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新型コロナウイルスの影響で覚せい剤が高騰!? 一変した違法薬物事情とは



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。12月17日放送回は、これまでも番組で薬物に関する最新事情を解説してきた裏社会ジャーナリスト・石原行雄氏が、新型コロナウイルスがまん延する中で違法薬物界隈に起きている変化を語った。

 今年、未知のウイルスが世界的な問題となったが、石原氏は「新型コロナの影響は、違法薬物業界にものスゴく大きな影響を与えてますね」と切り出し、「(違法薬物業界が)潤ってるってことですよね?」(名倉)と聞き返されると、「そういう面もありつつ、やはり、今までの方針では通らないので、『別のシノギ(収入を得るための手段)の仕方にしよう』みたいな、そういう方針転換なんかもあったりします」と、回答。

 続けて、「たとえば、覚せい剤なんかっていうのは、コロナ(の問題が深刻化した今年の)3月以降、急激に価格が高騰しててですね。1グラムで1~2万円くらいは高くなってるんですね。要するに、飛行機も、船も、観光客も入って来られませんから。で、やっぱり密輸が滞ってる」と述べた石原氏は、「大きな“密輸の山”っていうのもあるんですけれど、基本的には、小口のものなんかっていうのは、観光客に手荷物として持たせて(密輸していた)っていう意味では、外国人観光客がストップしてますので。入国が。それでもう密輸が滞ってる」と、説明した。

 覚せい剤の密輸が激減したことで、「ストックの覚せい剤を持ってるような売人や卸っていうのは、いるはいるんですけど。持ってても、次、またいつ(違法薬物が)入ってくるか分からないっていうので、どうしてもちょっと温存する傾向になって、ちょっと高めにして売る」といった調整が行われているんだとか。「また、“ほかの売人が高く売ってるんだったら”(という状況で)、あんまりその辺を考えてないような売人でも“あ、みんな高いんだから”っつって。ある意味、裏社会の“便乗値上げ”みたいな形で、高くしてる」など、こうした背景により、今年は「覚せい剤が高くなってたりする」そうだ。

 石原氏いわく、「(違法薬物を)静脈注射してるくらいのヘビーユーザーだと、覚せい剤は替えがきかないですから、高くても買って、捕まるまでやるっていうようなこと」になるが、「週1回以下くらいのライトな使い方してるようなユーザーなんかでは、『ちょっと今高いし、ほかのもので代用して間を繋ごう』みたいなのも、ムーブメントとして起きてきてますね」と、覚せい剤以外で凌ぐパターンもあるという。

 ここで、週替わりMCのタレント・熊切あさ美が「ほかのものっていうのは何なんですか?」と尋ねたところ、「それがまさに大麻なんですね」(石原氏)と、大麻使用者の急増を明らかにした。[続きを読む]