【KinKi Kidsのブンブブーン】佐藤栞里と夏を満喫！　堂本剛、ウォータースライダーで止まった光一を“救助”

2016年8月8日

　3人はさっそくスタート位置につき、ホイッスルの音で一斉に浮き輪にダイブ。佐藤と剛はうまく浮き輪に乗って、勢いよくスライダーを滑り出したが、なんと光一は浮き輪が跳ねて乗れず、勢い余って自分だけスライダーを駆け降りてしまうというアクシデントが発生した。光一自身が一番驚いたようで「マジかよ！？　ちょっと待って！　待って！」と慌てて浮き輪の場所に戻ったが、その間に順調に滑り降りていく剛＆佐藤。特に、剛は番組がBGMとして流したキンキのヒット曲「ジェットコースター・ロマンス」（1998年発売）がピッタリなほど軽快な滑りを見せ、ゴール間近で失速するも堂々の1位でゴールした。

　剛は余裕で「遅いぞ、お前ら！」と声を掛け、そこへ楽しそうにはしゃぐ佐藤が2位で到着。全身ズブ濡れの剛は「ビッショビショやん！」と苦笑した後、スライダーの途中で浮き輪ごと動かなくなっている光一に気付き、「アイツ何してんねん！」とビックリ。ちょうど水が上から滴り落ちる地点で動けなくなっていた光一は「どうすんの？　これ……」とうなだれていたが、そこへ剛が「そこ止まってたら濡れるから」と優しい言葉を掛けつつ、相方の浮き輪を押して走り出した。光一は「あっ、いいね、いいね！」と、ようやくスライダーを楽しみながらも、「最初っからこうすればよかったんちゃう？」とも。剛は最後に転んでしまったが、その反動で押し出されるように光一がゴール。「あ～、もうビショビショやん、もう！」と嘆く光一とは対照的に、剛は「もう1回やりたいくらいやもん！」とノリノリだったが、光一は「ごめんなさい！　私やりたくないです！」と、断言した。

　1位になった剛は、黄色いさくらんぼとして貴重な品種「コルト月山錦」をゲット。光一は珍しいご褒美に興味津々だったが、さくらんぼに伸びた手を剛が振り払う場面も。実際に食べた剛は「肉（果肉）が“ぶりん！”ってなってる。中から“ぶりん！”って出てくる」と、感想を口に。この言葉に、光一は「（スライダーの）最初の俺みたいに“ぶりん！”ってなってる？」と自虐的に返し、笑いを誘った。また、ここで佐藤が「実はですね、私“さくらんぼのテンションが上がるおいしい食べ方”がありまして、お2人にもやってもらいたいなって……」と言い出し、剛が「『テンションの上がる食べ方があるんで、お2人もしよかったら』っつったら、俺、濡れた（濡れて勝った）意味何やねん」と、ツッコミ。結局、佐藤の「もしよかったら、3人で試してみませんか？」という提案は受け入れられ、まずは佐藤がお手本を見せることになった。

　佐藤は、さくらんぼを目いっぱい口の中に入れて噛むと、口の中で“100％ジュース”が出来ると話し、種は後からまとめて出すと指導した。佐藤にならってキンキもチャレンジし、“せーの”で2人一緒にさくらんぼを噛み締めたが、佐藤の「ジュースになりました？　100％の」「いかがですか？　感想などありましたら！」に対して、しばらく沈黙。ようやく種を吐き出した光一が、「いや、おいしいよ？　ただ、感想言われへん！」と訴えた。さらに、剛は絶妙のタイミングで口から種を出した後、「おいしい！」と、コメント。光一は「こいつ、ズルいよなぁ～！」と言いつつ、大爆笑していた。

　続いて、2つ目の「頂上を目指せ　ウォールクライマー」のバトルへ。佐藤が、そびえ立つボルダリングの壁を見上げて「いや～高い！」と言うと、剛は「（壁が）高いし、僕だけダサい！」と、スライダーで濡れたために着替えた“青ジャージ”への不満も飛び出した。装いも新たに挑む今回のバトルは、11mの壁を登って一番早く頂上に着いた者が勝ちとなるルール。3人ともボルダリングは初めてだというが、3つの壁のうち左のものだけ途中から角度がついており、高難度だと察知した3人。すると、光一が「じゃあ、僕はまぁ一番右行こうかな」と勝手に決め、佐藤もすかさず「あ、じゃあ私ここ（真ん中）！」と、2人して左の壁を回避。出遅れた剛が「いやいや、おかしいやん！」「おかしない？」と主張するも、光一は「立ち位置のまま（自分の後ろの壁を選んだだけ）」と、剛の言い分を却下。剛は「これ、だって（左は）今『一番難しい』って言ってたやつやん」と食い下がったが、佐藤からも「でも低く見えますよね？」「オススメです」と言われる始末。剛は「ポジティブやなぁ」と観念し、ようやく各自のコースが決定した。

　今回のBGMは、1999年に発売されたキンキのシングル「フラワー」。今度は光一がスイスイと登っていき、それを追う格好の剛だったが、角度がある部分に達したところで「え～！？　ちょっと待ってよ……」と、困惑。その隙に光一が1位でゴールし、「イエーイ！」と喜んだ。角度部分で「これ、どうすんの！？」と立ち往生する剛の下から、佐藤も頑張って登って来ていたが、途中で落ちてしまい失格に。剛も反り返る壁がなかなか突破できず、「これ、どうなってんの！？」「痛い、痛い！　（足）つった、つった！」などと大騒ぎ。頂上の光一から「早くしてくれるかな？」との声が掛かると、剛は「光一……あばよ！」と、芝居口調で壁から手を離してリタイアした。

　こうして、優勝は1位で唯一クリアした光一となり、ご褒美には高知県産の大玉すいか「ルナピエナ」が贈られた。一口かじった光一は「これはうまいわ！」「甘い！　すんげえうめえ！」と歓喜。ここで、またしても佐藤が「あの、実はですね……」と口を開き、剛が「おっ！　また来た！」「それ詐欺やで？　“あのですね詐欺”やで！」と、佐藤の“やり口”に名前を付けた。佐藤は笑いながら、「お2人に紹介したい“テンションの上がるすいかの食べ方”がありまして、もしよかったら私が試して……」と、丁重にお願い。光一が「あの志村（けん）さんみたいのじゃなくて？」と尋ねたところ、佐藤は「大正解です！　すいかの“志村食い”（志村がコントで披露するすいかの早食いの通称）という食べ方が……」「私、夏になると毎日お風呂場でやる」と、回答。剛は「そりゃそうやね。志村食い、リビングでやったらえらいことになるから」と笑ったが、佐藤は「なので、緑いっぱいの場所で、3人で“うわ～！”ってできたら最高だなって思って」と、2人を誘った。剛が「いいけど……」と承諾すると、佐藤は「じゃ、食べましょう！」と意気込み、光一は「結局、勝負関係あらへん」と、ボヤいていた。

　さっそく佐藤から“志村食い”を行い、次に剛が挑戦。「こうやって食うことはないよね」（光一）、「贅沢ですよね」（佐藤）と見守られていたが、途中でむせてしまった。光一は「そう考えると、志村さんってすげぇな！」と感心し、剛も同意。最後はそんな光一が志村食いに挑み、松村アナが「上品ですね！」と評価すると、佐藤も「確かに。王子様の志村食い」と続き、剛は「志村、志村！　いいよ！」とはやし立てた。ところが、口の中がすいかでいっぱいになった光一は一言も発することができず、「喋れへんよ、どう考えても」と、相方を思いやる剛。また、ここに来て佐藤が「このすいかは（おいしいから）ゆっくり食べた方がいいかもしれない」と主張したため、「何やねん！　やらせといて！」（光一）、「これホンマにゆっくり食べた方が全然おいしいわ」（剛）と、呆れるキンキだった。

　3つ目のバトルは、ウマやトラなどの形をした“アニマルライド”の中から好きなものを1つ選び、番組特製のレース場を走るという「駆け抜けろ　アニマルライド」。アニマルライド選びでは、剛が「レディーファーストでいいよ」と優しさを見せ、佐藤は「優しい！　いいんですか？　絶対にこれです！」と、一番大きなウマをチョイスした。剛は「僕は親戚にキリンがいるんで」と、大きなキリンを選び、最後に光一が「僕は普段、仕事でも何でも移動する時ウマなんで」と、小さなシマウマを選択。剛の「白いしね」との言葉にも、「うん、白い……ちょっと白馬に近いし」と、“王子キャラ”を貫いた。

　レースのBGMは、2000年発売のシングル「夏の王様」。これまでのバトルではキンキに勝利を奪われていた佐藤だが、今回はスタートからぶっちぎりの走りを見せた。2番手に剛が続き、もたつく光一はカーブでもシマウマをうまく操ることができず、「曲がらへん……」と苦しい表情。その間に佐藤が1位でゴールし、すぐ後ろから剛が2位で到着。しかし、2人が振り返ると光一は折り返しのコーンを曲がれず、コースから外れてまったく別の方向へ進んでいた。剛が「野生に放たないでください！」と叫ぶと、光一は「この子、曲がってくれへんねん」と、弁解。その後、「これ（ウマ）の方が絶対楽なんじゃないの？」（剛）という話になり、キンキがほかのアニマルライドも試乗。剛は佐藤が乗っていたウマに乗って「全然ええやん！」と驚き、剛が乗っていたキリンを試した光一も「キリンめっちゃええやん！」と感激。さらに、光一は剛が体験を終えたウマにまたがって「あっ、普段乗ってる感じする！」と王子らしくコメントしたが、走り出すと「えー！？」「すげえこれ！」「これは楽しいよ！」と、素で喜んでいたのだった。

　レース勝者の佐藤に贈られたのは、北品川の喫茶店「いちょうの木」のかき氷。この日は特別に店主・今智子さんが現場を訪れており、佐藤は人気メニュー「抹茶わらび」をオーダーした。佐藤は「新感覚です。シャリッとした氷と、ふわっとした生クリーム」と、斬新な組み合わせを味わったが、一方で豊富なラインナップを見た光一は「いろんな種類あるけど、たとえば（ウィスキーの）『山崎』とか『白州』とかでお願いしたら、どんな感じになるんですか？」と、質問。これに、今さんが「ちょっと練乳入れて、お酒ふるとか、塩ふるとか」と答えると、「ウイスキーに練乳！？　まったく想像つかへん」（光一）、「でもウィスキーにチョコレート合うからね」（剛）と、ザワつくキンキ。結局、光一が「ちょっと作ってもらっていいですか？」と注文し、下にカスタードクリーム、上からは練乳と塩、ウィスキーをかけた「白州スペシャル」を食べてみることになった。

　未知のかき氷を運んできた剛は「めっちゃええ匂いする！　俺、これ好きかも！」と、食べる前から高評価。光一は「ホンマは勝者しか食ったらアカンのに、今日すべてがグダグダやな！」と笑いながら2人でかき氷をつつくと、揃って「うまーい！」と、大喜び。2人のスプーンは止まらず、「やばーい！」（剛）、「これうまいよ！　こんな感じなんだ！」（光一）と大絶賛した。佐藤は「（今日のロケで）一番テンション上がってません？」と、ハイテンションな2人に驚きつつ、いざ試食すると「おいしい」「大人なかき氷ですね。ちょうどマッチして」と、納得の表情。

　ここでエンディングとなり、佐藤は「『夏、何したい、何したい、何したい……』って想像していたことが、今日のこの数時間でギュッていろんなことができたので、もう夏休み体感した感じです」と、満足気にロケを振り返った。光一が「じゃあ、“2016年の夏の思い出は『KinKi Kidsのブンブブーン』に出たことです”って言ってくれるの？」と聞くと、佐藤は「あ、じゃあアンケートに書きます！」と、ニッコリ。自身が声優に初挑戦した映画『ペット』（8月11日公開）の宣伝もバッチリ決めていた。

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