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【SMAP解散騒動】TOKIO・国分太一、「後輩たちはみんな心配していた」と告白! 「存続を願うしかないよね」とのやり取りも



 TOKIO・国分太一が、1月19日放送の情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で、解散危機が伝えられていたSMAPに関して独自の見解を語った。

 13日付の一部スポーツ紙の報道により、世間の注目を集めた今回の騒動。SMAPのチーフマネージャーがジャニーズ事務所を退社を決意し、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾も追随。木村拓哉のみが事務所残留を決めたと伝えられていた。そんな“解散危機”にあったSMAPは18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に5人揃って生出演。解散については明言しなかったものの、センターに立つ木村が最後に「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたい」とコメント。「SMAP存続」に世間が沸き立った。

 翌19日の『ビビット』では『SMAP×SMAP』の生放送会見を受けて、まずは騒動についての一連の報道をおさらい。井上貴博アナウンサーが生放送後のスポーツ各紙の見出しに木村の「ただ前を見て進みたい」という言葉が使用されていることに触れると、国分は「横一列になって、放送が始まって数分後に生放送になり、そこで木村くんがまず語ったってのがすごく印象に残ってますけれども、やはり何かその言葉というか、一つ一つにその思いというのを感じることができました」と述べた。

 また『ビビット』内で改めて会見の様子を流した後も、リアルタイムで生放送を見ていたという国分は「やっぱりまず最初の印象としましては、一人ひとりSMAPのメンバーが言葉を選びながら、何かを伝えなきゃいけないという思いを持って喋ってるなというのを感じました」と振り返ったが、「あとはやっぱり、5人があぁやって並んでテレビに出てる時の表情というのはいつもと違う表情……メンバー一人ひとりがホントに疲れきってるなというのを感じました」とも。「だからこそホントにこの5人で話し合って良い方向へ進もうとしてるんじゃないかな」と予想しつつも、「あの会見を見て、『良かったですね』とは正直言えない部分も僕は感じました」と複雑な心境を告白。とはいえ、「番組の頭で(SMAPの2003年の大ヒットシングル)『世界に一つだけの花』が流れて、ファンの皆さんのメールを読んで、それでSMAP全員が今の思いを語るということは、間違いなく光が見えてるんじゃないかなと。じゃなきゃ、あそこで僕は『世界に一つだけの花』は流さないんじゃないかなというのを感じました」と前向きな見方も示した。

 その一方で、国分は「賛否いろいろあると思います。この会見を見て『何だったの?』『どうしたかったの?』『何が言いたかったの?』っていう声もあるとは思う」と語るように、視聴者の心情にも配慮。その上で「やっぱり25年続けてくる難しさと、グループを存続するということの難しさ」という言葉を口にして、「TOKIOはまだ21年目ですけれども、たくさん感じていることがあるので」と、今年25周年を迎えるSMAPだからこそ抱えているであろう問題に寄り添い、「(この報道が)13日から出てきて、毎日のようにこういう朝の情報番組で報道され、そして新聞では1面を取っているということもあって、少し落ち着かせようと思ってメンバーがあぁいった生放送で今の心境を語ったと思うんです。ただ(グループを)存続させるためにはまだまだ時間が必要なんじゃないかなと、僕個人的には思いますね」とおもんぱかった。

 国分が「皆さんがそうだと思うんですけども、SMAPのメンバーがこの表情でテレビに出るって今までなかったですし、それでも何かを伝えなきゃいけないんだっていう思いで5人は出てきたと思うので、そこは何とか分かってもらえたらなと……」と訴えると、同じく番組MCを務める女優・真矢みきは「伝わってますよ」と口を開き、「純粋に嬉しかったもん、存続が」と喜びの声を上げた。続けて「毎日ね、打ち合わせを朝やっていると、太一くんがね、『僕はどちらの立場に立てばいいの?』っておっしゃるのがすごく心が痛くて」「伝える側と、やっぱり自分もほんとに気持ちがよくわかるっていう、守りたいものっていうのが……すごくね、あの葛藤が、私たちはそっちの方もほんとに胸が熱くなりましたよ」などと、SMAPの後輩としての立場と情報番組MCとしての立場の間で苦悩していた国分の葛藤を明かした。

 その後『ビビット』では、『SMAP×SMAP』の生放送終了後、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターを務める嵐・櫻井翔が「『空中分解になりかねない』という木村さんの言葉に後輩としてはショックを受けました。メンバーの皆さんの表情、『ただ前を向いて進みたい』という言葉が印象に残りました」とコメントしたことを紹介。これに対し国分は「後輩と僕も今回のことで話すこともあったりして、『太一さん何か聞いてないんですか』とか。そういうこともやっぱりこう、後輩たちはみんな心配していたので」と話し、「“存続を願うしかないよね”というやり取りをした」と、後輩も一致結束してSMAPを思っていたことを明かした。

 SMAP報道特集の終盤、会見を見た視聴者の街頭インタビューの中で喜びの声が聞かれる一方、やはり「ハッキリしない」という見方をする人も。これに国分は「さっきも言いましたけど、この報道がとにかくすごいことになったじゃないですか。とりあえずそれを落ち着かせようとしたコメントではなかったのかなと思うんです」と繰り返し、「僕も21年メンバーと一緒にいまして、デビューして21年ですけれども、その前から考えたらずーっと同じメンバーなワケですよ。そこでこういった問題ってやっぱりたくさん起きることあるワケですよ。で、すぐに“じゃあ存続します”って言うことがホントに良い方向なのか、もっともっと腹割って話すことでもっともっと前へ向くというようなところに辿り着くんじゃないかなと思うんですよね」と、結論を急かさないスタンスでコメント。「なので、もうちょい長い目で皆さん見てもらった時に、また違ったSMAPからのコメントっていうのが出てくるんじゃないかな」と視聴者に呼び掛けた。

 最後に井上アナウンサーから「先週からこの報道してますけど、真矢さん何か、先週までの太一さんの表情が違ってちょっと晴れやかになったのが、我々としては安心するなというか」と振られた真矢は、「上から(目線)じゃなくて、10歳年上というだけで(言わせていただくと)、素晴らしい大人になられて」と褒め、スタジオを笑わせた。