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『MUSIC BLOOD』で新ボーイズグループのデビュープロジェクト始動! プロデューサー・KEN THE 390が「ちょっと不安もあります」とこぼしたワケとは?



 俳優・田中圭と千葉雄大がMCを務める音楽番組『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系)。5月27日放送回からは、ラッパー・KEN THE 390がボーイズグループをプロデュースする新企画がスタートした。

 今回、デビューを目指すメンバーは、11人組ボーイズグループ・INIが誕生するきっかけとなったサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(動画配信サービス・GYAO!/TBS系)の脱落者から選抜。プロデュースを担当するKEN THE 390は、2006年にメジャーデビューし、さまざまなアーティストとのコラボレーションが話題になるなど、ラップ界を牽引する存在だ。昨年行われた『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』では、ラップトレーナーを任され、練習生たちの指導にあたっていた。

 プロデュースを決意したきっかけについて、本人は「INIがデビューしたり、OCTPATH(同オーディションの元練習生8名によるグループ)がデビューしたり。“練習生がこれからどうなっていくのかな”みたいな、単純に楽しみにしてたんですよ。終わってからも、しばらく」と振り返った上で、「僕が“この子、絶対良いのにな”みたいに思ってた子が、全然世に出てきてなくて。何人か」と、率直な思いを吐露。オーディション終了後も「埋もれた才能を世に送り出したい」と、熱い気持ちを抱えていたようだ。

 その背景には、紆余曲折した音楽人生が関係している。KEN THE 390は「僕自身、ラップでそんなすぐに成功できたワケじゃなくて。大学行って。その後、サラリーマンやりながらインディーズ活動とかしてデビューしてて……」と、回顧。早稲田大学を卒業後、リクルートの社員として働きながら音楽を続けていたが、「サラリーマンのくせに」とディスられ、何度も悔しさを味わったとか。

 こうした下積み時代を経て、「スゴい回り道とか、時間がかかって。でも、それが自分のバネになったから今もまだ続けられてるみたいな思いがあるんで。なんか、ああいうオーディションで華々しくデビューした子たちはもちろん素晴らしいんですけど。悔しい思いをした子たちにしか歌えない音楽とか、やっぱあるんじゃないかな」と、考えているという。[続きを読む]