You are here:  / 情報番組 / 男性タレント / 清原被告、「心の隙間を埋めるため」に覚せい剤使用……田尾安志氏は「『コーチも監督にも呼ばれない』って、マイナス思考」と持論を展開

清原被告、「心の隙間を埋めるため」に覚せい剤使用……田尾安志氏は「『コーチも監督にも呼ばれない』って、マイナス思考」と持論を展開



 覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手・清原和博被告の初公判が、5月17日に東京地裁で開かれた。同日放送の情報番組『みんなのニュース』(フジテレビ系)では、東北楽天ゴールデンイーグルスの元監督で野球解説者・田尾安志氏が、清原被告の“心の弱さ”を非難した。

 今年2月、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された清原被告。初公判では裁判官の「所持と使用、譲り受けについて間違いありませんか?」という問いに対し、「間違いありません」と、起訴内容を認めた。

 また、弁護側の情状証人として、清原被告の親友でもある元プロ野球選手・佐々木主浩氏が出廷。「私の最後の投球だったんですが、打席で泣いてくれて感動しました。熱い気持ちを受け取って、心に残っています」「ここまで苦しんだということに、もっとそばにいて相談事を聞いてやれたのではないかと思います。今でも、彼は野球人と信じている。何かしら野球のことを、彼とやりたいと思います」「2回目はないと信じています」と語り、清原被告の更生に協力することを誓ったという。

 同日の『みんなのニュース』には、楽天の元監督で埼玉西武ライオンズ時代に清原被告の先輩でもあった田尾氏が出演。かつて“番長”と恐れられた清原被告が、初公判ではたびたび涙を流す姿が見られたことについて「寂しいっていうのがまず1つ、僕の印象です。(西武時代は)1年目一緒にプレーして、1年目から31本もホームラン打ってね。スーパースターで来た選手だっただけにね。なんかこの時期に、こういうニュースになっちゃうっていうのがね、本当に残念ですね」と、率直な思いを吐露した。

 また、ここで伊藤利尋アナウンサーは検察側が明らかにした「供述調書」を紹介。「引退後、どこからも私にコーチや監督として声をかけてくれる人はいなかった。そうした心の隙間を埋めるため覚せい剤を使った」という内容を読み上げると、田尾氏は「まぁ、でも野球人はいっぱいいるワケで、その中でコーチとか監督になる人は本当にわずかなんですよ。やっぱりその……言ったら、雇う側も“この人は大丈夫だ”とか判断して選ぶワケですから。清原個人が『選んでくれなかった。何でだ』じゃなくて、自分が変わらないと、やっぱり呼んでくれないんですよね。そこをもうちょっと考えないといけない」と、清原被告の姿勢を厳しく批判。2ページ目へ