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明石家さんまが初共演のディーン・フジオカに直球質問「キャバクラとか行かないんですか?」、ディーンは“コンプレックス”も告白



 NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』で大ブレイクした俳優、ディーン・フジオカが4月13日放送のバラエティ『ホンマでっか!?TVディーンフジオカもフリー転身カトパンも新生活失敗しないぞSP』(フジテレビ系)に出演。評論家集団に相談する人気企画「ホンマでっか!?人生相談」コーナーで、自身が抱える“意外な悩み”を吐露した。

 同番組は、番組MCを務めるお笑い芸人・明石家さんまとパネラー、評論家軍団が爆笑トークを展開していくバラエティ。この日は『あさが来た』の五代友厚役で話題を集めたディーンが登場するやいなや、スタジオは大盛り上がりとなった。そしてオープニングでは、さんまとディーンが「初めまして」と、あいさつ。さんまは「五代様ですよね。やっぱキレイな顔してらっしゃって。爽やかですね~」と、ディーンの容姿を褒めるも、いきなり「キャバクラとか行かないんですか?」と、ストレートに質問をぶつけた。これにはディーンも「行かないですね」と苦笑したが、さんまは「やっぱ行かないと、こうなるんだ~」と、清潔感あふれるディーンにすっかりまいってしまった様子。

 今回、ディーンとさんまは初共演ということで、番組ではディーンのプロフィールが紹介された。ディーンは1980年8月19日に福島県で誕生。日本語、英語、北京語、広東語、インドネシア語を操るが、さんまは「なんで5カ国を、なんでまたこの言葉のチョイスにしたんですか?」と、質問。ディーンが「なりゆきですね。生きていくために必要だった言葉ですね」と答えると、さんまも「あ、そうか。映画とかか」と、納得した。

 ディーンは高校卒業後にシアトルの大学へ留学。大学卒業後に香港のクラブでスカウトされてモデルデビューを果たし、香港で俳優業をスタートさせると、台湾で出演した作品で人気に火がついた。そして昨年から日本でも“逆輸入俳優”として注目を集めたディーンに対し、さんまは「これはケチのつけようがないですけども」と言いながら、「シアトルは田舎や、っていうだけのことですね。総合して言えるのは」と、経歴に難癖をつける始末。さんまは奈良県出身とあって、ブラックマヨネーズ・小杉竜一が「奈良の方がもっと田舎でしょ、どう考えても」とツッコミを入れると、ディーンは「奈良良いところですよね」と冷静にコメント。小杉は「余裕の見解!」と、ディーンのリアクションに驚いていた。

 そんなディーンは、番組で「私の悩みはですね、自分を抑えられない体をなんとかしたい」と告白。心理評論家の植木理恵氏が「抑えられないというのは、具体的にはたとえばどういう時に?」と尋ねると、ディーンは「僕、花粉症がひどくて」と切り出し、日本を出て海外で暮らし始めたキッカケは花粉症が原因だったことを説明。花粉症には12~13歳の頃から悩まされていたそうだが、植木氏はカナダの新しい研究により、心理療法で症状を軽減する試みが注目されていることを例に挙げた上で、「ディーンさんは、テレビを見ていて、“あー、イイ男だな”って自分で思わないですか?」と、唐突に質問。

 ディーンは首を傾げるも、続けて植木氏は「幸せの自己供給力」という言葉を持ち出し、自己愛が強い人ほど自立神経が安定し、免疫系も強くなると主張。風邪をひきにくく、アレルギーにもなりにくい体質になるといい、「卑屈な性格よりも、“俺って素敵”って思うことが、一つの治療にはなる。お気に入りの自分の写真を部屋中にはるぐらいの」と、アドバイス。

 さんまが「ドラマなんかは、自分で出来上がりはご覧にならない?」と問うと、「いや~、見ないですね、僕は」と、顔を曇らせるディーン。さんまの「だからまだ、自分に自信がないんですよ、おそらく。芝居に」との言葉には「というか、“もっと次の事に時間を使いたいな”って思っちゃうんですよ。今はもうそんな感じですね。(3年前に)自分で映画監督やってから、すごく考え方が変わって」と返し、小杉は「毎回、理由がカッコええな」と、ベタ褒めしていた。

 また、ディーンは花粉症以外にも“自分を抑えられないこと”があるという。「つい最近まで、日本には自分に合う味のフォーがないなってずっと思ってたんですね。僕、今までいろんな町、どこ行ってもまずフォーの行きつけを見つけるんですよ。で、そのフォーのお店に近い不動産屋さんに行って……。で、住みます。ビーフフォーの美味しいお店、徒歩何分みたいな」と話すように、フォーが好き過ぎて物件を探す条件にまで影響しているとか。

 しかし、ディーンは単に好んで食べているワケではなく、グルテンアレルギーを持っていることもフォーにこだわる理由の一つ。ここでディーンへの朗報として、医療評論家・おおたわ史絵氏がアルバータ大学で研究されたピルを食事の5分前に飲むことで、「食後1~2時間はグルテンに対する反応を起こさせない」という薬が治験中であることを報告。「数年の間に実用化される可能性が高い」という話に、ディーンは「それスゴイですね」と感心したが、さんまから「今までの生活はそうしてきたのに、変わってしまう自分もイヤじゃないですか?」と聞かれると、「いや、変わっていくのは楽しいですよね」と、即答。さんまはすかさず、「カッコイイ~」と称賛し、スタジオの笑いを誘った。

 ここで、生物学評論家・池田清彦氏は「制約があるってことは、結構ね、スゴイことなんだよね。実はね。フォーは食べれるけどグルテンは食べられないっていう、制約の中で頑張るっていうので、今のあなたがあるような気も僕はちょっとするんだよ」と、アレルギーを持つディーンをフォロー。「あっ、バレた」と笑ったディーンは「僕、楽しいんですよ。ルールがある方が。この縛りでどれだけ楽しめるかってところで自分で考えるのが……」と語った。2ページ目へ