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『ブスのマーケティング戦略』著者が語る、“男性に選ばれるため”の戦略とは



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。12月3日放送回には、2018年に発売されて大ヒットした『ブスのマーケティング戦略』(文響社)の著者で、税理士・田村麻美氏がゲスト出演し、容姿に自信がなくても異性に売り込んでいくための恋愛術を解説した。

 今年11月には集英社文庫で文庫本化もされた『ブスのマーケティング戦略』だが、田村氏は「このご時世に、なんか下世話なタイトルで本を出しちゃったことが、まず、恐縮なんですけれども」「子どもの頃、ずっと正直“カワイイ、カワイイ”って思ってたんですよ。自分のこと。家族からずっと『カワイイ』って言われてて。で、小学校に上がったくらいで、男の子から『お前、顔デカいな』とか『ブスやないか』みたいなことを言われて、その時にショックを受けたというよりも、“あ、私ってブスだったんだ”っていうところに気づいた」と、同書執筆の原点に言及。

 続けて、「“どうやったら容姿にコンプレックスがある自分でも男性に選んでもらえるかな”っていうのを考えて、考えて、生きてきた」と話した田村氏に、見届けゲストとして参加していたタレントのセイン・カミュが「“受け止めた”と、“コンプレックス”は違くないですか? コンプレックスになったんですか?」と、質問。田村氏は「(コンプレックスに)なりました、やっぱり」と答えつつ、「“これは自分の弱みとして、1回冷静に受け止めなきゃといけないな”と思ったんです」と、当時の心境を振り返った。

 こうして“いかに自分を異性に売り込めばいいのか”に心血を注いだ結果、『ブスのマーケティング戦略』にもつづっている、取り組むべき“33の作業”を導き出すことに成功した田村氏は、現在、結婚して子どもにも恵まれているとか。そこで、今回の『じっくり聞いタロウ』では、田村氏の戦略の中でも要となりそうな項目を紹介。まずは作業1の「集合写真の自分を見よう」について、「集合写真っていうのがポイントで、自分一人の写真を見ても何も比較対象がないので“自分を客観的に見ることができない”と思うんです。集合写真でいろんな子が映っている中で、じゃあ、自分はどのように見えるのか(を把握する)」と、語った。

 田村氏は「人間を容姿で判断するって、そんなヒドいことしなくていいじゃないですか。本当だったら。ただこれ、仕事の世界、ビジネスの世界だったら、たとえばもう見た目っていうのは、商品のパッケージなワケですよ。って考えた時に“商品のパッケージが良いか、悪いかって、その先の売り上げに直結するもの”だと思う」と、主張。「自分を1回商品と見立てて。まず“一番最初に他人の目に入る見た目っていうのは、どんな印象を与えるのか”っていうのを客観的に見ましょう」と、集合写真の自分を確認する重要性を述べた。

 作業2の「他人と自分の容姿の違いを書き出してみよう」から、続く作業3の「プロダクト解析」では、見た目、経済力、学歴、人柄、相性といった5つの観点で、商品としての自分が“100点満点のうち何点なのか”を査定。田村氏は、こうやって自分を徹底的に解析すれば“男性に選ばれるための戦略を練ることができる”と、考えているそう。これを踏まえて、作業8の「武器を増やし総合点を上げる」段階では、料理や語学の能力を身につけるなどし、見た目以外の魅力を磨くのだという。

 そして、田村氏は「告白」(作業13)に関し、「基本的に自分に自信がないので、告白を待つっていうことはしない。とにかく行け、と。数を打て、と。で、“直接行くのか、周りから堀を埋めて攻める(のか)、2パターンがある”と思ってる」と、コメント。「毎日会うようなコミュニティ、学校とか会社であったりとか(だと)正直、告白が失敗した時に気まずくなる」との言葉には、週替わりMCのタレント・熊切あさ美も「(そのコミュニティに)居づらくなります」と、共感。

 田村氏は「周りにコソコソ言って、周りから『なんか、田村はお前のこと“ちょっといい”と思ってるらしいぞ』みたいな。『えっ』って言われたら、もうその先は何も言わない」と、気まずくなるのを避けたい場合は、周囲を使って反応を見る方法を推奨。一方で合コンなど、その日限りのシチュエーションでは、どんどん告白した方が彼氏ゲットのチャンスも増えるという。[続きを読む]