You are here:  / お笑い / その他 / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / 「逮捕された瞬間、覚えてます」……覚せい剤によって地に落ちた元葉山町議、『じっくり聞いタロウ』で赤裸々告白

「逮捕された瞬間、覚えてます」……覚せい剤によって地に落ちた元葉山町議、『じっくり聞いタロウ』で赤裸々告白



 毎回、さまざまなゲストを招いてトークを繰り広げるバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。9月17日放送回には、2016年2月に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された神奈川県・葉山町の細川慎一元町議が出演。覚せい剤に手を染めた理由や、逮捕当時の状況と心境を克明に語った。

 2度の落選にもめげず、15年4月の葉山町議会議員選挙でトップ当選を果たした細川氏。高校を中退しており、「中卒町議」と話題になった人物だが、翌年2月16日に横浜市中区の路上で覚せい剤を所持していたとして、神奈川県警薬物銃器対策課が現行犯逮捕したと発表。覚せい剤取締法違反(所持・使用)の罪に問われ、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 まず、番組MCの次長課長・河本準一が「最初にこの覚せい剤と出会ってしまった、不運な年齢はどれぐらいの時のことなんでしょうか?」とストレートに尋ねると、細川氏は「最初のきっかけが、18~19歳だった」「当時交際をしていた女性に教えてもらった。10歳ぐらい年上で、ものスゴく魅力的に見えるじゃないですか。それから聞くんですよね。『実は覚せい剤あるんだよ』って」と、激白。同じくMCのネプチューン・名倉潤が「性行為をする時に渡されたりしたんですか?」と掘り下げれば、「それもありましたね」と、肯定した。

 続けて、「スゴい衝撃が起こるとか、お花畑が見えるとか、そんなことはなくて。普通な感じだったんですよね。ただ、“好きになった人と秘密を共有できる”みたいな。その優越感はありましたね。“特別な人間になったんだ”みたいな」と、率直な感想を吐露。これを受け、河本が「使用してしまったその1回から、もうすぐ“また(覚せい剤を)やりたい”っていう衝動に駆られるんですか?」と問いかけると、「その時、『その女性が管理している』と言ったらおかしいですけど。私のものじゃない薬なので、交際が終わると同時に薬との関係もなくなった」(細川氏)という。

 今度は、週替わりMCのタレント・ほのかが「その時はまだ依存されてなかったんですか?」と質問すると、細川氏は「してなかったんですかね。まぁでも、『医学的には1回使ったら依存なんだよ』なんていう言われ方もするから、ハッキリとは言いにくいところもあるけれども。常用に至らなかったから。“依存してなかったのかな”という感覚ではあります」と、述べた。一方、河本が「20代の時から政治に興味を持ちだし、立候補していくワケですよね?」と確認した上で、「ものスゴくこっちに(政治に気持ちが)向いているのに、薬っていう方になんのあれ(要因)があってパチンッと戻るんですか?」と聞くと、「18~19歳から、次の(薬物との)接点まで、20年ぐらい」と、回答。

 再び同じ過ちを犯した経緯について、「落選を2回しているんですけれども。2回目の落選直後、家族を食わせなきゃいけない。もう何にもないんですね。昼は港で働き、夜は酒屋さんで働き……みたいな時があって。ある人から、『これがあれば夜の仕事も楽ちんだよ』なんて勧められて。で、(覚せい剤を)使ったことがあるという記憶だけはあるんですよ。なので使った」と、打ち明けた。さらには「その時に、買い方も教わっちゃったんですね。これが良くなかった、まず。18~19歳の時に(使用して)罪悪感がなくなったのが、1つまずかった。その次は“意外と簡単に手に入るものなんだな”ということを知ってしまったのが悪かった。“電話すれば買えるんだ”って」と、のめり込んでいく過程を自己分析。[続きを読む]