You are here:  / お笑い / その他 / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / 元プロボクサー・亀田興毅、“ビッグマウス”になった真相を語る……引退後は焼き肉三昧!?

元プロボクサー・亀田興毅、“ビッグマウス”になった真相を語る……引退後は焼き肉三昧!?



 ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅が、深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、10月8日放送)に出演。大口を叩く“ビッグマウス”なキャラクターで活動していた理由や、現在の“オススメ焼き肉店”も明かした。

 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務める同番組。ゲストとして登場した興毅が、新型コロナウイルス感染症対策で飛沫防止のために置かれているアクリル板を見て「なんか悪いことしたみたいですね、これね」と述べたところ、「一番似合うよ」(名倉)、「ムショ(刑務所)の中にいる方。こっちが面会側」(河本)と乗っかり、笑いを誘った。

 “亀田三兄弟”こと長男・興毅、同じく元プロボクサーの次男・大毅、現役選手の三男・和毅は、父でボクシングトレーナー・亀田史郎氏の指導のもと、全員が世界チャンピオンに輝いた経験を持つ。中でも、興毅は、会見などで暴言を吐いてはメディアに取り上げられ、世間を賑わせていた。

 当時について、名倉は「あんだけ(マスコミが)追っかけてたんやで。あんな追っかけられたボクサー、たぶん“亀田興毅だけ”やと思うよ。家からずーっとよ」と、指摘。興毅も、「小学6年生くらいの時から、親父がピン球(ピンポン球)投げて(自分が避けるというトレーニングをしていた)。『なんや、むちゃくちゃな一家出てきたぞ。ごっついヤツら。それが今、世界戦するやん』ってなるから、あんだけみんなが見た」と、父の史郎氏を筆頭に、家族で注目を集めていた過去を振り返った。

 名倉が「ボクシングでも、世界チャンピオン何人もおるやん。じゃあ、名前言える?」と口にした際、週替わりMCのタレント・熊切あさ美は「結局、キャラが濃い方しか覚えられないです」と、発言。「キャラ濃いの誰よ?」(名倉)と聞き返され、熊切はK-1(打撃系格闘技)の世界王者・魔裟斗の名前を出してしまっていたが、興毅は「(キャラが濃くないと記憶に残らないから)そうなるんですよね」と、納得していた。

 2013年のWBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦をめぐって、IBF世界スーパーフライ級王者の大毅が敗北したにも関わらず、失冠しなかった問題(通称・負けても王座保持問題)など、さまざまな騒動を引き起こしてきた亀田家。14年にはボクシング界より事実上の国外追放処分を受けることとなったが、そもそも興毅のビッグマウスは、史郎氏の方針によるものだったという。

 興毅によれば、「プロでやるってなったら、どれだけ日本全国に知ってもらうかじゃないですか。その時に、親父が『嫌われた方が早い』『ヒール(悪役)の方が、名前を売るのが簡単や』って言って。そこから初めもワル役っていうか、『ビッグマウスでいこう』っていうところからスタート」したそう。熊切が「それに対しては、最初“嫌だな”とかっていう気持ちはなかったんですか?」と尋ねると、「そんなこと分かってなかったんですよね。子どもの時やから。親父が『こうやれ!』って言ったら(やる)、そういう家やから」と、返答。

 さらに、「自分らも、大阪の西成っていうところで生まれ育って。ヤンチャな子たちがいっぱいいてるじゃないですか。喋り方とかも、勝手にそういう喋り方になる。大阪弁やし。『やったるわ』とかになるじゃないですか。そのまんまを、ただテレビでも喋るし、記者会見でもするし。多少パフォーマンスも入れながら……ってなったら、世の中的にはウケてまうんですよね、それが。『なんや、コイツら。ヤンチャなヤツ出てきたやんけ』みたいな。親父からしたら『よっしゃ、作戦成功や』って、こうでしょ? それがだんだん、ずっと(そのままのキャラで)来た」と、説明した。[続きを読む]