You are here:  / お笑い / その他 / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / スマホでこっそり読む女性が続出!? “レディコミ”の女帝・井出智香恵氏が明かす「バズるネタ」とは?

スマホでこっそり読む女性が続出!? “レディコミ”の女帝・井出智香恵氏が明かす「バズるネタ」とは?



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、8月20日放送)に、漫画家・井出智香恵氏が登場。自身の活躍の場となっているレディースコミック(通称・レディコミ)を名倉に勧めたほか、読者の興味を引く題材にも言及した。

 レディコミとは、女性をターゲットにしたジャンルの漫画で、ベッドシーンなど、過激な描写が多く含まれる作品。もともとは1980年代にブームを迎え、最盛期には約30誌ものレディコミ雑誌が出版されていたという。しかし、最近では、新型コロナウイルス感染を防ぐため、不要不急の外出を控えて“おうち時間”を過ごす女性たちの中で、レディコミをスマートフォンで読む人も増えているとか。

 今回のゲスト・井出氏は1966年、18歳の時に少女漫画雑誌「りぼん」(集英社)でプロデビュー。少女漫画家として活動する一方で、男女の愛憎渦巻く漫画も手がけるようになると、そこに才能を見出した編集者から「もっと過激でエロいの描いてください」と、言われたそう。すると、作品が女性読者に大ウケし、ブームの後押しもあって、レディコミ作家の道へ。全盛期には連載を6本も抱えており、72歳となった今でも現役で描き続けている“レディコミの女帝”だ。なお、2018年には、井出氏の漫画と有名ブランド・GUCCIがコラボレーションし、秋冬コレクションに採用され、注目を集めた。

 漫画家歴54年の井出氏に、河本が「『ギネス(ブック)に載るくらいのページ数を描かれた』とお聞きしたんですけど、今まで何ページくらい描いたんですか?」と尋ねたところ、「確実に分かってるのは、9万ページくらいですね」と、返答。週替わりMCのタレント・ほのかは「スゴい! よくネタとか出てきますよね」と驚いたが、「全然ネタには不自由しませんね」と、サラリと述べていた。

 ちなみに、名倉はレディコミを読んだ経験が「ない」ようだが、“見届けゲスト”のAV女優・初川みなみは「あります」「やっぱり、男性向けと違って、ソフトなエッチというか……。本当にリアルな、女の子が好きそうなエッチなことがいっぱい描いてあって、逆に興奮します」と、コメント。「エッチなことが描いてあるヤツが、レディコミっていうの?」(名倉)、「はい。いわゆる女性向け」(河本)といった会話の後、井出氏が「そうですね。レディースコミックって、だいたい20~50代までの方が読む“愛と感動の大人の女の本音の話”です」と、説明した。

 これを受け、名倉が「それは読まなきゃいけないですね。僕もね」と口にすれば、「絶対、読んでください」(井出氏)と迫り、「目がスゴい怖い」(名倉)と、笑いが起こる一幕も。また、番組のナレーションによって、「『嫁姑バトル』や『泥沼不倫』など、家の本棚に堂々と置くにはためらわれるテーマが多く、レディコミ漫画が単行本としてまとめられ、販売されるケースは少ない」と補足があった通り、井出氏も「(レディコミ漫画家は)単行本では稼げないもんですから、描くしかないわけです」と、発言。[続きを読む]