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【SMAP解散騒動】「SMAPの活動があったからこそ、今の僕ら後輩が頑張れる」……TOKIO・山口達也、『ZIP!』でSMAP活動継続に願い込める



 解散報道で注目を集めたSMAPが、1月18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に生出演し、騒動を謝罪。20日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)では、同放送がメディアやSNSにどのような影響を与えたのかを取り上げた。

 13日付の一部スポーツ紙が、SMAPの“育ての親”である女性マネージャーの事務所退社に伴い、中居正広、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛も追随して退社すると報道。木村拓哉だけが事務所残留の意思を表明したとされるため、解散危機が騒がれた。報道から数日後の『SMAP×SMAP』(18日放送)に5人揃って生出演したメンバーは、それぞれ騒動について心境を語り、木村は「前を見て、ただ前を見て進みたい」とコメントした。

 この反響は大きく、19日に行われた参議院予算委員会では安倍晋三首相も「政治の世界もそうだが、同じグループが長年続いていく上においては様々な課題もあるのだろうと思います。しかし多くのファンの方々の期待に、また願いに応えてグループが存続するということは良かったのではないかと思っています」と言及した。

『ZIP!』では、日本や海外メディアの報道を紹介。『SMAP×SMAP』の生放送の翌日、テレビやスポーツ各紙で大きく取り上げられたのを始め、普段は芸能ニュースをほとんど扱わない一般紙でも1面に掲載されるなどした。メディアの動向に詳しい専門家は「一般紙が1面トップで(芸能を)扱ったのはとても珍しい。ファンだけじゃなくファン以外の人達が大きな関心を持ってSMAPをずっと見つめてきた。その大きな動きがメディアを動かした」と解説した。

 また、海外メディアではアメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」が「SMAP 解散の噂に謝罪」、イギリスの「BBC」が「日本のポップグループSMAPが解散を否定」などと報じ、台湾の大手新聞社はネット上で「木村拓哉の緊急の助けで勝った。SMAPは解散しないことが確定した」と伝え、韓国の三大紙の1つ「中央日報」も「国民の思い通り SMAPは解散しない」と写真付きで報道した。

 さらに『ZIP!』は、SNSの反響に着目。まずTwitterでのSMAPに関するツイートは、生放送で心境を語った18日の1日で132万1764件だったといい、昨年9月に俳優・福山雅治が結婚した日の「福山」が入ったツイート数96万3454件を大きく上回ったんだとか。また、生放送の時間帯にTwitterのサーバーが一時ダウンするトラブルもあり、現在は原因を調査中というが、小熊美香アナウンサーは「SMAPに関して爆発的にツイートされたことも原因の1つではないかと言われている」と伝えた。

 続いてLINEによる反響として、生放送を見てLINE上で話題にしたかどうか街頭調査を行ったところ、「生放送中、ずっと実況のように友達と話していた」「10人でグループラインを作って友達と話し合った」といった回答があったそう。

 そんな大反響の『SMAP×SMAP』生放送について、事務所の後輩で『ZIP!』MCを務めるTOKIO・山口達也は「ちょうどあの時間見れたんですけど」と切り出し、「まず思ったのが、SMAPの誰かではなく5人がちゃんと揃って一つの画面の中で1人ずつコメントを聞けたっていうことに、まず安心はしましたよね」と心境を説明。そして「ちょうどSMAPとTOKIOがデビューした90年代前半っていうのは、ホントに歌番組がなくなっていく中で、その中で活動をどうやってしていくかっていうことで切磋琢磨しながら活動を続けてきて」と振り返り、「SMAPの活動があったからこそ、今の僕ら後輩が頑張れるっていうのがあって」「SMAPっていうのは僕らの目標でもありましたから」などSMAPに対し抱いてきた思いを語った。

 さらに、山口は「その中で今回、SMAPが25周年という大きな節目の中でこういうことがあって、グループっていうのは20年以上やってるとこういう、やるのかやめるのかっていうことって度々出てくる問題なんですけれども」と、現在22年目のTOKIOに所属する立場からもコメント。続けて「今回これをうまく乗り越えて、ファンだけではなく僕らも日本も、すべての人がSMAPの活動を待ってると思うので、木村くんが言ってた『前に進む』っていう形がどうなるかまだ分からないところもたくさんありますけれども、ぜひ、これを力に変えてまた大きいグループとして活動してもらいたいというのが僕の願いですかね」と話し、笑顔を見せていた。