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【KinKi Kidsのブンブブーン】KinKi Kids・光一&剛、声優に挑んだ乃木坂46・生田絵梨花に感心「完璧すぎて恐い」「向いてる」



 3月13日放送のバラエティ『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に、オペラ歌手で女優の森公美子と、乃木坂46・生田絵梨花がゲスト出演。KinKi Kids・堂本光一、堂本剛と一緒に“声優入門講座”を受講した。

 ゲストは、5月25日~7月26日まで東京・帝国劇場にて上演されるミュージカル『レ・ミゼラブル』で親子役を演じるという森&生田。まずは、剛が「今日はお2人さんがこの番組を通してやりたいこと何でしょうか?」と聞いてみると、揃って「声優の専門学校に体験入学したいです!」と、企画趣旨を発表した。森はアニメ『毎日かあさん』(テレビ東京、2009年~12年放送)などで声優を務めた経験もあるが、「これからはさ、バーチャル時代になってくるから。“絶対、声優の仕事増える”と思うんですよ。で、ゲーム時代でしょ。ゲームでも声出すじゃない。それに合わせてね、ちょっと仕事の数を増やそうかな、と……」と、目論んでいるとか。

 光一は、アニメ『獣王星』(06年公開、主人公であるトール・クラインの青年期役)や、全米で大ヒットを記録した映画『ラッシュ/プライドと友情』(日本での公開は14年)の吹き替えを担当。主人公のジェームス・ハント役だった『ラッシュ』については、「もうね、スゴかったですよ。外国のかなりプレイボーイ(なF1レーサーというキャラクター)だったので。もうしょっちゅう、“そういうシーン”出てくるんですよ!」と、興奮気味に報告。森が「『あはん、うふん』ですか?」とラブシーンかどうかを尋ねたところ、「はい!」と、即答した。

 続けて、「台本に『AD』って書いてある」「僕、声のあれ(仕事)なんで、オーディオ……。“海外の、現地のそのまま音使うのかな”と思ってたんですよ。で、収録するとこ行ったら、『それではアドリブいきまーす!』って言われて。で、いろいろ考えたんですよ。(主人公は)外国の方じゃないですか。引きにするんか、いろいろ考えちゃうのよ。どっちにすればいいんだろう? って」と、当時の悩みを吐露。『ブンブブーン』は毎週土曜午前11時台の放送とあって、森が「待って。これ朝っぱら使える?」と心配するも、光一は「だって仕事だもん! 俺の仕事だよ!」と主張した上で、「大変でしたね」と、こぼしていた。

 そこで今回、4人は「東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校」(東京・江戸川区)を訪問。こちらは、その名の通り、声優やアニメに関するあらゆる知識が学べるだけでなく、日本で初めてプロゲーマーを育成した専門学校。一同は生徒になったつもりで、声優コースに体験入学し、最初は講師・声優の栗田圭先生の授業からスタートした。

 さっそく、栗田先生は「“声優演技の基礎”ということなんですけれども。声優演技っていいましてもですね。実際、舞台の演技とか映像の演技と比べて、アニメの演技は何が違うかといわれたら、マイクがあるので動いちゃいけない。それだけの話なんです。アニメなんかだったら、絵の描き込みみたいなものが実写の普通の顔と比べたら少ないので、ちょっとデフォルメして演技を大きくしたりとか、普通だったら聞こえないような息の音をわざと入れてみたりとか。そういったことは必要になってくるかもしれないですよね」と、説明。

 話を聞く中、光一が「自分、アニメの時に経験したんですけど。意外とアニメのアフレコをする時って、全然画が出来上がってないんですよね。だから、どういった距離感なのか。距離感が結構難しいですよね」と、振り返る一幕も。次は、アニメ独特の発声技術に関して、「声優さんっていうと、『声変わるじゃないですか。いろんな声出るじゃない』っていう風なことよく言われるんですよ。ほとんどの声優はあんまり声は変わらないです」(栗田先生)と、解説。

 しかし、「声の高さを変えたりとか、息の使い方、語尾を放り投げるのか、収めるのか。そういったものを細かく変えていくことによって、年齢が変わっていくような感じがする。もしくは、キャラクターが変わっていくような感じを作っていく。たとえば、おじいさんをやるっていう時になってくると、ほっぺたとかそういった筋肉がだんだん衰えてくるから、だんだんだんだん口があんまり動かなくなってきて。おじいさんみたいに聞こえてくるっていうことがあるんですね」(栗田先生)とのこと。与えられた映像に対し、自分なりにイメージを膨らませて発声するのも声優の大事な仕事のようだ。[続きを読む]