You are here:  / 女性タレント / 情報番組 / 未分類 / 男性タレント / 田代まさし、ASKAも入寮した薬物依存症リハビリ施設「ダルク」の現状……入寮者が語る“薬物をやめられない難しさ”とは?

田代まさし、ASKAも入寮した薬物依存症リハビリ施設「ダルク」の現状……入寮者が語る“薬物をやめられない難しさ”とは?



 施設はプログラムを行う建物と泊まる建物が分かれているため、永島アナは続けて寝泊まりする場所を取材。通されたのは7人が生活する10畳ほどの部屋で、各々仕切りで自分のスペースを作っていた。ここでの暮らしは食費やレクリエーション費などを含めて1ヵ月約15万円。また、この施設では薬物のほかにお酒と携帯電話を禁止している。石橋さんは「本当に必要な連絡がある場合は事務所でスタッフを通して連絡してもらっている」と話したが、外部との接触は極力避け、仲間たちだけで助け合う生活を大事にしているとのこと。その結果、入居者の多くは半年~1年半で施設を巣立っていくという。

 入寮者の34歳の男性は、今後取り戻したいものは「自尊心」と言い、「薬物を使って散々狂ってきましたから、どんどん自分を嫌いになる。自信がなくなる」と話した。その上で、この先の人生について「その失敗を繰り返さないで今後につなげていきたい」と前向きに語った。

 VTR後のスタジオでは、取材した永島アナが「(入寮者は)ほんとに薬をやめたいと思って、自分でお金を払ったり親御さんの協力を得て、皆さんダルクの中で生活をしてるわけなんですが、同じ経験をした仲間と一緒に自分たちの過去を振り返って、薬のない生活を体に覚えさせようと、皆さん今努力していました」と報告。しかし「皆さん口々に『今は仲間がいるからなんとか思い留まっているんです。でも一歩ダルクの外に出てしまうと、やはりまた手を出してしまう自分がいると思う』と……『そういう自分の脆さがあるんだ』というお話をされていました」と、入寮者の不安や依存性の高さを伝えた。

 番組司会の三宅正治アナウンサーは「清原容疑者も2014年に薬物報道というのがあってね、そこから自分はもう警察にマークされてるっていうのは分かっているはずなのに、今回また手を出してしまったということになる。これはさっき(VTRで)仲間がいればと言ったように、彼(清原容疑者)は離婚して家族と離れ離れになって、1人でいる寂しさみたいなのがブログに書いてあったりしますよね。そこでまたいってしまった(薬物に手を出してしまった)のかもしれない」との見解を示した。

 これに対し、軽部真一アナウンサーが「断ち切ることの難しさっていうことを今日も実感したから、だからこそ絶対その第一歩をやってはいけない」と続けると、三宅アナも「軽い気持ちで手を出したら底なし沼ですから」と強調した。

●この記事を読んだ人におすすめの記事です!!
元覚せい剤常習者が明かす「幻聴・幻覚」の日々と“克服”への道のり

覚せい剤に30年間依存、フラッシュバックの恐怖……『ミヤネ屋』で元依存症者が“薬物地獄”の日々を告白

「神になれた気がした」「宇宙から殺しにくる」……元覚せい剤中毒者が“薬物の恐ろしさ”を激白! 清原和博容疑者がクスリを断ち切る方法とは?

薬物中毒者が色黒なのは「目の下のクマを隠すため」!? 元常習者も「色を黒くしたら“もっとカッコイイな”と思って……」と実体験明かす

清原被告、「心の隙間を埋めるため」に覚せい剤使用……田尾安志氏は「『コーチも監督にも呼ばれない』って、マイナス思考」と持論を展開

薬物逮捕の高知東生容疑者、講演会関係者らが見た異常な言動……「支離滅裂な会話」「ろれつが回らない部分があった」

西川史子、益戸育江容疑者の“医療用大麻”推進に「私としては嫌」とコメント……関係者は「純粋でのめり込む人だった」と証言