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外国人スパイの脅威、大使館を装った闇カジノの実態……『じっくり聞いタロウ』で元公安警察が暴露



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、10月28日放送)に、元公安警察官・勝丸円覚氏がゲスト出演し、知られざる“公安警察の実態”を語った。

 国家転覆を狙うテロリストや外国人スパイを監視するなど、国を揺るがすような事件を未然に防ぐべく、影で活躍している公安警察。勝丸氏は、1990年代に警視庁へ入庁してからの約20年のうち、その大半を公安部で過ごしたそう。現役時代、監視対象を尾行する際は4~6人のチームを組んで行動していたというが、“公安警察OB”となった今、『じっくり聞いタロウ』の収録には顔を隠し、声もマイクを通して変える形で参加した。

 まずは引退後も素顔を見せられない事情について、勝丸氏は「(監視対象を)追ってた時に、自分が気づかれてないだけで、動画や画像を撮られてる可能性がありますね。私たちもチームで追ってるように、相手もチームでいる可能性があります。なので今日、顔出しができないのも、『あいつ、やっぱり』っていった(バレた)時に、当時一緒にいた同僚も、あるいは私の家ももしかしたら分かってるかもしれないし、家族と買い物してる時に『あいつの横にいるのが家族だ』ということになるので、辞めた後もですね、出られない」と、外国人スパイに身元を探られていた場合に備えていると説明。

 また、勝丸氏いわく、「公安になるには大きく2つありまして。本人が強く希望して、努力をして認められてなっていくパターンと、公安側の方から『こいつ欲しいな』っていうことをですね、入庁試験、あるいは警察学校、あるいは警察学校終わって巡査で警察署にいる頃にですね、いわゆる引き抜く形と、この2つのパターン」があるらしい。

 公安警察に向いている人、そうではない人材に関しては、「監視をしたりですね、後を追っていくのが中心ですので、印象に残らない」ことが重要であり、「体型が極端に太っているとか、逆に極端に痩せているとかですね、背が高いとか、もっと言うとハンサムだとかですね、女優のように美人だとかっていうとダメですね。印象に残ってしまいます」と、内情を告白。人目を引かない“一般人”になりきれる職員が重宝されるようだ。

 一方、スパイ活動を取り締まる法律がない日本は「スパイ天国」と呼ばれるような状態だといい、そんな日本で暗躍する外国人スパイの情報が集まる場所もあるそう。河本が「(日本に来ているスパイの)トップがいるワケじゃん? “どういうところに潜んでる”と思う?」と投げかけると、週替わりMCのタレント・熊切あさ美は「よく日本を知ってる方で……。それしか分からないです。想像もつかない」と、ポツリ。[続きを読む]