【KinKi Kidsのブンブブーン】鈴木奈々のセカンドハウス探しをお手伝い！　堂本剛、光一に“お触り”し「これ、おっぱいやん」

2016年8月22日

　一行が移動したのは、千代田線赤坂駅から徒歩5分の「ルミエールAkasaka」。築39年の建物だが、入り口はオートロックでセキュリティーも万全とのこと。福田さんは3人を401号室へ案内するも、階段で辿り着いたのは“3階の401号室”だった。このカラクリを確かめるべく扉を開けた鈴木は「すごい！」「面白い、面白い！」と、一人で中へ。ここで、剛は「上、どんな感じ？」と質問して鈴木の意識を逸らし、その隙にバタンと閉扉。そこへ光一も背中で扉を押さえて加勢したところ、鈴木は中から「ねぇ！　ねぇねぇ！　ちょっと！　ねぇ開けて～！　開かな～い！」と、大騒ぎだった。

　やっと扉を開けた剛は「シー！」と静かにするよう伝えたが、注意をスルーして「ねぇ、来て、来て……」と、剛を引っ張り入れる鈴木。実はこの物件、扉を開けた玄関の向こうはすぐ階段になっており、光一は「隠れ家風でおもろいね」と、コメント。全員で階段を上がってリビングに到着すると、リノベーションされた快適空間が広がっていた。さらに、料理好きな鈴木にぴったりの最新型キッチンシステムに、セカンドハウスとしては十分すぎるほどの収納スペースがあり、トイレや風呂などの水回りも清潔感バッチリ。また、光一が「さっき言ってたバルコニーもあるやん」と言うと、福田さんは「ココだけではないんです！」と、“一番のおすすめポイント”という約22.5㎡のバルコニーへ案内した。

　一同がリビングにある階段を上っていくと、そこには「友達や旦那とバーベキューがしたい」と希望していた鈴木にとって、かなり嬉しい広さのバルコニーが。この日は特別にオーナーさんから許可を貰い、鈴木にイメージを掴んでもらうための“バーベキューセット”が用意されていた。そして、「いいですね。ホント“東京”って感じですよね」とすっかりノリ気の鈴木に、剛が「この家をセカンドハウスとして借りますか？　借りませんか？」と決断を迫るも、当人は「借りません！」と、断言。鈴木はその理由について「ちょっと、やっぱ気になったところがあったんですよ、1個」「築年数が一番気になりましたね」と正直に答え、希望の新築を求めて「もうちょっと……。あともうちょっと（ほかの物件も）見たいです」と、懇願した。キンキの2人が新築で20万円以下は「無理」と助言しても、鈴木は「無理かなぁ？　でも私、やっぱり新築がいいな～！」と、諦められない様子。剛が「『新築』って思い込んで住むっていうのはどう？」と提案するも、「ヤダ！　思い込めない！」と拒否していた。

　福田さんと別れ、3人が次にやってきたのは渋谷区の広尾。光一が「広尾はセレブな街ですよ」と話すと、鈴木も「お金持ちがいっぱい住んでる街ですよね」と、印象を述べた。また、光一は「広尾は、僕、昔住んでました」と明かし、「静かでいいですよ」「輩（やから）がいない」と住みやすさをPR。ここで、2件目を紹介してくれるファーストリア株式会社恵比寿本店の店長・松田貴之さんと合流した。

　今回、松田さんは「土地の価格が日本一高い広尾の新築ワンルームマンションバルコニー付きが限界価格の家賃19万円」という物件を提示。広尾に住んだことがある光一は「ちょっと考えられへんね！」と、通常ではありえない条件に驚きの声を上げた。そんなお値打ちの部屋は日比谷線広尾駅から徒歩10分の「フォレストヒル南青山」の最上階（401号室）で、キンキはここでも先に玄関に入った鈴木を閉じ込めるお茶目っぷりを発揮しつつ、全員で入室。こちらはガラス戸で間仕切りができる1LDKタイプの部屋になっているが、仕切らなければ13畳のワンルームとしても使える広々空間。また、部屋全体が見渡せる広めのキッチンは赤く塗られており、鈴木は「キッチン気に入っちゃった！」「赤いっていうのがすごいカワイイ！」と、大ハシャギ。

　一方、キンキは鈴木を収納スペースに閉じ込めたり、バルコニーに閉め出したりとイタズラを繰り返しながら、「（静かにしないと）ホントに周りヤバイから」（光一）、「近所迷惑になるから」（剛）と、もはやお決まりの流れを展開した。いちいち大騒ぎして体力を使う鈴木に、光一は「なんでそんなに疲れてんの？　物件めぐりでそんな疲れることある？」と“イジワル”な一言も。このようにふざけっぱなしの3人にも、松田さんは「（バルコニーに出てみた感想は）いかがですか？　空に圧迫感がなく開けてますよね」と、物件をアピール。残念なことにバルコニーでのバーベキューは禁止とのことだが、安全面に気をつければ植木を置いたり、子ども用プールを使用することはOKだとか。

　総合的にかなり喜んでいた鈴木だったが、「この家をセカンドハウスとして借りますか？　借りませんか？」（剛）と判断を迫った結果、またしても「借りません！」と苦笑い。キンキが理由を尋ねると、鈴木は「あのね、やっぱ欲が出てきちゃったんだよな」「もうちょっとだけ広さが欲しいですね。もうちょっと部屋数が欲しくなっちゃった！」と、希望を追加。光一は「それは無理やわ！」と言い切り、剛も「だからもう広尾とか（都心は）無理かな」と諦めモード。すると、松田さんは「事前にご条件をお伺いさせていただいたんですけれど、やっぱり賃貸物件じゃ難しいんですね。ということで、購入されてもいいんじゃないですかね？」と、まさかの“分譲”を提案した。

　鈴木は「ちょっと待って！　購入は無理だよ！」と尻込みしたが、光一は「買っちゃった方が今どきいいってのもあるよ」「だって、20万円とか25万円を月払っていったらさ、それだけで1年で240万円……250万円ぐらいいっちゃうワケじゃない。2年で500万円よ」と具体的な数字を持ち出し、剛も「って考えたら、ローン組んでとかでもいいし……」と、後押し。「買うんやったらよ？　どれぐらいの予算やったら（出せる？）」（剛）という質問に、鈴木は「え～？　どのぐらいだろう……」と真剣に悩み始め、剛にだけ耳打ちで教えることに。鈴木が「絶対言わない？」と釘を刺したところ、剛は「言わへんよ。俺、それでオーディション受かったんやから」と、真顔で発言。「何それ？　どういうこと？　言わないでオーディション受かるんですか？」と笑う鈴木に、さすがの光一も「ゴメン。俺にも分からへん」と呆れたが、剛はなおも「それでオーディション受かったのよ」と、ジョークを飛ばした。

　その後、鈴木から予算額を耳打ちされた剛は「マジで？」と“素”に戻り、「そのぐらいしか出せないな」（鈴木）という言葉にも、「いやいや、なかなか出すね」と、驚いていた。この時、金額は伏せられたままだったものの、移動中のトークで剛は「さぁ、ということで、1億円で家買うんですけども」と、鈴木の予算をサラリと暴露。鈴木が「ちょっと待って。サラっと言いましたよね？　今」などと抗議するも、剛は「何がですか？」「当たっちゃった？　当てずっぽうっていうか……」と、まったく悪びれず。早々に購入予算がバレてしまい、ここからは企画が「鈴木奈々 1億円で家を買う」に変更された。

　世田谷区・経堂で3人を待っていたのは、株式会社エスケーホームプロパティ・不動産営業部課長の臼井揚二さん。ここは小田急線経堂駅から徒歩15分の新築4LDK、分譲一戸建てのデザイナーズハウス「Luxsis経堂」で、駐車スペース付きのため月々の駐車場代は不要という物件。玄関を入ってすぐに、お城のようならせん階段が目に飛び込み、鈴木は「すごいオシャレなんだけど！　ヤバイ！」とテンションMAXに。一方、剛は「GoPro（小型カメラ）も付いてる！」と小ボケを挟み、鈴木から「これは違うよ。これはいま付けたんですよね」と、ツッコミを受けた。その後、改めて家の中を見渡した剛はプライベート感満載の中庭を見て「ここでバーベキューいけるんちゃう？」と、イメージ。ここで、中庭に出て行った鈴木を締め出すという、本日5回目のイタズラも行われた。その中庭は、11平米ほどのスペースがあり、バーベキューや子どもの遊び場としても最適。また、2つならんだ縦長の窓の前では、キンキがスッポリと収まり、「これできるで」（剛）、「なんやったら、KinKi Kidsしに来るで？」（光一）と、謎のアピールも。

　鈴木はすっかりこの物件が気に入った様子で、実際に住むことを想定して隅々までチェック。風呂場では「私、ここ入りたい。（浴槽に入って）ねぇ、一緒に入ろうよ」とキンキを誘い、光一から「なんでやねん」「旦那と入れ！」と一蹴されていたが、浴室にテレビやミストサウナが完備されていることでなおさらゴキゲンに。2階には全部で4つの部屋があり、家族が増えても安心といった利点も多かったが、最後に鈴木が「この家、いくらですか？」と聞くと、臼井さんは「1億2000万円です」と発表。これを受け、キンキの2人は「1億2000万円でこの平米数、土地が手に入るとするならば、僕はマンションを買うよりも……。セキュリティーは（オートロックのマンションと比べると）ぐんと落ちますが」（剛）、「管理も大変だけどね」（光一）と見解を述べ、購入をオススメした。

　そして、剛から「この経堂の1億2000万円、一軒家、買っちゃいますか？　買いませんか？」と聞かれた鈴木は、悩んだ末に「買いま……せん！」と、宣言。もったいぶった割に肩透かしをくらい、光一は「なんやねん」と倒れ込み、剛も「『買いません』を言うための前振りをやってんの？　ずーっと前振りやってんの？　今日」と、残念そうにリアクション。しかし、購入予算から2000万もオーバーしていたこともあり、鈴木は「ねぇ、ちょっと待って」「冷静に考えてください。まず、1億2000万円を、まだここに来て20分くらいしか経ってないんですよ！　決めれないですよ！」「『買います！』って言えないですよ、さすがに！」と、必死に説明。

　これには、光一も「ごもっともやわ」と納得し、鈴木は「でしょ！？」「だからもうちょっと時間をください、私に」と、即決は不可能であることを主張した。とはいえ、真剣に物件選びを考えている鈴木は臼井さんに「名刺いただいてもいいですか？」と、お願い。剛に横取りされそうになりながらも、なんとか名刺をゲットした鈴木だったが、最後に光一が「今からね、この1億2000万円のお家から、6万円の家に帰ってください」と現実に引き戻すと、「なんか一気にテンション下がるんですけど」と、ガックリ。最後は光一の「『現実見ろ』ってことよ」というトドメの一言でエンディングを迎えた。

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