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【ヨソで言わんとい亭】政界進出・芸能界復帰の嶋大輔、党の公認を得られなかった理由は「偉い方が『もう今年は芸能界の方はいらない』と……」



 そのような痛い目にあいながらも、仕事面では順風満帆な芸能生活を続けてきた嶋が、突如芸能界を引退した理由は何だったのか。嶋は元々イジメ問題に興味があり、知り合いが秘書を務めていた政治家の後援会に入って勉強していたと話し、ある日「嶋さん、その経験を今度は生かしませんか?」と声が掛かったと明かした。2013年はネットでの選挙活動が可能になった年で、芸能人が立候補する動きが高まっていた。そんななか嶋は、ある党の幹部から政治家になるよう勧められ、党の公認はもらえていなかったが選挙での当選を目指して政治活動することに。タレント上りということで批判を浴びることもあったが、支持者を集めるために全国各地を奔走していた嶋。ところが、結果的に嶋は党の公認を得られず、それまでに掛かった費用もすべて自腹となってしまい、政界を「諦めざるを得ない」状況になったと明かした。

 公認されなかった理由について、嶋は「偉い方が、『もう今年は芸能界の方はいらない』と言ってたのに、まぁいろんな方が出てたので、う~ん、それはどういうことかな~とは思ってますけど。なんかいろいろあったのかなと」「何が起きてるか自分ではホントに分からない状況だった」と話し、「議員会館に呼ばれて『縁が無かったということで』って言われて会館出てからって、そう覚えてない」「『俺(芸能界)引退してんだけど?』みたいな」などと当時の心境を振り返った。

 政界進出を断念し、仕事をすべて失った嶋はその後、「4ヶ月くらいうつみたいな状況になっちゃったんですよ」と、人間不信に陥って辛い私生活を送っていたことを告白。自室のベッドの横にあるゴミ箱には、知らないうちにマスクがてんこ盛りになっていて、コンビニ程度の外出時でも無意識にマスクをつけて人目を避けていたと話した。そうして4ヶ月間、ほとんど家にいてボーっと過ごす引きこもり生活を送っていた嶋は、時には妻に「仕事の話が来ているから打ち合わせ行ってくる」などと有りもしない嘘をついて、車に乗って過ごしていたこともあったそう。

 そんななか、嶋の先輩が太陽光パネルの営業に誘ってくれたというが、営業先で笑われることもあったんだとか。しかしある時、上司から「嶋さんここに居ていいの?」「イジメでしょ? 子どものためでしょ?」「発信するって意味では、芸能界に戻ってやることも良いでしょ」とアドバイスを受けたことをキッカケに、嶋は政界進出でも目標にあったイジメのことを伝えるために芸能界へ出戻りしたと語った。