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『じっくり聞いタロウ』で専門家が解説! “ストーカーになりやすい人”の特徴、被害に遭わないための別れ方とは?



 深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。4月16日放送回は、NPO法人「ヒューマニティ」の理事長で、ストーカーカウンセラーとしても活動する小早川明子氏をゲストに迎え、ストーカーの“闇”に迫った。

 恋愛のもつれなどによって、重大犯罪や殺人にまで発展する場合もあるストーカー問題。まずは、番組MCの次長課長・河本準一が「加害者側から相談とかっていうのはあるんですか?」と質問すると、過去500人以上の“ストーキング加害者”をカウンセリングしてきたという小早川氏は、「どのタイミングで(相談に)来るかっていうと、『“そんな迷惑なことをしてる”とは思っていなかった』と……。ところが、警察から警告を受けちゃったとか、逮捕されちゃったっていう時に驚いて、『私はストーカーなんでしょうか?』っていう相談は多い」と、回答した。

 こうした“無自覚なストーカー”は多いといい、「少し前に、奥さんに連れられてきた男性はですね……。2年間、自主的に、電車の中で好きになった女性のボディーガードをしてたんですよ。痴漢から守るために」(小早川氏)と、実際にあったケースを紹介。その男性は、頼まれてもいないのに相手の女性を護衛していたつもりらしく、「退職した後、暇になるじゃないですか。(暇に)なっても電車に乗る癖っていうのはついてまして、満員電車に乗ってた、と。そしたら20代くらいの女性がいて、『この人を守ってあげなくちゃいけないな』っていう父性本能みたいなのが出て、自主的に毎日そばにいて、こういう風に(守って)やってた」と、経緯を明らかにした。

 見知らぬ男性につきまとわれ、嫌な気持ちになった女性は「やめてください」と伝えたそうだが、「(男性は)『遠慮しないでいいよ』って言って、車両を変えても、時間を変えてもやられちゃったから、逮捕された」とのこと。そこで小早川氏のもとにやってきた男性は、当初こそ「善意でやってたのに、なんで僕はいけないの?」と理解できずにいたものの、カウンセリングを通して、最終的には反省したようだ。

 河本が「なるほどね。本人は気づいてないから……」とつぶやいたところ、同じくMCのネプチューン・名倉潤は「気づいてないっていうかさ、女性が『やめてください』って言ってるんやから、『そうか、迷惑なことしてたんや』って気づくのが普通」と、コメント。小早川氏は「でも、意外と男性はね、高齢の男性って、“女を守るもんだ”っていうような考え方が張り付いてまして。そこまで酷くなくっても、『会社の上司が、毎日、新入社員の女性の机を勝手に拭いてる』とか、それが『気持ち悪い』とか、その程度の相談なんていっぱいある」と述べた上で、「相手が“怖い”と思ったら、もうそれは“ストーカーだ”っていう風に思った方がいい時代」と、警鐘を鳴らした。[続きを読む]