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「全然面白いと思ってない」「トリックが幼稚」! 嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』にドラマ解説者らが渋い顔



 5月14日放送の『新・週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)で、ドラマウォッチャーによる「2016年“春ドラマ”徹底批評!」が行われた。

 この日は、ドラマ解説者・木村隆志氏、日刊スポーツの芸能記者・梅田恵子氏、「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)の編集長代理・内山一貴氏が出演。はじめに、木村氏は今期のドラマについて「出会いとか婚活とかお仕事とか、春らしく何かを始めるとか新生活が始まる。そういう勢いのあるというか、明るいドラマが増えたなと思います」と、全体的な傾向を分析した。

 また、オススメのドラマを挙げる場面では、3人とも女優・黒木華主演『重版出来!』(TBS系)を選び、木村氏は「いわゆる業界モノのお仕事ドラマなんですよね。漫画編集部が舞台なんですけど」と説明した上で、「人間関係の絡み合いもしっかり描いているし、変に狙ったり変に対立図式を作ったりとか、そういうことがなくて。しっかりと“仕事っていいな”とか、考えさせてくれる。しかも背中を押してくれるドラマなんですよね。素晴らしいです。働いている人なら誰もが見ても損がないかなと思います」と、大絶賛。梅田氏、内山氏もそれぞれ生き生きとした表情で同作の魅力を語っていた。

 一方、今期は嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)が2話で19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど高視聴率も話題になっているが、番組内では厳しい評価が下されてしまった。西山喜久恵アナウンサーから『99.9』の印象を聞かれた木村氏は「僕、全然面白いと思ってないんですよ(笑)」といきなりキツイ一言。スタジオから驚きの声があがる中、「脚本とか謎解きとかは、極めて普通の刑事モノに近いんですね。だから見やすいっていうのもあるんですけど。キャラクターが、パラリーガル(弁護士業務の補助)も含めて、すごく描き方が明快で。ちょっとしたところが面白いんですよ」と、まずは作品の良い点を挙げた。2ページ目へ