【ヨソで言わんとい亭】元光GENJI・大沢樹生がグループ結成秘話＆ジャニー社長との秘話告白、“電波少年”芸人は家族に金をむしり取られた現状語る
ローラースケートに関しての抵抗は「特には無かった」という大沢だが、「ローラースケート＝スターってのは、自分の中では結びつかなかった」とも。このようにして結成された光GENJIは、1987年8月19日のデビュー日の夜に、当時の人気音楽番組『夜のヒットスタジオ』（フジテレビ系）に出演。大沢は「その週末の大阪のキャンペーンで、確かドーンと（ファンが来た）」「数万人って来て」と、人気爆発の経緯を語った。
しかし、瞬く間に人気絶頂のアイドルになった大沢の生活は一変。実家は一瞬でバレ、電話番号は変更しても次の日にはバレてファンから電話が掛かってくる始末。また、実家にファンが押し掛けることで近所からクレームが来たり、家の壁に落書きされてしまい母親と消しに行ったりと、様々なトラブルが起きたんだとか。大沢は仕方なく実家を出ようとするも、今度は不動産屋が「近隣に迷惑が掛かる」ことを危惧して家を貸してくれないという状況だったそう。その後、母親の友人のマンションに引っ越しした大沢だったが、そこでもファンが双眼鏡で覗いてきたり、階段伝いにバルコニーから侵入しようとしてきたりと、24時間ファンに追いかけられていた生活を振り返った。
それほどまでに人気を集めていた日々の中、大沢は25歳で光GENJIを脱退。その一大決心の真相について、大沢は「志が俳優に向いてしまった」と告白。「今思うと当然両立は可能であって、当時も（俳優を）やってましたから」と現在の目線を交えながらも、当時は「光GENJIとかジャニーズ事務所っていうビッグネームが後ろ盾にあってやってるのがすごいカッコ悪い」と感じていたとのこと。また、「グループっていうのはいずれ解散していくものじゃないですか。決してジャニーズだって良い時だけでは無いかもしれないじゃないですか。そんな時に『ちゃんと外を知っておかないとマズいかな』っていうので」と、光GENJI脱退のみならずジャニーズ事務所からも退所した理由を説明した。ただ、やはり「親から（反対されて）ファンから何万人って署名もらっちゃったりして」というように、大沢の決断を惜しむ声も多かったという。
そんな大沢は、最近の活動について「この秋から音楽活動の方も始めまして」と笑顔を浮かべ、「来年いっぱいくらいまでは東京でやって色々勉強して、それ以降地方へ」と今後のプランを述べた。また、最後には脱退以降歌ってなかったという光GENJIの大ヒット曲「ガラスの十代」を披露。歌の終わりには「じゃあ、締めはバク転で」と自ら言って、バク転するフリだけして見せるというお茶目な一目も覗かせた。
また、同番組にはこの日、かつて『進ぬ！電波少年』（日本テレビ系）に出演して人気者となったタレント・坂本ちゃんも出演。『電波少年』に出演する前の坂本ちゃんは、ミシンの箱詰めのバイトで月収8万円くらいの生活を送っていたそうだが、6ヶ月間の『電波少年』出演が終わった後は誰もが知る有名人となっていて、テレビで引っ張りだこの生活に一変したという。坂本ちゃんは当時のMAX月収を覚えておらず、マネージャーに確認してきたと言い、その額なんと月8～900万だったんだとか。
ところが、順風満帆に見えた坂本ちゃんの芸能生活は、「一番変わって欲しくなかった親兄弟が変わってしまった」ことをキッカケに、暗雲が立ち込め始める。当時の坂本ちゃんが実家に仕送りをしたところ、親兄弟に“金のなる木”のように思われたのか、毎日電話で母親から「金よこせ～金よこせ～」と催促されるように。留守電にも泣きながら金を無心する母親のか細い声が入っていて、坂本ちゃんは言われる度に出してしまっていたそう。坂本ちゃんが1000万円出した時には、毎日10分おきにあった電話がピッタリ止んだというが、1週間後には今度は弟から電話で「やっちゃん……またヘマやっちゃって」と金を催促され、結局総額2000万円ほど家族に渡してしまったとのこと。坂本ちゃんは、2000万円あげた頃に、ふと「私蓄えもないし仕事も無くなっちゃったじゃん」と気づいたと言い、「自分の身を守るために」家族と絶縁したことを明かした。しかし、家族からは未だに時々事務所に電話が掛かってくるという。
そんな坂本ちゃんは現在タレント業のかたわら、家賃4万8000円の風呂なしアパートに住み、友人の紹介で新宿ゴールデン街の飲食店で週に1日アルバイトをしていると話した。
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