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　北島さんは、多くの人が興味を持っている腹筋運動について、「起き上がる運動ありますよね。あれほとんど腹筋使ってないですね」と明かし、共演者らを驚かせた。一般的な腹筋運動は「上半身と下半身を繋いでる間を上げ下げしてる」と指摘。まず、最も体が伸びているのは息を吸い込んでお腹をへこませた状態で、逆に縮んでいるのは息を吐き出しお腹を縮めている状態なんだそう。そのため上半身を起こす動きに意味はなく、腰が痛くなると言い、本当に痩せる腹筋の方法は「寝た状態で大きく息を吸った後、腹を殴られたようにへこませる」というやり方だと説明。さらに、「ゆっくりをずっと続ければいいと思ってる人が多いと思うんですけど、ゆっくりじゃないんですよ」「筋肉を意識するまではゆっくりなんですけど、意識ができたら速く」「殴られると思ってグッと固める」などと教え、実際にやってみた出演者はかなり効いている様子で辛そうに頑張っていた。

　また、北島さんは「無酸素運動というのが筋肉を鍛えられる時間」と言い、「45秒が限界で、それを過ぎると有酸素運動に変わってしまう」と話した。その上で「（先ほどの運動を）20回を早くやると2～30秒で終わる」「それくらい追い込んで、今までにない環境を作ってあげるというのが防衛本能が働いて体が変わろうとする」と解説。人間が筋肉の能力を最大限発揮できる「7秒間」に無酸素運動を体感できれば、筋肉がつくスイッチが入るとも語った。つまり、筋トレは長時間多くの回数を行うよりも、7秒間集中して行う方が良いそうだ。さらに、30秒～1分ほどのインターバルを置いて3セット行うと効果的で、筋肉には回復する時間が必要なため、週に1度くらいのペースでいいと話した。

　そして、筋トレダイエットのもう一つの重要なポイントは「食事」。今流行りと言えば炭水化物抜きダイエットが思い浮かぶが、北島さん曰く今一番主流と言われるダイエット法で食べた方が良い物は、「豚トロ、カルビ、マヨネーズ、チーズ、アボカド」などだそう。これには共演者達から「ウソ？」「カルビとマヨネーズ！？」と驚きの声が噴出。しかし、北島さんは「カルビにマヨネーズかけて食べても痩せますよね」と笑顔を見せ、「脂肪とタンパク質だけをとることによって痩せる」と説明。ご飯など糖質と一緒に食べると結局は太ってしまうため、フルーツや野菜もとりすぎはダメで、特にカボチャ、ブロッコリー、にんじん、たまねぎなどは糖質が多いんだとか。こういった糖質を抑えながら、脂肪とタンパク質だけをとることが重要だと語った。

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