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新海誠監督が『ワルイコあつまれ』にゲスト出演! 香取慎吾、「スタジオジブリへの道はなかった?」と直球質問



 2月11日に放送された『ワルイコあつまれ』(NHK Eテレ)内のコーナー「子ども記者会見」に、アニメーション監督の新海誠氏が登場。自身の原点となった作品や、監督業の裏側などについて語った。

 同番組は稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する教育バラエティ番組。「子ども記者会見」は子ども記者たちと、「オトナ新聞」の“しんごちん”こと香取がゲストに鋭い質問を投げかける企画で、今回は新海監督を招いて行われた。

 1973年に長野県で生まれた新海監督は、大学卒業後にゲーム会社に就職。そこでゲームのオープニングムービーなどを作りながら、自主制作でアニメーション制作を開始。2002年に短編アニメ『ほしのこえ』で商業デビューし、以降は『君の名は。』(16年公開)、『天気の子』(19年公開)などの話題作を世に送り出してきた。また、最新作の『すずめの戸締まり』(昨年11月11日公開)も大ヒットしている。

 まず、記者会見の進行役を務める稲垣が「今回は『すずめの戸締まり』。僕も見させていただきました」と声をかけると、新海監督は「ありがとうございます。恐縮でございます」と、返答。

 続けて、稲垣は「子どもの頃のこととかを思い出して。なんか、大人になると現実的なことにしか目を向けられなくなってしまって。目に見えないものに心を研ぎ澄ますとか、そういった感覚っていうのが乏しくなっていってしまっている自分がいて。今一度、考えさせられた映画でございました」と、感想を述べた。

 その後、子ども記者の1人が「新海さんが小さい頃に見てたアニメとかありますか?」と尋ねたところ、一番好きな作品は、宮崎駿監督が手がけたスタジオジブリの長編アニメ映画『天空の城ラピュタ』(1986年公開)だと告白。

 新海監督は「僕、初めて自分のお金で映画館に行ったのが『天空の城ラピュタ』で。中学1年生ぐらいの時だったんですけど。田舎だったから、映画館まで2時間ぐらいかけて、電車乗り継いで行って。そこで映画館で見て。“世の中にこんなに面白いものがあるんだ”って衝撃を受けて。あの時感じた自分の興奮みたいなものを、今の若い子たちに感じて欲しいと思いながら作るので。自分の原動力になってますね」と、熱弁した。[続きを読む]