイクテストを兼ねて「すずちゃん、聞こえてます？　聞こえてたら、ちょっとあの～……。鼻の穴だけ膨らませてもらっていいですか？」と、指示。広瀬が忠実に、鼻の穴を膨らませると、「OK」（光一）と、満足そうに一笑した。また、この時お店はオープン直後だったが、剛は「お客さんが来てないということでね。私ちょっと、買い物をさせていただきまして」と切り出し、「（今履いている）パンツ買ったんですけど、なぜこれを選んだか。皆さん、ぜひ見てください。ショートパンツなんですけど、ここ（お尻部分）に『JACKETS』って（ロゴが入ってる）」と、お披露目。光一は「『パンツやろ！』っていうね」とツッコミを入れ、“JACKETSパンツ”を履いた剛も「ツッコミながら買っちゃったというところでございまして」と、ご満悦の様子だった。

　そんなやり取りの後、1人目の男性客が広瀬のいる2階へ。続いて2組目には女性客がやってきたが、思わず逃げ隠れしてしまった広瀬。「店員やねんから、隠れたらアカンよ」（光一）との忠告でやっと「いらっしゃいませ」とあいさつし、この段階ではお客さんにも気付かれていないようだった。さらに、剛から「バレそうだと思ったら、アゴをシャクレさせてください」とアドバイスを貰い、商品を見ているお客さんに「ご試着もできるので、良かったら。お声かけてください」と話しかけることにも成功。

　一方、外国人のお客さんを見つけたキンキが接客を促し、広瀬は光一から「『May I help you？』で行きましょう」と言われた通りに声をかけたが、お客さんから「日本語でも大丈夫デス」と言われ、恥をかいてしまう場面も。光一は「やってもうた！」と大爆笑し、剛も「いいね、いいね。ありがとう。外国の方、ありがとう」とニヤリ。このお客さんを試着室に案内し終えた広瀬は「ちょっと！　全然日本語喋れるじゃないですか！」と文句をつけるも、2人は「いや～、見てる方、めっちゃおもろかったわ」（光一）、「めっちゃおもろかった」（剛）と、楽しそうに返した。

　その後、お客さんが「ちょっと（洋服のサイズが）小さいかな」と言いながら試着室を出ると、広瀬は「でも、確かにこの服少しタイトですもんね」と、見事にフォロー。少しずつ接客に慣れてきたところだったが、女性服売り場にも関わらず、なぜか若い男性グループが入店。凝視されていることに気付いた広瀬は「バレてるんですけど！」とキンキに助けを求め、まずは先ほどのアドバイス通りにアゴを突き出した変顔で誤魔化した。剛も“シャクレ”を指示し続け、「向こうが“広瀬すずちゃうかな？”と思っても、“違いますけど。はぁ？”っていうぐらいで行きましょう」と、提案。すると、ついに男性客が「広瀬すずさんですか？」と話しかけてきたため、広瀬は「『似てる』って、よく言われます」と否定。「めっちゃ似てますね」と疑われるも、「ありがとうございます」と返し、事なきを得た。

　こうして一大事を乗り越えると、広瀬に再び試着対応のチャンスが。そのお客さんに2,700円のデニムのショートパンツを販売し、とうとうレジに立てた広瀬は、光一からの「ガシャーンの時、やっぱり『ガシャーン』言おうか」という指示で、レジが開く瞬間に「ガッチャーン！」と、発声。お客さんもビックリして笑っていたが、一旦バックヤードに戻った広瀬は「売れた～！」と大喜びし、キンキも「大健闘！」（剛）と拍手した。しかし、アルバイト終了まで残り10分。私物を売ることを目標に、広瀬は再び売り場に戻っていった。

　お昼時のためか急に客足が途絶え、不安になった広瀬は赤のトップスを掲げてアピール。剛から「それアピールしすぎ！」と注意された瞬間、2階にカップル客がやってきた。広瀬は慣れた様子で「何かございましたら、声かけてください」と告げただけでなく、私物のトップスとデニムを手に「シャツとかだとこういう風に着て……」と、さりげなく紹介。カップルの彼女は「あ、カワイイ」と好反応を示し、彼氏の「コレ、どうなってるんですか？」という問いにも、「これは普通にちょっとピッタリめで着るシャツ」（広瀬）と説明をこなした。その勢いで、広瀬は「着られますか？」と試着に繋げ、モニターで見ていたキンキも「どうなった！？」（光一）、「試着行ったよ！」（剛）と盛り上がり、広瀬と合流した。

　試着室の前で彼氏にだけコッソリと状況を話し、一同は彼女が出てくるのを待つことに。そして、広瀬の「いかがですか？」との声がけで出てきた彼女は、キンキを見て「アレ？」「えええ！？」と動揺。しばらくは混乱して「何ですか！？」と笑うばかりだったが、剛が「（試着）どうでした？」と尋ねると、「買います」と宣言。光一が「本当に？」と驚きつつ、「（店員が）すずちゃんって気付きました？」と聞くと、彼女は「全然……」と、さらにビックリ。また、剛が「実はこれ、すずちゃんの私物なんですよ」「すずちゃんに値段交渉すれば安くなります」などと伝えると、広瀬は「プレゼント致します」「貰っていただけるなら、プレゼント致します」と言い、サプライズ続きの彼女は「えっ、ホントですか？　ありがとうございます！」と、喜んでいた。

　そのままアルバイト終了時刻となり、ロケについて「楽しかった」と満足気な広瀬。光一は「ホンマ上手やったし」と称賛し、剛はカップルに向かって「すずちゃんのことも、引き続き応援してあげてください」と、お願い。そして、「すずちゃん。最後に番宣していいよ！」（光一）、「どうせ番宣でしょ？」（剛）と許可が出たところで、俳優・山崎賢人と共演した映画『四月は君の嘘』（9月10日公開）のPRタイムへ。告知中に剛と光一が前に出てくる“妨害”もあったが、広瀬は負けじと「4人の高校生たちが送る、切ない青春音楽ラブストーリー映画になっております。爽やかな、カラフルな映画になっていますので、良かったら劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです」と、宣伝。最後に、キンキは撮影に協力してくれたカップルにお礼を述べ、広瀬も「これ着ていただいて、映画見に行ってください」と、アピールしていた。

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