You are here:  / お笑い / その他 / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / 『じっくり聞いタロウ』でジャーナリストが語る闇バイト求人の裏側……応募者が“抜け出せなくなる”理由とは?

『じっくり聞いタロウ』でジャーナリストが語る闇バイト求人の裏側……応募者が“抜け出せなくなる”理由とは?



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。1月20日放送回は裏社会ジャーナリスト・石原行雄氏が登場し、SNS上にはびこる“危険なアルバイト”の実態に警鐘を鳴らした。

 同番組にたびたびゲスト出演し、裏社会の最新情報を解説している石原氏。今回は、新型コロナウイルスの流行が続いている現代において、「このコロナ禍以降、本当に“闇バイト”っていうのが悪い意味でアツいですね。裏社会で」と、切り出した。

 番組では、Twitter上に出回っている闇バイト求人のイメージとして、「高額バイト!! 半日働いただけで大金入ります! 場所は主に都内です!」「高額案件あります。最高金額200万円です。場所は東京都内」などと書かれたツイート画像を紹介。すると、週替わりMCのタレント・ほのかが「見たことある。よく流れてきますよね」と反応し、石原氏は「そうですね。Twitterをマメにされてる方なんかっていうのは、何かの拍子でこういうアカウントが目に入ってきちゃったり(する)」と、Twitterを利用しているだけで闇バイト情報に触れてしまう可能性もあると述べた。

 名倉が「闇バイトって、たとえば何です?」と尋ねたところ、「やっぱり一番大きいのは特殊詐欺の求人ですね。かつては闇サイトですとか、あるいは出会い系のようなクローズの(人目に触れない)場所ですとか、あるいは特定の人間しか入れないようなサイトでやっていたんですけど。今はもうSNS、Twitterなんかで大っぴらに募集してたりしますね」(石原氏)と、現状を明かした。

 闇バイトの求人を出すTwitterアカウントがあるということで、河本が「DM(ダイレクトメッセージ)は実際応募したら、どういうのが返ってくるんですか?」と質問すると、「取材した限りでは、そこ(DM)ではあんまり詳しく話さないですね。『興味があるなら、このアプリを入れてください』っていうので、『匿名性が高い』と言われる通信アプリ(のインストールを要求してくる)」と、回答。

 特殊詐欺など、闇バイトの詳細を開示する際に使うアプリは「大麻ですとか、覚せい剤、薬物の売買なんかでも悪用されてるような、そういうアプリ」(石原氏)だといい、河本は「DM上でやると足がつくので、足のつかないところに先に誘導しといてから、本格的な話に移る」と、理解した。

 石原氏は「『闇バイト』という形で募集してる時は、何か分からないっていう感じなんですけれど、結局細かく話なんかをしてみますと、まずは特殊詐欺。しかも、その“末端”ですね。“受け子”、“出し子”。あと“運び”っていう仕事があるんですけど、この辺りの仕事をさせられる」「やっぱりそういう末端の人間っていうのは一番(警察に捕まる)リスクが高いですね」と、コメント。[続きを読む]