芸能人の不倫報道、雑誌社を訴えたらどうなる!?　『じっくり聞いタロウ』でYouTuber弁護士が解説

2020年2月7日

　MC陣は「勝てるけど、とんでもないものを失う。1人で『勝った！』って言うてるけど、もう（喉）カラッカラになってゲッソリ……」（河本）、「でも、それを分かって週刊誌はやってるってことじゃん。本当は訴えられたら、（芸能人が）勝てるのに」（名倉）などと指摘し、「きったねえなぁ」（河本）という発言も漏れ聞こえた。また、名倉が「『勝てるのに』って言っても、『お金取れる』っつっても、30～50万円でしょ？」と予想すれば、久保田弁護士は「まぁ、よく言ってね、200万円までいけば十分かな」と、補足。

　名倉が週刊誌サイドの考えについて、「“200万円くらい、いいや”と思ってやってるよね。訴えられても」とコメントした後、熊切が改めて「訴えられるんですね」と口にすると、「訴えたらえーのに」（名倉）と、勧められる場面も。熊切は「不倫は私、書かれたことないです。大丈夫です」と否定しつつ、「でもいっぱい（記事は）書かれてます」「私、ロンブーの淳さん（ロンドンブーツ1号2号・田村淳）とホント数回しか共演してないのに、『しつこく付きまとって、番組降ろされた』とか」と、根も葉もない報道があったと話した。

　河本が「これ名誉棄損？」と尋ねたところ、久保田弁護士は「“名誉棄損だ”と思いますね」「要は『ストーカーして、番組降ろされました』（という嘘の記事）」と、判断。しかし、「週刊誌を訴えればいいじゃん」（名倉）と言われた熊切は「でも訴えたら、きっともっとほかのことで叩かれる……」と、心配。「え？　何かあんの？　ほかに」（名倉）とツッコまれると、「ないです、ないです」と、笑っていたのだった。

　今度は“見届けゲスト”のフルーツポンチ・村上健志が、「SNSで悪口ってあるじゃないですか。僕、いいんですよ。それくらいは。エゴサーチ（自分の名前を検索して評価をチェックする行為）もしないので、そんなに見ないんですけど。僕のところに直接言ってくる人もいるワケですよ」と、インスタグラムのコメント欄に書き込まれる悪口に着目。「何回か『クソつまんない』って書いてくる人がいて。それを見に行ったんですよ。（相手の）インスタのアカウントを。そしたら、ガッツリお店のアカウントで。飲食店の」と、個人ではなく、お店のアカウントであることが判明したそうだ。

　村上は「いや、飲食店背負って俺に悪口言います？　働いてる人の、個人のヤツ（アカウント）なら分かるじゃないですか」と主張し、芸人たちも「よっぽどだぜ、それ」（河本）、「よっぽどやな」（名倉）と、驚愕。村上の「行ったこともない、兵庫県にある肉割烹が……。俺に『クソつまんない』って言う必要ある！？」といった“告発”には笑いも起き、「店ごと（悪口）来てんの？」（河本）、「だから、マジでつまんないんでしょうね」（村上）との結論に。久保田弁護士によれば、SNSで評価や感想をつぶやく行為自体は犯罪にはならないものの、「精神的苦痛を受けた」など、場合によっては慰謝料請求できるという。

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