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「パンツ何色?」とのメールや殺害予告まで……“会いに行けるアイドル”の七歌、仮面女子・立花あんながファンから受けた恐怖体験語る



 アイドル活動をしていた20歳の女子大生・冨田真由さんがファンの男に刃物で刺されるという事件が発生し、アイドル業界に激震が走っている。5月24日放送の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)では、冨田さんのように“会えるアイドル”として活動する女性たちを取材。現役アイドルが、ファンから受けた“殺害予告”などの実体験を語った。

 5月21日午後5時すぎ、冨田さんは東京都・小金井市のイベント会場入り口でファンの男に20か所以上刺され、意識不明の重体となった。警視庁小金井署は傷害の疑いで自称・岩埼友宏容疑者を現行犯逮捕し、その後の取り調べでは「殺すつもりだった」「以前、冨田さんにプレゼントを渡したが、送り返された」などと供述したことが報じられた。冨田さんは、かつてアイドルグループ・シークレットガールズに属し、現在はシンガーソングライターとして活動。今回の事件を受け、ネット上ではアイドルとファンの距離感や交流のあり方について議論が交わされている。

 24日の『スッキリ!!』には、3年ほど前にファンから“殺害予告”を受けたアイドルユニット・仮面女子の立花あんながインタビューに応じた。立花いわく、最初はブログにあるファンから「応援しているよ」といった普通のコメントが寄せられたそうだが、後に状況が一変。立花は「その方のブログを見たら、私の生写真に刃物のようなもので刺しているものを自分で(写真を)撮って掲載していたりとか」「怖くて泣きながら(マネージャーに)相談しました」と、恐怖体験を告白。

 身近なアイドルを目指している仮面女子は、ブログやTwitterでファンと交流を図っているが、Twitterにはその人物から「お前殺す」「やはりあなたには死んでもらいます」とのメッセージが送られて来るように。所属事務所は警察に相談し、ライブ前には手荷物検査などを実施。立花はライブ後に行われた握手会にも参加せず、マネージャーや警察に自宅まで送ってもらったとのこと。「殺害予告があった時期は、後ろに人がいるだけで恐怖を感じてしまっていました」と話すほど、当時は見えない影に怯えていたという。

 また、ファンが過激化した背景について、「後から聞いたら、(自分は)Twitterでファンの方をフォローしたりするんですけども、その方はしなかったんですけども。それがちょっとスイッチになってしまったみたいですね」と話すように、きっかけは些細なことだった。その後は警察に被害届を提出し、会社員の男が逮捕されたが、「私は逮捕という形で、一応解決にはなったんですけども。こういう今、アイドルとファンの方の距離が近いということで、何か事件が起きてしまうんじゃないかなと思っています」と話す立花。ファンとの距離を縮めたいが、縮め過ぎると問題が起こりうるというジレンマに悩んでいるそうだ。

 一方、こうしたトラブルに対し、ある方法で危険を防いでいるアイドルも。『スッキリ!!』が話を聞いたのは“会えるアイドル”として活動する18歳の七歌。かつては一人で活動していたものの、現在は9歳年上の兄・TAKEと一緒に舞台で弾き語りを行っているという。兄が加わるようになったのは4年前の“ある出来事”だといい、七歌は「以前あったのは、男性の方なんですけど。ネット上で女性になりきって私にメールとか送って(来て)。『七歌ちゃん、パンツ何色?』みたいなこともあったので」と、苦笑交じりに実体験を振り返った。2ページ目へ