【KinKi Kidsのブンブブーン】三浦春馬と本気の体力測定！　堂本光一、“おじいちゃん”な剛の右膝を心配

2016年7月4日

　2つのテストを終えたところで「スペシャルテスト」を行うことに。三宅トレーナーは「運動するとき必ず頭から命令を出して体を使うのですが、ここの神経系統が年とともに乱れてきます」と話し、3人の現時点での「脳と体の協調性をチェック」するとのこと。やり方は、童謡「うさぎとかめ」に合わせて両手でグーとパーを前後に出し、4小節ごとに手を叩いて入れ替えるもの。最初に挑んだ三浦は完璧で、三宅トレーナーも「すごいです！」「テストでやると100人やっても一発でできる人がいないぐらい。若いも老いも関係なくホントに頭と体のフィットネスができてないとできないことなので、素晴らしい感覚です」と、驚きの表情。

　続いて、光一はチャレンジ直前に両手を広げて天を仰ぎ、「ここは東京ドーム！」とイメージ。しかし、1回目の入れ替えでさっそくミスしてしまい、隅に座り込んでうなだれた。光一の落ち込む姿に、三浦は「（『あしたのジョー』の）ジョーみたいになってる」と、指摘。泣きの一回でリベンジする光一だったが、「ここは東京ドーム！　本日2公演目！」と再イメージするも虚しく、同じ箇所で失敗。剛が「あ～、面白い。今の！　またやん！」と面白がる一方、光一は「これはムリ！」とギブアップした。

　今度はそんな剛の番になり、「それでは最後の曲になりました、聴いてください。『かめさん』、聴いてください。今日どうもありがとう！」と、光一と同じく“コンサート風”に前フリ。光一が越えられなかったポイントはクリアしたものの、その直後にミスしてしまい、同様に“あしたのジョー”スタイルで意気消沈。剛もリベンジするということで、またもや「今日もダブルアンコール、出てきちゃったわけなんですけど」「ホントに今日はどうもありがとうございました！」などと、気持ちを高めた。ところが、やはり同じ箇所でミスしてしまい、剛は「今ここでやったけども……。今ここ（引いた手が当たる胸）スゴい赤いと思うよ！」と、夢中で手を入れ替えたことをアピール。ちなみに、三宅トレーナーいわく、「（1回で）できないのが当たり前で、三浦さんがスゴ過ぎたんです」とのことだった。

　本筋に戻り、今度は腹筋力を測る「上体起こし」へ。これは30秒で何回腹筋ができるかを数えるもので、25～29歳の男性の平均値は28回、35～39歳は24回となっている。今回は、キンキの新曲「薔薇と太陽」（7月20日発売）に合わせて行い、三浦は34回を達成。さらに、光一は回数を重ねるうちにスピードアップするという驚愕の体力を発揮し、平均値だけではなく三浦をも超える36回を記録。「やっと1個（三浦に）勝てたよ！」（光一）との言葉に三浦も悔しがったが、光一はなおも「でも俺は『♪もしもしかめよ』を勝ちたかった！」と、先ほどの完全敗北を引きずっていた。

　そして、剛のテストがスタートしたが、周囲から上体の起こし方が足りないと指摘され、その後は言われた通りに腹筋を続けつつ、最後の方は「おっぱいが破裂する……」と、苦しそうな声を漏らした。一方、その剛を見守っていた光一は「でもなんか、腹筋してるときの君、ジョニー・デップに見えてきた」と、相方を褒める一幕も。最終的に剛も32回を達成し、平均値をクリア。終了後、光一が「何でおっぱい？」と不思議がったが、三浦は「分かった。さっき（『うさぎとかめ』で）叩きすぎたからですか？」と言い、剛も「あれか！」と納得した様子だった。

　3人が最後に挑むのは、三浦が“どうしてもやりたい”という「20mシャトルラン」。こちらはドレミの音が鳴っている間、体力が続く限り20mを何度も走るという持久力テストだが、三浦は「小学校、中学校の頃に、20mシャトルランを一大イベントとして捉えていた」「（いい結果を出すと）その1週間後、2週間後くらいまでは学校内でヒーローになれる」と、少年時代の思い出を回顧。対するキンキはあまりピンと来ていないようだったが、松村アナの説明によれば、20mシャトルランは2000年頃から各学校に導入され、現在30歳以下の人が多く経験している種目だとか。

　25～29歳の男性の平均値は67回、35～39歳は55回と聞かされた光一は「（平均値をクリアするには）1kmちょっと……（走るということ）」と計算し、声を揃えて「イヤイヤイヤ！」と、不満を訴えるキンキ。「家から200mぐらいのところにあるコンビニも車で行くのに！」「ムリよ！」（光一）と主張し、剛も「これキツいやろ……」と苦笑したところで、光一は「あなた膝は大丈夫ですか？」と、膝の具合を心配した。これに、剛が「膝……。破裂するよね、これね」と不安を漏らしたため、光一は「じゃあ、破裂しそうになったらすぐ脱落すれば」と、提案。光一の気遣いに、剛は「そうね、膝の……。これ、持久力とかじゃないから。膝やから、俺の場合」と、膝の状態を優先することを表明した。

　いよいよ3人同時にテストを開始するも、光一は1回目にしてすでに「もうイヤ！」と、ネガティブ発言。剛は、6歳の男の子の平均である18回目を過ぎる頃に「何やねん！　これ！」と、苛立ちを見せた。同種目は走れば走るほど音のテンポが速くなり、スピードを上げなければならず、膝に不安を抱えていた剛は27回目で脱落。60代前半の平均値という結果に終わった。また、激しい舞台をずっと続けている光一でもテンポアップしながら走るのはキツいようで、55回目を走り抜いたところで倒れ込み、平均値ギリギリで達成。光一のバテた姿を見た剛は「これ、ちょっと待って。年がら年中動いてる人でこんだけしんどいんやろ？」と、コメントした。

　その後は三浦の挑戦が続き、平均の67回はクリア。キンキの声援を受けて10分で87回走り終え、15歳の平均値に到達した。最後はあと少しで記録マックスに届くというところまで来ていたが、92回目で「うわー！」と倒れ込んでしまった三浦。この大健闘には大きな拍手が送られ、「100回いきたかった！」と悔しがる三浦に対し、光一は「これはね、想像以上やったわ」「ゴールがないのが嫌やねん！」と、20mシャトルラン初体験の感想を述べた。

　エンディングを迎え、三浦は乱れた息を整えつつ「僕の近々の夢を叶えていただきありがとうございました」と、キンキに感謝。光一は「いや、春馬くんすごいよ！」と改めて評価し、剛も「今日は群を抜いて、全てにおいて（自分たちを）抜いてきてるわけやから。ホンマすごいね」と、感服。その上で、光一は「立派に（舞台で）オネエ演じて！」と背中を押し、「でもホントに、自分も“舞台しんどい”と思いながらやってるけど、お客さんの力ってのがまたあるからさ。だから、いかにお客さんの力ってスゲェのかっていうのが、今日分かったね」と明かし、この日はお客さんがいなかったため、何をモチベーションにしたらいいのか分からなかったそう。

　そして、光一は『キンキーブーツ』について「素晴らしいミュージカルだからね。ぜひ皆さんも……」と再度太鼓判を押し、剛も「乞うご期待ですね。ホント、体調とか気をつけて」と、エール。とはいえ、最後には光一が「またお越しください！　次回、楽なやつで」とリクエストし、剛も「ホント、もうすごい楽なやつでお願いします」と念押ししていたのだった。

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