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「ヨーグルトをたくさん食べると健康になれる?」「風邪・インフルエンザ予防に効果的?」専門家が『ウワサの食卓』で“正しいヨーグルトの食べ方”を紹介



 次に、「PA-3乳酸菌」を持つヨーグルト。PA-3乳酸菌は、痛風の原因である尿酸値を上げるプリン体を取り込み、減少させる働きがあるとのこと。この乳酸菌を痛風患者に一定期間摂取させると、尿酸値の上昇が避けられたという。

 機能性ヨーグルトの中には、ほかにもアトピー性皮膚炎や便秘を改善する「LGG乳酸菌」を持つもの、花粉症の予防になる「L-55乳酸菌」を持つもの、さらに肩こりや腰痛といった更年期症状を改善する「ラブレ乳酸菌」を持つものなど、その効果が期待できるものばかりなんだとか。

 そして、今の季節に最も注目されているのが、「R-1乳酸菌」を持つヨーグルト。R-1乳酸菌は、免疫力を高めて風邪やインフルエンザ予防になるといい、ある研究結果によると、生徒に毎日R-1ヨーグルトを食べさせていた学校は、他校に比べてインフルエンザ感染者が格段に少なかったそうだ。さらに高齢者への検証によると、がん細胞やウイルスを見つけ出して撃退するナチュラルキラー細胞の活性化が確認されたことから、食べ続けることでがんの発症を予防する可能性があるという。

 では、なぜヨーグルトは身体に良いのか。専門家は、腸内には健康維持に必要な物質を作る「善玉菌」と、生活習慣病につながる有害物質を作る「悪玉菌」がいることを説明。善玉菌のエサになる乳酸菌を摂取することで、腸内の健康バランスが保たれるそうだ。