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薬物中毒者が色黒なのは「目の下のクマを隠すため」!? 元常習者も「色を黒くしたら“もっとカッコイイな”と思って……」と実体験明かす



 当時、そんなマメさんと一緒に生活していたのは、現在62歳の父。覚せい剤をやめさせるため、2年半前にマメさんを館山ダルクに入寮させた。父によれば、息子の異変を感じたのは、高校に入ったころだそうで、帰ってくるとろれつが回らなかったり、ちょっとしたことでケンカ腰になることがあったとのこと。1日中、家の隅っこにいることもあり、「なんか聞こえる」とつぶやくことも。その時は、親子の会話が成り立たない状態だったため、「まぁ“終わったな”と。こいつもう廃人になっちゃったなと思ったもん。警察の人といろいろ話した時に『もういいからピストル貸してくれ』と。『俺がぶっ殺して俺も死ぬから』。もう、(息子を)撃って自分も死んじゃおうかなみたいな」と語るように、そばにいた父でさえも“薬の影響”で精神的に追い詰められたようだ。

 その後、スタジオでは21歳で覚せい剤を使用した元プロボクサー・川崎タツキ氏、利田氏が「一度手を出したら抜け出せない」といわれる覚せい剤の実態について解説。司会の阿川佐和子が「一度(覚せい剤を)うっちゃったら、『脳の機能自体が……』っていう話がありましたが」と振ると、利田氏は「快感を得るために常習するんですけども、常習することによって量が増えてくるんです。量が増えないと、同じような快感が得られない」と、コメント。

 出演者のカンニング竹山が、薬物中毒者はガリガリになったり、覇気が無くなるようなイメージがあると前置きしながらも、「実際、逮捕された人とか見ると、けっこうみなさん色が黒くて、健康そうで、ちょっと太ってるじゃないですか」と、素朴な疑問を口に。これに対し、利田氏は「要するにね、覚せい剤の症状でそうやって体力落ちますよね。そうしますと、目(の下に)にクマができますよね。眠れない、食欲ない、神経使う。目にクマができるっていうことを隠すというね、そういうこともありますよね」と、回答。

 そして、川崎氏も「当時は日焼けサロンに(行ってた)。黒にハマっちゃって。毎日のように夜中までやってる日焼けサロン行って。行くのが日課になっちゃった」と、回顧。「(覚せい剤を使用したことで)細くなってるから、なんだかカッコイイなと思っちゃったんです。そしたら、“色を黒くしたらもっとカッコイイな”と思って、ずっと毎日のように行って、真っ黒」と、自身の体験談を語った。大竹まことの「隠しているってことなんだ? 健康そうに見せてるみたいな?」という質問には「実際、そういうつもりはなかったんですけど、やっぱり覚せい剤やってる人には多いんですよね」と、明かした。

 ここでビートたけしが「もし(ボクサーの)現役でうってたら相当強いとか?」と問い掛けると、川崎氏は「たぶんね、すぐ負けちゃいますね」と即答。さらに、たけしから「肉体的に俊敏になるとか、そういうことではないんだ?」と確認され、「はい」とうなずく川崎氏。

 また、竹山が「いろいろみなさん話聞くと、街がネオンがすごくキレイに見えたとか、車運転してたらその道がバーっと上がっていったとか、みなさん言うんですけど、そういうのは川崎さんなかったんですか?」と尋ねると、「たとえば高速道路を運転してると、こうやって分かれるじゃないですか。無い道が見えちゃうんです。上の方にヒューッと」「高速道路も、逆回りしちゃいました」と、仰天エピソードを告白。