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【KinKi Kidsのブンブブーン】斬新な食リポ企画始動も……ケンドーコバヤシ、堂本光一の“7色に光る”自宅風呂に興味津々!?



 KinKi Kidsの堂本光一&堂本剛がMCを務めるバラエティ『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。5月22日放送回は「特別企画」と題して、お笑い芸人・ケンドーコバヤシとともに“黙食でグルメリポート”に挑戦した。

 通常なら、ゲストのリクエストに沿った企画を楽しむ『ブンブブーン』。しかし今回、番組では新型コロナウイルスの感染拡大によって苦境に立つ飲食店を応援するため、新企画の“喋らないグルメリポート”を試してみることとなった。キンキと一緒にチャレンジするのは、昨年6月13日オンエアーの「リモートde小喜利の私」にも協力してくれたケンコバ。撮影場所は東京・湾岸スタジオで、3人は感染予防対策として、マスクを着用して登場した。

 剛が「おもむろにこんな場所に案内されて……」と切り出すと、光一は「『今日は外じゃなくてセットだよ』って聞いて、“あぁ~、そうなんや”と思ってちょっと見たら、思ったよりも安いセットでビックリ」と、毒舌を交えて一言。すかさず、ケンコバは「一生懸命作ってくれてんから。泣いてる人おるよ、奥で!」と、スタッフを労った。なお、番組ナレーションでの補足によれば、本当はお店に足を運んで撮影を行う予定だったが、時節柄、急きょ特注で飲食店風のセットを準備したとか。

 ここで、フジテレビアナウンサー・中村光宏が「皆さん気になっているグルメリポートの仕方。まずは『サンプラーアプリで食リポしよう!』」「(サンプラーアプリとは)音を録音して、自由に再生できるアプリなんです」と、説明。食事の際は会話をせずに黙って食べる「黙食」が推奨されているだけに、中村アナが「お店で会話するのはよろしくないということは、事前に音を録って、その音を使って会話すればいいんじゃないの? と。皆さん、言いそうな言葉を録音していただいて、その音を使って食リポできるか、挑戦していただきます。なので、店の中(セット)に入ったら、もう会話は厳禁です。言葉を発することはできません」と注意事項を伝えると、光一は「斬新やな~!」と、驚いていた。

 利用するのは、16パターンの音声が録音できるモバイルアプリ「Koala Sampler」。「もちろん、味の感想であったり、会話をやはりしていただきたいので」(中村アナ)と言われ、キンキとケンコバは「先、想定して入れとけっていうこと? 会話を?」(ケンコバ)、「ムズいなぁ~」(光一)、「それは逆に、ちょっとおもろいですけどね。ちょっとやったことないから。1回やってみて……」(剛)、「試しがいはありますね」(ケンコバ)と、受け止めた。

 この企画に賛同してくれたのは、早稲田大学近くにある早稲田商店街の飲食店(新宿区西早稲田)。通称“ワセメシ”と呼ばれ、本来は同大の学生たちで賑わう商店街だが、コロナ禍以降はオンライン授業が増えた上に、外出自粛の影響で街から人が減少。経営不振に陥るお店が増えているという。そんなお店の手助けにもなるよう、番組はワセメシのグルメをテイクアウト。まずは創業58年で、学生に優しい価格設定が人気の「キッチンミキ」。味わうのは、お箸でも切れる柔らかいハンバーグとデミグラスソースの相性が抜群な「チーズハンバーグ」(500円/税込み)だった。

 一旦、3人は別々の場所に移動し、サンプラーに16パターンの言葉を入れていく。試行錯誤しながらも、「これはハンバーグですか?」(光一)、「意見、まったく一緒」「柔らかいな~」(ケンコバ)、「おばちゃんの『美味しい』を入れようかな。『美味しいわぁ~』」(剛)と、三者三様のフレーズを厳選していた。お店のセットにて“喋ってはいけない食リポ”がスタートすると、ケンコバがいきなり効果音を使ったほか、「せやなぁ」(ケンコバ)、「あれ? このお水って軟水ですか?」(剛)、「シー」「いただきま~す」(ケンコバ)、「ふ~ん」(剛)と、まるでコントのようなやり取りを繰り広げる2人。

 途中で、光一がジャニーズ事務所の大先輩グループ・少年隊の「デカメロン伝説」(1986年)を流し、剛も対抗してV6の「TAKE ME HIGHER」(1997年)をセレクトした。その後、剛が「えっと~、私の右にいる方が(少年隊の)東山紀之さん?」とのセリフを発動させると、思わず注目する光一。食リポはどこへやら、「何ぬかしとんねん」(ケンコバ)、「違うっ!」(光一)、「ほかには?」(ケンコバ)、「ないよ~」(剛)、「ケンコバさんと剛くんに質問なんですけど。ハンバーグという言葉の文字を1個抜いた場合、ハンバー、ハバーグ、ンバーグ。どれが好き?」(光一)、「剛くん、どう?」(ケンコバ)、「はい、はい」(剛)と、おふざけモードのまま終了した。

 アプリを使いこなしていたものの、ケンコバが「2人は、味のことを言う気ないの!? 何も」と指摘した上で、「無茶ブリみたいなやつばっかり飛んできたけど。あれ何なの? 光一くんの。『ハンバーグ一文字抜いて』って。あれにはさすがに何も返事できへんかった」と、クレーム。光一は「本当に思い浮かばなくて……」と言い訳し、「やってみて、“あれ入れとけばよかった、これ入れとけばよかった”っていっぱいあったわ。でもさ、美味しいから黙々と食っちゃったけど」と、打ち明けた。この意見には2人も「確かに。あれの方が普段、食リポしてる時より味わえるね」(ケンコバ)、「黙食の良いところはやっぱそこですよね」(剛)と、同調。

 また、実はキッチンミキと中継が繋がっており、食リポの模様を見ていた店長・山内康行さんに一同は「ごちそうさまでした!」と、あいさつ。「本当になんで『美味しい』とか、単刀直入な言葉を入れなかったんだっていう後悔」「本当に美味しかったんですよ! 今、やっと伝えられる」(光一)と訴えると、山内さんは「“面白い”と思いました。“政府の方針でやったらいいんじゃないかな”って、ちょっと思いました」と、企画趣旨を理解してくれていた。[続きを読む]