及川光博、“元相棒”の水谷豊と共演！ 不仲疑惑の真相に触れ「落ち込んでました」「作品に迷惑かけちゃいけないと……」
歌手で俳優の及川光博がMCを務める音楽番組『Good Time Music』（TBS系、7月5日深夜放送）に、俳優・水谷豊がゲスト出演。人気ドラマ『相棒』（テレビ朝日系）で共演していた2人が、一部週刊誌などで伝えられた「不仲説」について言及した。
同ドラマは、警視庁の窓際部署・特命係に所属し、「切れ者だけれど変人」というキャラクターの杉下右京（水谷）が、相棒とともに事件を解決していく物語。及川は俳優・寺脇康文に次いで2代目相棒・神戸尊役として、season7の最終話からseason10まで、およそ3年間にわたって右京の“相棒”を演じた。
番組のオープニングでは、ティーカップを手にした右京と、ペットボトルを持った神戸が雑談するという『相棒』さながらの1コマを再現した2人。及川は「これが（水谷とは）お久しぶりではないんですよ」「とある撮影所でこの間もチラリとお会いしまして。エレベーターご一緒した時に（右京風に）『おやおや』って」と、偶然の出会いを報告。「こういうツーショットになるとは。この『Good Time Music』で。やっぱり、あの音楽がかかると、“神戸くんスイッチ”が僕も入るんですよ」と、嬉しそうに話した。
2人の初共演は『相棒』だったが、及川は水谷と初めて会った際の印象について「覚えてますよ。それこそ、ド緊張。本当に緊張しましたが、フランクで。とにかく握手から入るっていう。で、『よろしく』って言って。和やかなムードを作ってくれる方でしたね。現場中がそうでしたね。水谷さんの笑顔と握手とか。最近ではグーパンチですか」と話し、グーパンチを実演。
MCのDream・Amiから、次の相棒が及川になると聞いた時の率直な感想を問われると、水谷は「“もう間違いない！”と。間違いないと思いましたし、役もエリートなんですね。神戸尊っていうのはエリートで。『お互い2人、エリートだと上手く行かないんじゃないか』ってことも言われたんですけど。でも、逆にそれだからこそ面白いっていう。エリート、どう違うかっていう。“みんなエリートって同じじゃないんだ”っていうことをやれるというところから始まって。やっぱり面白かったですね」と、感慨深げにコメント。及川も「会話が軽妙でスリルがありましたよね。要はバチバチとぶつかってるんでですよ。天才・杉下右京と秀才・神戸尊、どうしても越えられないんですけど。立ち向かっていく若さがね。まぁ、自分で言うのもなんですけど。その若さが面白い化学変化というか」と振り返った。
水谷は「あれが好きだったなぁ、僕。右京に嫌味とか言われて、あれもうseason7の最後で、もうあの芝居やってたのかなと思うんだけど、僕がなんか嫌味言うと、『ウッ！』って言うんですよ」「今だから言いますけど、あれが大好きだったんですよ」と、及川の演技をベタ褒め。「ありがとうございます」とお礼を述べた及川は「楽しかったですね。ケンカすればするほどクスッと笑えるっていうのが。これでもね、そういう風に誘導されたんですよね、僕も。いつかね、言われたんですよ。エリートで頭も切れる、ちょっとニヒルな役どころだったんですけど、『チャーミングって大事だよ』っていうことを言われたんですよ。それが、今でもあらゆるキャラクターを演じる時に“愛される努力”っていうのは、チャーミングっていうのは考えますね」と、水谷から学んだことを明かした。
一方、水谷には「どうしても忘れられない名場面」があるという。そのVTRが流れると、すぐさま「あ、ヤバイ。これはヤバイ展開だな」と、焦りだした及川。それは、妻で女優の檀れいとの共演シーンだったが、水谷はこの出会いを予言していたとか。「毎回、どなたがゲストに来るかはギリギリにならないと、（台）本もできてこないんで、決まって行かないんですけど。『絶対にこれ（ドラマの撮影）やってる間に、みっちゃん（及川）に誰か似合う人が来る』という風に言ってたの」とぶっちゃけると、及川は照れ隠しなのか「ふ～ん」とポツリ。
これに水谷は「『ふ～ん』じゃないよ！」と返したが、及川は「そんな話しましたけどね」と、まるで他人事のようにコメント。なおも「なんかね、“2人似合うな”って、撮影の時にそういう思いがあったの。ただ2人はどうかっていうのは別のことなんだけど。僕は“似合うな”と思ってましたよ」と話すように、水谷は及川＆檀を見て何らかの直感が働いたようだ。
その及川は『相棒』の中で「西八王子市市役所職員」という台詞に苦労したそうで、「3回NG出した」とのこと。「僕の20年のキャリアの中で一番辛かった台詞、そこ！」「（相棒の現場は）相当鍛えられましたよ」と、語った。
ここで番組は、週刊誌やネットニュースなどで伝えられている2人の「不仲疑惑」の検証に突入。2ページ目へ