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Twitter経由、“匿名性の高いチャットアプリ”で大麻の売買が横行!? 裏社会ジャーナリストが現状を語る



 ネプチューン・名倉潤&次長課長・河本準一がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。5月7日放送回は、番組お馴染みの裏社会ジャーナリスト・石原行雄氏がゲスト出演し、最新の大麻取引事情を解説した。

 有名人の大麻所持や使用による逮捕が後を絶たないが、番組では、警察庁が“大麻事件の摘発人数は6年連続で増加中”と発表している点を紹介。中でも、10~20代の大麻汚染が深刻化し、その温床の1つと言われているのがTwitterなんだとか。石原氏によると、Twitter上の薬物取引には「野菜=大麻」「アイス=覚せい剤」「手押し=手売り」といった隠語が使われており、「#野菜手押し」などと組み合わせて検索すれば、大麻の取引を呼びかける売人のアカウントが大量に引っかかるそうだ。

 このような売人に接触した際、TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)でやり取りする場合もあるが、「最近、非常に裏社会で流行ってるのがですね、“匿名性の極めて高いメッセージアプリ”ですね。そういうもの、2つ……。具体的にお話ししますとですね、Telegram(テレグラム)っていうアプリと、Wickr(ウィッカー)っていうアプリ」(石原氏)に誘導されるケースが増えているという。週替わりMCのタレント・熊切あさ美が「それって、電話番号同士を知らなくても繋がるんですか?」と尋ねたところ、「はい。で、これ基本的に“LINEの匿名性が高いバージョン”と思ってもらえればいい」と、回答した。

 続けて、石原氏は「その2つのアプリがなんで(裏社会で)使われるかっていうとですね、サーバーに証拠が残らないっていうのとですね、自分で“時限装置”みたいなものをつけられるんですよ。たとえば、そのやり取りをしたものを、1日後、1週間後に“自動的に消せる”ですとか」と、コメント。番組のナレーションにより、運営元のサーバーから消去されたデータを復元するのは不可能に近いことや、スクリーンショットを撮ろうとすると相手にも通知される機能があると、説明もあった。

 リベンジポルノを未然に防ぎやすい上に、証拠が消えるため、大麻取引だけでなく浮気や不倫にも活用されているようだが、「本来は、金融関係の情報なんかをやり取りする時に……。あんまり第三者に見られたら困るっていうやり取りする時……。たとえば、暗証番号なんかを急きょ誰かに伝えなければいけない。そういう時に、非常に便利なアプリ」(石原氏)なんだとか。こうした目的で開発されたものの、「そういうところを、裏社会の人間は『これ悪用できるな』っていうので悪用してる」らしい。

 石原氏の話を受け、MC陣は「便利になっていってるんやけども、それはもう悪用されるってこと」(名倉)、「要は、便利になるっていうことは、悪い人たちも同じだけ使えるってこと」(河本)と、指摘。売人たちは「(Twitterの)DMだと危ないんで、Telegramのシークレット(チャット)でやり取りしましょう」と誘ってくるそうだが、石原氏は、実際にTwitterで大麻を売りさばく複数の売人にコンタクトを取り、ある特殊な方法で売人とのメッセージ交換を記録していた。[続きを読む]