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稲垣吾郎、主演映画『窓辺にて』の台詞に「ゾッとしました」と告白……今泉監督とキャスト陣が作品の見どころを紹介



 なお、劇中には「彼女の浮気を知ったのに、まったく怒りが湧かないんだ」(茂巳)というセリフも出てくるが、「もし、茂巳のようなパートナーが身近にいたらどうするか?」との質問に、中村は「でも、自分が好きな相手だったら、こじ開けに……(笑)。相手が望んでなかったらアレですけど。ちょっとこじ開けて欲しそうだったらこじ開けたい」と、キッパリ主張。男性陣は「面白い。こじ開けられて救われる人もいるでしょうし」(今泉監督)、「そうそうそう、そっちの方が多いかもしれない」(稲垣)と、積極的な彼女の姿勢を支持していた。

 また、稲垣が「でも、これって監督がもともと、30代ぐらいの時に思われてた?」と話を振ると、今泉監督は「奥さんがたとえば、“浮気とか不倫した時に怒れるんだろうか?”って思ったことがあって。たぶん怒れないなと思ってて。それって愛情がないってことになるのかどうか、悩んだりしたので。でも、きっとあるんだろうなとは思うんですけど。表面的に出にくいだけで」といった実体験を告白。

 稲垣は「感情高ぶると、その後の自分が怖い。恥ずかしいとか、その後のこと考えちゃうんだったら、あんまり感情をむき出しにしないでっていう……。なんか僕も分かるんですよ、だから」と、理解を示した。

 ここで、今泉監督が「逆に稲垣さん、ホントに怒ったりしたことで覚えてるのとかあります?」と尋ねたところ、「ほとんどないかな~。(私生活で)本当にキレたりとか、本当に感情を大爆発することって、ないんですよね。だから、そういう役柄があったりすると、楽しくてしょうがない」と、本音を吐露。「舞台でベートーヴェンとかを演じてたんですけど。感情むき出しじゃないですか、だって。たぶん僕、全然違いますよね」と同意を求めれば、中村は「そうですね」と、肯定した。

 そんな両者は、今作で感情の表現が難しい役に挑んだが、演じる上で共感できることはあったのか? 稲垣は「とにかくスゴく自然に、僕が言いそうな言葉とかでありふれてたので。なんかホント、ゾッとしましたね。ホント、こういうこと言いそうな人なんで」と、回答。

 対照的に、中村は「稲垣さん演じる茂巳さんは自分の気持ちを言えない人だけど、意外とこの私の紗衣さんも言えないんだな、というのはスゴく感じて。うーん……そこは全然、“自分と違うな”って思いました。だって自分のこと、とても不安だったっていうのを……。“聞きなさいよ”って思っちゃう。そこは(素の自分と)違いましたね」と、正直に述べた。

 今泉監督は「夫婦で、ある種本音で初めてぐらい話すシーンは、あのシーンが面白くなるかどうかっていうか、上手くいくかどうかって、この映画の肝でも1個あるので。稲垣さんが、脚本に書いてある台詞じゃないのを2つ、3つ言ってました」と、撮影の裏話を披露。「そのぐらい、台詞で書いてある言葉じゃなく、本当に2人の感情で。相手に伝えるために2つ、3つ足してたし。あそこが芝居じゃないというか、本当に感情でやってるから。スゴい見てて、“ここに居ていいんでしょうか?”みたいな。“2人の世界なのに”みたいな」と、率直な印象を打ち明けた。

 長い間、カメラを回し続ける理由について、「カット割りをしないっていうのは、そういう意味もあって。スタッフというか、カメラもそうだし、そこにいるほかの人の存在を消すってことでもあるので」と、解説。監督の意図を知り、夫婦役の2人は「嬉しいね~」(稲垣)、「3年ぐらい頑張れそう」(中村)と、喜んでいた。

 かたや、茂巳に影響を与える留亜役の玉城は「役に対して理解ができないっていうことがないタイプなので。あんまり拒否反応も起きないし、別にその人はその人、私は私っていう風に、違っていても、その人を好きになるっていう気持ちでやっていたんですけど。久保留亜に関しては、スゴく、うーん……。“10代の時、私言ってそうだな”みたいな台詞だったりとか」と、若い頃の自分と重ね合わせていたとのこと。

 物語上の設定は別として、中村自身は「めちゃくちゃ可愛いですよね。なんか、あんな小説が評価されて、スゴい結構一丁前なこと言うけど、恋愛がめっちゃ可愛いじゃないですか。2人の。もうキュンキュンしちゃった」と、留亜たちを微笑ましく見ていたとか。

 最後に、中村は「この映画は、人生においてスゴく自分が良い本に出会った時というか、良い映画に出会った時に“なんで私の気持ちを知ってくれてるんだろう?”とか。この映画もそういった思いだったり、台詞みたいなものがスゴく出てくる映画なので、皆さんに寄り添ってくれるようなキャラクターがそれぞれ感じられる映画だと思います」と、視聴者へメッセージ。

 玉城は「映画を見た後に答えを突きつけられたりとか、“こういうものです”っていう押しつけが本当に一切ない。本当に受け取りたいものが見つかる映画だと思っています。皆さんがどういう感想を抱くか、ぜひ聞いてみたい」とコメントし、稲垣は「この映画を見ると、会話が弾む。いろいろこう、考えさせられる。楽しい映画。そして、またホント美しくね。繊細な映画に仕上がってると思います。『窓辺にて』、皆さんぜひ劇場でご覧になってください。よろしくお願いします」と、呼びかけていた。

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