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壮絶ないじめがきっかけで手術を決意……女性社長が日本と韓国での整形体験を語る



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。2月25日放送回は女性社長・みきしぃ氏が登場し、いじめ被害で人生に絶望するも、美容整形を経て起業に至るまでの過程を明かした。

 まずは整形前、16歳の頃のみきしぃ氏の写真が公開されると、MC陣は「今のね、お顔と全然ちょっと違いますよね」(河本)、「違いますね」(名倉)と、コメント。そんなみきしぃ氏は、中学時代から整形を考えていたといい、きっかけは「保護者間でも話題になるくらいのいじめ」だったと激白。「やっぱ、中学生って心ないこと言うじゃないですか。その時に『気持ち悪い』とか『ブサイク』とかっていうのを結構言われて、それで“自分はブサイクなんだ”っていうことを初めて自覚した」そうだ。

 中学から高校にかけていじめられていたみきしぃ氏は、いつしか自分の顔が嫌になってしまい、「お母さんに相談したのは、高校を卒業する直前くらい」「進路(の相談)も兼ねて、『私はこういうコンプレックスがあって。整形しないと、もうちょっと、死にたい』みたいな。っていうことを泣きながら2時間くらい話して」と、苦悩を訴えたのだとか。

 娘の「死にたい」との悲痛な叫びを受け、母親も整形を承諾。「最初は、目が一重だったので目尻切開と、ちょっと瞼が上がらなかったので眼瞼下垂っていう手術をして、それで二重にした」「それは30万円くらいでした」と、母親にもらったお金で初めての整形に臨んだという。「高校の時の話やから、なかなか……」(河本)、「なかなかやで、30万円は」(名倉)と指摘も入ったが、みきしぃ氏は整形をすることで「明るくなれるかな」と、思っていたとも。

 しかし、「(整形で)変わった自分と、“世間的にどういう評価を受けるのか”っていうのが怖くて。10年くらいは『ブサイク』って言われてたじゃないですか。なので、その中身っていうのがずっと変わらなくて。“また外に出たら何か言われるんじゃないか”っていうところで、怖くて出られなくって、逆に引きこもりになっちゃいました」と、すぐに性格まで前向きになることはなかったようだ。

 今回、解説のため同席していた湘南美容グループ代表・相川佳之医師によれば、「実際、本当に同じような境遇で(外に)出られなくなって、あとやっぱり外に出て自分の顔を見られることが嫌になって、外に出られなくなっちゃうケースはわりとありますよね」と、同様の悩みを抱えている人々は存在するとか。

 みきしぃ氏も、2ヵ月間部屋に閉じこもってしまったものの、「高校の友だちで1人、『最近どう?』っていうところで、心配して声かけてきてくれた子がいて。その子も障がいを持っていて、私も生い立ちがこんなんで。なんかちょっと境遇が、全然違いますけど、なんかそこで重なって。そこから『外に出よう』っていうきっかけが始まって。その後に、母親が市役所の(アル)バイトを紹介してくれて」と、分かり合える友人や母親のおかげで、引きこもり生活を脱したそう。

 市役所でのアルバイトは約2年続いたといい、「いろんな人がいたんですけど、優しかったんですよね。やっと社会に出て、“こういう良い人たちもいっぱいいるんだ”っていうのにやっと気づけた」(みきしぃ氏)。一方、仕事をしていく中で、「ある程度お金が貯まったので、次は鼻と、目の開きが全然良くなってなかったので、眼瞼下垂の再手術と、あと目頭を切って、顎にプロテーゼ入れました」と、再び整形を受けたのだった。[続きを読む]