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北朝鮮の人々が“韓流ドラマにハマる理由”とは? 『じっくり聞いタロウ』でジャーナリストが解説



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。9月9日は「あなたの知らない北朝鮮SP」を放送し、北朝鮮情勢に詳しいゲスト・五味洋治氏が「反動思想文化排撃法」について語った。

 昨年10月15日放送回にも登場していた五味氏は、約20年に渡って北朝鮮を取材してきたジャーナリスト。同国の第3代最高指導者・金正恩氏の兄で、2017年に暗殺された金正男氏にインタビューを行ったこともあるという。

 一方、今回の番組では、昨年12月に北朝鮮で新たに制定された「反動思想文化排撃法」に着目。五味氏が「まぁ、この法律はおどろおどろしい名前ですけど、基本的には“韓流防止法”ですよね。韓流っていうのは今、北朝鮮で大ブームになってまして」と切り出すと、名倉は「北朝鮮の若い子は韓流(韓国のドラマなどを)見て、メイクとかも変えて、ね? 『真似してる』って言うもんね」と、コメントした。

 五味氏によると、「もともとは(韓流ドラマが)中国で大流行し始めて、中国から国境を越えてDVDだとかUSB(メモリ)に入れて、密輸されてきてる」といった流れで北朝鮮に広がり、国側は「このままいったら、ドラマを見てそのまま信じて、脱北して韓国に行ってしまう若者が増えるんじゃないか」と、危惧しているそうだ。

 こうした事態を防ぐため、「『これは徹底的に排撃しよう』と。『(韓流ドラマを)見た人は15年の刑』『大量に配布した場合は死刑にする』」という内容の「反動思想文化排撃法」を制定。週替わりMCとして収録に参加したタレント・熊切あさ美は「重い罪だ……」とつぶやくなど、スタジオがザワついた。[続きを読む]