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“ネット炎上対策会社”の代表が業界の裏側を語る! SNSの投稿削除は「一番やっちゃいけない」!?



 深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、7月30日放送)に、インターネット上で騒がれる“炎上”の対策会社「MiTERU」の代表取締役・おおつねまさふみ氏が登場。番組MCの次長課長・河本準一や、週替わりMCのタレント・熊切あさ美の過去にも触れつつ、ネット炎上の実態を語った。

 芸能界でもたびたびニュースになる炎上騒動だが、おおつね氏の会社では、これらを未然に防ぐ方法を教えるほか、トラブルの“火消し”を行っているそう。河本が「炎上させる側の人っていうのは、正義感を持ってやってるのか、ただの悪意なのかっていうところで、結構分かれませんか?」と質問すると、おおつね氏は「統計をとった研究っていうのがありまして。それは、ネット炎上に誰が関わってて、どのくらいの割合でいるのかっていう統計」と、コメント。

 その研究によれば、「皆さん、思い込みで“インターネットマニアだとか、根の暗い人が、粘着して悪いことを書き込んでるんじゃないかな”って第一印象があるんですけど。統計をとってみたら、実は結構、第一印象とは違ってて。わりと年収が高くて、仕事もしっかりしていて、社会的には『ちゃんとしている人』って言われるような人の方が、ネット炎上に関わっていることが多かった……っていうのが判明した」そうだ。

 この話を受け、熊切は「それは何ですかね? ストレス発散みたいなものですか?」と、想像。しかし、おおつね氏いわく、「(ネット炎上に関与した)本人それぞれに、『なぜ、そういうことを書き込みしたのか?』とか、『批判を書いたのか?』っていうことを聞くと、『“良かれ”と思ってやった』とか、『“許せない”と思って書いた』(と答えた)」という。

 さらに、「『仕事ができない部下を叱ってやった』みたいな書き込みを、本人は“良かれ”と思って書いてるし、それを読んで“こいつに正義の鉄槌を下さないと”って思ってる人が、『お前がやってることはパワハラ(パワーハラスメント)だから』っていうことも、これも“良かれ”と思って書いてる」といったケースにも言及。そして、「要は正義と正義のぶつかり合いになってるっていうのが、ネット炎上で非常に多かった」と、明かした。

 番組MCのネプチューン・名倉潤は「人それぞれ、正義が違ったりするじゃないですか。友だちやったら言ってくれたらええけど……。『お前、それ言いすぎやで。パワハラやで』って、友だちやったらええけど、なんで全然関係ないヤツに言うの? 放っといたったらええやん、ねぇ?」と、疑問視。これに対し、おおつね氏は「ネット炎上しやすい要素で、僕が定義するのが1つあって」と、切り出した。

 続けて、「自分が気にしている弱点を、ある他人の人がやってると、それが気になるっていう法則があるんですね。たとえば、『ちょっと太り気味で、ダイエットしたいな~』とか、そういうことが気になってたりすると、『ダイエット成功しました』みたいな書き込みがあったりすると、ケチをつけたくなるんですね。『そのダイエット方法は体に悪い』とか」と、具体的な例も挙げながら解説。このように、赤の他人に物申したくなってしまう人が火付け役となり、炎上が起こるパターンは多いらしい。[続きを読む]