声帯結節を公表した℃-ute・岡井千聖、「スナック経営考えてます」！ 個性的な“ガサガサ声”をホメられ「手術やめる」!?
おバカキャラで人気のアイドル・℃-uteの岡井千聖が、6月14日放送の『人気者から学べ そこホメ！？』（フジテレビ系）にゲスト出演。先日、公表した声帯結節の手術に関し、まさかの発言が飛び出した。
同番組は、芸能人の人気や成功の理由を探し、本人も気づかなかった“そこホメポイント”を掘り下げていくトークバラエティ。この日は、岡井のほかにタレント・はるな愛、LiLiCo、松本伊代、Rev.from DVL・橋本環奈、女子レスリング選手・浜口京子、女優・菊川怜、俳優・佐藤隆太が登場した。
岡井が所属する℃-uteは、音楽プロデューサー・つんく♂のプロデュースで2007年にメジャーデビュー。近年、岡井は自由奔放なキャラクターと特徴的なハスキーボイスを武器にバラエティで活躍しており、「女子大生が友達になりたいアイドルランキング」ではHKT48の指原莉乃に続いて2位にランクインしていた。岡井のイメージについて、番組が街の人々に調査すると、「酒強そうだよね」「バカなんですよ。ちょっと。歌は上手いんですけど。バカでちょっと小太り。好きなんです。好きだからこそ言ってるんですけど」といった回答が挙がった。
一方で、℃-uteが属するハロー！プロジェクトが「大好き」という番組レギュラーのタレント・柳原可奈子は「こんな風にテレビで“おバカキャラ”みたいな感じで出てるのが、私としては信じられないんですよ。あんなに完璧に歌って踊れる人が、なんでこんなどうしようもない姿でテレビに出てる……」と持論を展開し、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也がすぐさま「どうしようもなくはないよ！」とツッコミ。その後はくりぃむしちゅー・有田哲平が、デビュー当時の“正統派アイドル”時代から現在に至るまでの岡井の写真をいくつか紹介した。
また番組では、岡井に関する分析をさまざまな分野の専門家に依頼。すると、日本音響研究所代表の鈴木創氏は彼女のハスキーボイスについて「岡井さん、非常にいい声だと思います」と、高く評価した。別のテレビ番組では“スナック声”などとイジられているが、鈴木氏は「非常にガサガサしてますよね。これは、岡井さんの声にノイズが混じっているんです」と話し、実は岡井は「最強のノイズを持つ女」であることが判明。音声科学でよく用いられる、声の成分を視覚化した「声の地図」を見ると、一般女性のキレイな波形と異なり、砂嵐のようなザラザラした粒子が確認できるとか。
鈴木氏は「ガサガサした声の代表例というと、明石家さんまさんであったり、北野武さんであったり。女性でいうと、久本雅美さんであったり」と補足。しかし、これこそが「ホメたい部分」だといい、「耳障りと言えば耳障りになると思います。ただ、耳障りというのは逆に返して言えば、非常に目立つということになります」とのこと。つまり、岡井は“耳障りなノイズ声”を持つがゆえに存在感を示し、「新世代のおバカクイーン」として注目を集めることができたようだ。
鈴木氏いわく、岡井と同じノイズ成分を持つ職業は「市場の仲買人」に多いという。続けて、岡井の声に関して「これは歌にしますと、こういうような声を持っている方でいうと、宇多田ヒカルさんなんかもそうなんですね。たとえば、ネイティブの英語をしゃべる方とか、そういう方に多いので。宇多田ヒカルさんも幼少の頃、アメリカの方にいらっしゃったと。なので、彼女（岡井）はひょっとしたら、英語詞を歌ってみると非常にハマってくるのではないのかなと。訓練次第では世界に通じる声になるかもしれないです」と、解説した。
VTR終了後、岡井が「ありがとうございます！」とお礼を述べると、上田は「どう？ ガサガサ声をホメられましたけど」と質問。これに岡井は「いやいや、私ちょっとあの……。今年、手術するんですよ」と話し、スタジオからは「えー！」という驚きの声があがった。2ページ目へ