【KinKi Kidsのブンブブーン】オードリーと“コンビ愛”が強いのはどっち!?　堂本光一、「負けるワケにはいきません」と意気込んだ結果は……

2016年8月16日

　まずは、4人全員が37歳の同世代という話から、若林が「お2人は最初の出会いは？」と尋ねた。キンキは、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長に呼ばれて行った「横浜アリーナ」と答え、光一が「『もう一人、堂本っているんだよ』って言われて。それで、あのボックス席のところだよな。もう（剛が）先に来てて、ボックス席のとこ入ったら剛くん居て。そこで（お互いに）『堂本です』『堂本です』って（あいさつした）」と、振り返った。また、その後は神奈川県・横浜にあるインターコンチネンタルホテルの同じ部屋に泊まったそうだが、何もすることが無く、2人で「8チャンネル（フジテレビ）」を見たんだとか。つまり、キンキが初めて一緒に見たチャンネルは同番組が放送されているフジテレビだったといい、これを聞いたスタッフが喜ぶ一幕も。

　キンキの出会いエピソードを終え、1つ目の企画「さわってさわって！　相方探し」を行うことに。これは、コンビの片方が目隠しをした状態で、エキストラを含めた5人の中から相方を触って当てるというゲーム。先攻のオードリーは、漫才で体を叩くなどお互いを触り合う回数が多いため、自信があるとのこと。春日が目隠しし、いつもの漫才スタイルで春日がツッコミを入れた後、隣に立った人物も胸の辺りにツッコミをやり返す手法を選択した。

　しかし、最初のエキストラ2名がなぜか顔にツッコミを返し、動揺する春日。3人目の光一は勢いよく胸の辺りを叩き、春日は「ウッ」と痛そうな声を漏らした後、「単純に怖いんだけど！」と、ビクビク。4人目の剛は、春日から受けるツッコミとほぼ同時に叩き返し、春日は「当たるより先に叩かれてなかったか？」と言いながら、やはり痛そうに上半身を丸めた。一方、最後に若林のツッコミを受けた春日は「おっ？」と、馴染みある感覚に気付いた様子で、相方を当てることに成功。

　今度はキンキの番となったが、光一が「もはや触りませんよ、僕らは」と宣言。驚くオードリーに、光一は「取材とかで横にならぶだけでもう分かるもん！」と、普段の取材や撮影の立ち位置を見せ、剛も「これでたぶん分かると思う」と同調した。若林が「嘘だ～！」と疑うも、光一は「『写真撮ってください』みたいな。で、『もうちょっと顔寄せて』とかよく言われるんですよ。そんな時こう顔を寄せるみたいな感じがよくあるわけですよね。これでもう分かると思います！」と、断言。そこで、剛が目隠しし、ほかの5人が順番に横に立って肩と肩が触れ合うくらいの位置で写真撮影を再現した。すると、剛は1人目のエキストラの時点で笑い出し、2人目は光一だったが、やはり全然分からないのか笑いが止まらず。

　5人目の春日まで終えた時点で「（5番は）唾液の音がすごい」という理由で選択肢から外れ、「1（番）もない気がする」と語る剛。2人目は正解の光一だったにも関わらず「何か胸板が硬かった」と言い、逆に3人目のエキストラが「一番自然やった」とのこと。剛は「僕らは、何度も言うけど、ホントに今の感じを何百回と（やってきた）」「これはビシッと直感で当てたらいいかなっていうことで、3（番）でいきますよ」と、不正解のエキストラを選択。剛は目隠しを外す直前に「19年目ってことでね。これから20年目に突入するっていうことで……」と、光一に向けてのメッセージを語り出し、「ホントに、これからもよろしくな」と、目隠しを外して振り返った。ところが、背後に立っていたのはもちろん光一ではなくエキストラ。剛は「誰やねん！」と声を上げ、当ててもらえなかった光一も「分かったと思ったのになぁ！」と悔しそうにしていた。

　次の対決は、相方が書いた答えを予想し、より多くシンクロさせたコンビが勝利となる「以心伝心！　シンクロ一問一答」。第1問は「コンビでの活動で1番楽しかったことは？」というもので、オードリーはそれぞれ「アメフトのスーパーボウルを初めて見に行ったこと」（春日）、「アメフトのスーパーボウルのロケ」（若林）と記入し、見事にシンクロした。

　かたや、キンキは回答前に「たぶん共通してるんちゃうかな」（光一）との発言もあり、剛は光一の回答を「J-FRIENDSの仕事」と予想。J-FRIENDSとは、1995年の阪神・淡路大震災へのチャリティー活動として97年にTOKIO、V6、KinKi Kidsの3組で結成されたスペシャルユニットだが、剛は「『キンキとTOKIOとV6で』って……。そういうワードを結構言いながら、インタビューとか答えてる時がすごく多いので」と、同意見に期待した。

　剛の願いも虚しく、光一が書いていたのは「（フジ系で放送されていた）『LOVE LOVEあいしてる』などでハワイに行った」という、まったく別の思い出。シンクロに失敗した光一は「剛くん、これちゃうんかな～」と嘆き、剛も「これは今思い返せばね、本当楽しかった」と、認めた。また、光一は「J-FRIENDSも確かにね。“また3つのグループが集まってやれたらいいのに”って思うことあるんですけど」と、“楽しかった経験”であることは間違いないとしつつ、「ただ、最近ハワイにも全然行ってへんやん？　そういうのもあって何かこれ楽しかったなって……」と話し、剛も「やってもた」と、ヘコんでいた。

　キンキがオードリーにリードを許したまま迎えた第2問は「売れたと思った瞬間は？」。ここで、光一が「あー！」と何か思いつくと、剛は「え、何？」「びっくりした。19年目で初めて聞いた声！」とコメント。今回もオードリーが先に答え合わせをしたが、ここで春日が「事務所の健康診断を受けられた時」と予想したところ、若林が書いていたのは「ハチ公前でのロケが大騒ぎでお蔵入りになった時」で、シンクロならず。そのロケは「突然オードリーが渋谷に現れたら何人集まる？」といった企画だったそうだが、何百人もが押し寄せて揉みくちゃになり、あまりにも危険でお蔵入りになったんだとか。しかし、春日は「これじゃないよ。この前に健康診断受けてるからね！」「一番古い記憶のところから持ってこないと」「全然テレビ分かってないよ！」と若林を責め、「それだけはお前に言われたくないよ」と返されていたのだった。

　対するキンキは、まず光一が「ジャニーズあるある」として、先輩のバックで踊っている間は「自分たちの衣装がない」「先輩のお下がりの衣装だったりする」と説明。靴一つでも、たくさんある中から少年隊・東山紀之や錦織一清など先輩の名前が書かれたものを使っていたそうで、「初めて自分たちの衣装を作ってもらった時」が“売れたと思った瞬間”だと答えた光一だが、剛が書いていたのは「マネージャーさんがついた時」で、またしても答えが揃わないキンキ。剛は1994年のドラマ『人間・失格～たとえばぼくが死んだら』（TBS系）に光一と出演していた時のことを例に、「マネージャーさんというマネージャーさんついてない」「だから電車で（現場に）行ってたんです。普通に2人で」と、回顧した。

　その流れで、剛は「デビュー前から武道館でライブさせてもらった」ことに触れ、「ジャニーさんに『YOUたち、武道館でやるよ』って言われて。お客さんがぶわーっと入ってて泣きそうになって。“こんなに人来てる”と思って、超緊張して……」と、当時の心境を吐露。本番では歌やダンスをこなすも、“剛がMCで繋いでいる間に光一が着替え、その後ソロダンスで登場”という流れでは、緊張で全く喋れなかった剛が「続いては光一！　よろしく～！」と、早々に振ってしまう場面もあったそう。光一は「いや、まだ、まだ、まだ～！」と着替え途中の様子を再現し、オードリーの爆笑を誘った。

　そんなキンキは1勝もできないまま、この日最後の企画「息を合わせて　フーフーティッシュ」対決へ。これは、コンビが手を繋いだ状態で、上から落ちてくるティッシュを“フーフー”と吹き、どれだけ地面に落とさずキープできるかを競うゲーム。先にチャレンジしたオードリーの記録は10秒48だったが、ここまでいいところがなかったキンキは、最後の対決に向けて入念に打ち合わせ。はじめに剛が「最初の一吹き、ちょっと自信ないから行ってもらっていい？」と、光一にお願い。その後は「俺も自信ないなぁ」（光一）、「日常でないやんこれ」（剛）、「上からティッシュ降ってくること？」（光一）と言い合いつつ光一がカメラから見て奥側になり、落ちてくるティッシュの近くで待ち構えることに。

2人は固く手を結んで上から降りてくるティッシュを見つめていたが、いざ降ってくると、ほとんど吹き返せないまま地面に落下させてしまい、即刻終了。これには春日が「ひどい！」「いやちょっと勝負だけど映さないであげてもらっていい？」と、ジャニーズとしての映りを心配するほどだった。

　ティッシュは2人の間をスーっと落ちていったが、剛は「（光一の）1回目の“フー”弱ない？」と、指摘。これに、光一は「“いつ吹いたら一番効率いいのかな”って考えすぎてしまって“吹こうかな”って思った頃にはもう肺に空気が入ってなかった！」と、言い訳した。剛は「どういうことやねん！」と呆れ、春日にも「おじいちゃんじゃん」と言われる始末。そして、キンキの記録は7秒28と残念な結果で、今ひとつ“コンビ愛”を発揮できなかったキンキの2人に対し、オードリーは「オープニングからやり直しましょうよ」（若林）、「最後に逆転して『やっぱりKinKi Kids強かった』みたいになるかと思ったら、そのまま終わってったからね。たぶん今回つまらないと思うよ！」（春日）と、バッサリ。容赦ない言葉を浴びせられながらも、最後は楽しそうに笑うキンキだった。

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