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“次世代のダウンタウン”と呼ばれた元りあるキッズ・安田善紀、相方の借金問題や解散時を振り返る



 深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。1月13日放送回には、2014年に解散したお笑いコンビ・りあるキッズの安田善紀が登場し、“次世代のダウンタウン”と期待されていた当時の状況や、相方・長田融季とコンビ解消に至った経緯を明かした。

 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務める同番組。今回のゲストである安田は、河本と同じ吉本興業に所属しており、そのきっかけは1996年に『輝く日本の星! 次代のダウンタウンを創る』(TBS系)に出演したこと。安田と長田はそれぞれ別のコンビだったが、“未来の松本人志”として安田が、“未来の浜田雅功”として長田が選ばれ、11歳でりあるキッズを結成したのだった。

 98年には「ABCお笑い新人グランプリ」で優秀新人賞を受賞するなど、デビュー後すぐに大活躍していたりあるキッズだが、長田の莫大な借金がコンビ解散の引き金に。安田によれば、ある日、吉本側から「君の相方、これくらい借金してるよ」と連絡があり、「リストみたいなのを見せられた」そう。

 長田の借金額は、安田が知らされただけで「5,500万円」もあったというが、「ホンマは5,500万円どころじゃないの? ホンマは倍くらいいってる?」(河本)と確認されると、安田は「たぶん1億円くらいいってた」と、推察した。

 その後、河本は改めて「同期が(ザ・プラン9の)浅越ゴエくんとか、ライセンスとか。だから(11歳の安田&長田と比べれば)だいぶ上なんですよ。年が」と、同期と年齢差があった点に言及し、「スゴい僕らが違和感あったのが、安田くんは言わなかったのに、長田くんなんかはちょっとこう、すぐ……。すぐ、ちょっとこう、なんていうんですかね。“ワッ”てなっちゃう子なんで」と、長田が“大きな態度”を取っていたと暴露。

 河本いわく、「12歳の子(長田)が、20歳くらいの子捕まえて『ジュース買うてきてくれ』とかって平気で言うてた」ため、「それは長田の首捕まえて『お前はまだ小学生やねん。それはアカン。それはお前、自分で買っておいで』って(注意した)」とのこと。

 長田は「でも僕が(お金)出すんです」と返答したそうで、これに対しても「出すとか、いやもうアカンて。お前がお金出したら」と伝えたという河本だが、「でもその時はお金もう持ってたんよ。長田くん」といい、週替わりMCのタレント・ほのかは「たしかに小学生で(お金)持ったらこう(天狗に)なりますよ」と、コメント。

 河本はなおも「長田くんは(年上の芸人にも)すぐタメ口でいったから」「もう24歳のヤツにタメ口でいっとったから」などとボヤいたが、安田は「会社の方には言われてたんですよ」「『どこに行っても敬語で喋りなさい。君たちは子どもなんだから』っていう風にちゃんと教えていただいてました」と述べただけに、あくまでも長田の問題だったようだ。

 一方、安田は「ある時、福岡に呼ばれた時に。福岡の劇場はものスゴい小さかったんです。で、まぁ関西から行ってますし、その辺の土地勘もないですから、“もう建物の中でネタ合わせせなアカンな”と思って探してたんですけど。『りあるキッズが大阪から来てくれた』っていう風な、過剰な解釈をしてる社員さんがいらっしゃいまして」と、吉本の社員により異常に持ち上げられるケースもあったと告白。

 続けて、「(その社員が)『どうしたんですか!?』っていう感じで飛んできまして。『出番前なんでネタ合わせをしようかな、と。ちょっと場所がないなっていうところで困ってるんです』って言うと、めぼしい若手の方を見つけて『どけぇ!』って。『向こうでネタ合わせしろ!』(とほかの若手芸人を移動させて)『りあるキッズさんどうぞ!』って場所を譲ってくれた……」(安田)と、回想。

 安田は「ちょっと僕も分からなかったんですけど、『すみません』みたいなこと言いながらネタ合わせさせてもらったんですけど。それが今思うと博多華丸・大吉さんだった」と、吉本芸人として先輩にあたる“華大”のネタ合わせ場所を奪ってしまったと激白した。[続きを読む]