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ひろゆき氏、YouTubeの“スパチャ”や切り抜き動画で儲かる仕組みを語る



 インターネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者として知られる実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏が、9月23日放送のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)に出演。「座っているだけ」で得られる収入や、そのカラクリを明かした。

 同番組はネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務め、今回はタレント・熊切あさ美が週替わりMCを担当。一方、トークゲストのひろゆき氏は1999年、22歳の時に「2ちゃんねる」を開設したほか、2006年には動画配信サービス「ニコニコ動画」をオープン。現在はコメンテーターとしても活躍し、ディベートでは鋭く畳みかけるような発言から「論破王」と呼ばれることも。15年、38歳の頃にフランス・パリへ移住しており、『じっくり聞いタロウ』の収録にもリモートでの参加となった。

 河本が「そもそもなんでパリにいるんですか?」と質問したところ、ひろゆき氏は「うちの彼女(妻)が『パリがいい』って言ったから、『じゃあパリで』みたいな。僕、まぁ日本で仕事してたんですけど、一段落して」「ネットの仕事なので、インターネットさえ繋がればどこでもできる」と、14年に結婚した妻の希望を聞いた上でパリへと渡ったそう。

 名倉が「ええなぁ~。それがスゴいよね。俺も言いたいよ。『ネットでね、(仕事)やってるんで。別にパリに住んでもいいじゃないすか』(と言いたい)」「“座ってチャリン、チャリン”が俺の夢なのよ」と漏らした際、河本は「ひろゆきさん、今“座ってるだけでチャリン、チャリン”っていうワケじゃないですよね?」と、確認。すると、ひろゆき氏が「基本は“合ってる”と思いますよ」と“何もしなくてもお金が入ってくる状態”を認めたため、河本は「合ってんのかい!」と悔しがり、熊切も「私たちなんてプライベートの話までしないとテレビに出させてもらえない時もあるのに」と、羨んだ。

 そんなひろゆき氏のYouTubeチャンネル「ひろゆき, hiroyuki」は16年に誕生。『じっくり聞いタロウ』放送時のチャンネル登録者数は126万人となっていたが、再生回数に応じた広告収入とは別に、スーパーチャット(スパチャ)という機能のおかげで“オイシイ思い”をしているとか。スパチャとは、YouTubeのライブ配信のみについている投げ銭システムであり、はじめにひろゆき氏は「僕がYouTubeで配信すると1~2万人の人が同時に見てたりするんですよね。で、コメント書いてる人もいっぱいいるので、コメント書いてもどんどん流れちゃう」と、説明した。

 スパチャでお金を支払って書き込んだコメントには色がつき、一時的に固定表示されるため、配信者の目に留まりやすくなるのだそう。ひろゆき氏は「僕に本当に(コメントを)読んでほしいっていう人が、600円とか、1,000円とか、5万円とか払うと、書いた文章がバーンと貼り付けられたままずっとあるので、僕としても見つけやすい。1回(の配信)あたり20万円とか、30万円分くらいは、わりと入ってくる」と、話した。

 さらに、「スーパーチャット(の投げ銭)をどれくらい、人がもらってるのかって(分かる)サイトがあって。それを見ると僕、フランスで1位なんですよね。フランスで1位で『41万ユーロ』って書いてあるんで、まぁ5,000万円ちょっとくらいです」と明かし、スタジオをザワつかせたひろゆき氏。労力を要さずに収益が得られるシステムに関して、ほかにも、ひろゆき氏の配信の“切り抜き動画”が紹介された。

 切り抜き動画とは、ライブ配信など長時間の動画を短く編集し、テロップをつけたものだが、一般的なYouTuberの多くは、自分の動画を他人に編集されることを嫌がるようだ。しかし、ひろゆき氏は自身の切り抜き動画を公認し、「“切り抜きをやった人の動画の収益を全部取る”っていうのを始めた」という。[続きを読む]