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井上芳雄らが明かすミュージカルの裏側「Wキャストの本音」「一番儲かるのは○○公演」……V6・坂本昌行は後輩に「殺すぞ!」とブチ切れ



 テレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』(1月31日放送回)で、V6・坂本昌行がミュージカルの世界を紹介した。

 坂本は結成20年のV6のリーダーとして活動する一方、ジャニーズトップクラスの歌唱力を武器にミュージカル界でも活躍中。そんな坂本が、ミュージカル界の現役トップスター・井上芳雄、花總まり、安蘭けいと共に、関ジャニ∞の横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、錦戸亮にその世界を教えた。

 ミュージカル専門誌で6年連続1位を獲得し、2013年の「読売演劇大賞」で優秀男優賞にも輝いた井上に、宝塚出身の花總と安蘭というカリスマ3人を前に、坂本やミュージカル大好き芸人のジャングルポケット・斉藤慎二は大興奮。しかし、ミュージカルに疎い村上はピンと来ない様子で「そんなにスゴいんすか?」と聞き返し、坂本から「お前フザケんなよ!」と注意されてしまった。

 村上以外のメンバーもほぼミュージカル素人の関ジャニ∞のために、今回はカリスマたちが様々な質問に赤裸々回答。最初は丸山が「スケジュール」について質問した。ジャニーズの場合、大体半年から7か月前くらいにスケジュールが決まると話す村上は、「(1年先まで決まってるのは)嵐ぐらいちゃう?」と口にしたが、横山が「完全なる憶測で喋ってる」とツッコみ。一方、トップ女優・花總は「私が聞いているのは3年ぐらい先の話」と答え、メンバーらを驚愕させた。

 ミュージカル俳優のスケジュールが3年先まで決まっている理由の一つに、「まず劇場を先に予約するため」ということがあるそう。劇場を抑える段階では作品が未定の場合もあるんだとか。村上は「信頼と実績の主演なわけですね」と、3人に対して感心したようだったが、再度「ホンマにすごいの?」と疑いの眼差し。すると坂本が「おまえ、殺すぞ!」と村上を睨みつけ、横山は「あの先輩の『殺すぞ』、絶対ダメ」と首を横に振った。

 そんな横山も「制作側としたら集客数は見込めてるから、先やってしまえということ」と言いながら、「人気商売やから、それこそ3年後なんか人気なくなってるかも分からないじゃないですか」と疑問を口にし、坂本の怒りを買ってしまう場面も。これには井上も「3年後の自分がめっちゃ太ってるかもしれないし」「丸ハゲになってるかもしれない」「キャラクター保ててるかなとか」などと不安を明かしたが、斉藤が「それを調整できた人達ですからね」と、その凄さを評価した。

 続いては「ミュージカルのギャラ事情」を掘り下げることに。渋谷からも「1本ナンボですか?」とストレートな質問が飛び出すなか、カリスマ3人もお互いの収入を知らないとソワソワ。3人とも事務所は違えど「歩合制」という点は共通しているとのこと。ここで錦戸が「どこの席が何円って、パッて計算できるじゃないですか」「その中から1公演で自分にどれくらいきてるかっていうのが」と細かく尋ねると、村上が「うちの会計士です。すみません」と頭を下げた。しかし、井上は「本当にそうなんですよ。1000席あって例えば1枚1万円だったら、普通に考えても1公演で1000万円の売り上げ」と頷いて、錦戸の考え方に同調。「じゃあ主演の僕はどれくらい貰えるのか。まぁ言えないですけど」と続きは濁したが、坂本は「井上芳雄くんはね、もうちょいつつけば出てくる!」と笑った。

 すると横山が、「ぶっちゃけ坂本くんいくら貰ってるんですか?」と質問の矛先を坂本へ。他メンバーからも興味津々の目を向けられた坂本は、動揺したのか右手を台にぶつけてしまった。スタジオに笑いが起きた後、坂本は「僕は年に1本なんですよ、大体」「皆さんやってる公演は長いわけよ」と説明。これについて、井上と花總が昨年出演した『エリザベート』が「100回公演」で約3ヵ月のロングランだったという話から、井上が「ミュージカルで一番儲かるのがロングラン公演」と自ら暴露した。坂本は「俺が軌道修正したんだから」と苦笑したが、渋谷から「お金好きやなぁ」と指摘された井上は「お金って大事ですから」とキッパリ。また、稽古中はギャラはおろか食事代も出ないと言い、坂本も「お弁当も出ない」と頷いた。井上は、だからこそ通常「稽古1ヵ月+本番1ヵ月=年間6ヵ月分のギャラ」になるのに対し、ロングラン公演の場合「稽古1ヵ月+本番3ヵ月=年間9ヵ月分のギャラ」が貰えるため儲かると、分かりやすく話した。