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「神になれた気がした」「宇宙から殺しにくる」……元覚せい剤中毒者が“薬物の恐ろしさ”を激白! 清原和博容疑者がクスリを断ち切る方法とは?



 司会の羽鳥慎一アナウンサーは、清原容疑者が1度の取引で0.2gの覚せい剤(1回0.02gで10回分)を4万円で購入していたという情報を読み上げた。これは一般的な価格の約3倍になるそうで、2014年に同じく覚せい剤取締法違反で逮捕されたCHAGE and ASKAのASKAこと宮﨑重明容疑者は、同じ量を約2万円で購入していたという。元警視庁警察官で麻薬犯罪の捜査をしていた吉川祐二氏は「プレミア価格といいますか。有名人ならではのですね、口止め料なども含んだプレミア価格になっていたことが考えられます」と話し、清原容疑者が覚せい剤を欲するあまり密売人から足元を見られていた可能性も指摘した。

 ここで、元覚せい剤中毒者でボクシングジムトレーナー・川嵜竜希(川崎タツキ)氏が、1回分の0.02gは中毒者にとって「まったく効かない」と証言。川嵜氏は「まだ1度も(覚せい剤を使用)したことない人ですと、それで効いちゃうんでしょうけど」と前置きしつつ、「クスリをやってて、体に耐性っていうものが出来てくる」と「効かなくなってきて、もちろんそうすると量も増えていきますし、回数も増えていく」などと説明した。

 また、羽鳥アナは「週刊ポスト」(小学館、2月26日号)が伝えた現役時代の清原容疑者の話をピックアップ。記事によると、元プロ野球選手Aが1998年5月に「(覚せい剤を)耳かき3杯分くらい(コーヒーに入れて)あげました」と証言しており、そのコーヒーを飲んだ清原容疑者は結果的に3試合連続ホームランという成績をおさめたのだ。試合後の清原容疑者は「こりゃエエな。最高や。ハイになってしもたわ」と感想を述べていたそうだが、事情を知る医療関係者の話では、この頃にはすでに被害妄想や暴力性が高まるといった精神障害で、少なくとも2回入院するなど“薬物中毒症状”が出ていたとか。

 現在は薬物依存を断ち切っている川嵜氏も、覚せい剤を使っていた当初は「自分は神になれた気がした」とのこと。ただ、すぐに「宇宙から殺しにくる」といった幻覚症状に襲われ、自殺未遂を起こしたという。川嵜氏は当時について「24時間、ずっと幻聴が話しかけてきた」と振り返り、具体的には道を歩いている時に「そこ右」などと聞こえてくるが、実際には大型トラックが近付いていて危険だったことなどから「殺されちゃう」と感じていたと語った。