人気YouTuber・ねこあや、「寝ててもお金が入る」儲けのカラクリをぶっちゃけトーク

2020年1月24日

　自ら代理店への営業もしているというねこあやは、アナリティクス（動画を見る人の性別や年齢などをデータ解析するもの）を使用して「男女比このくらいです。平均再生、何十万とれますよ」とアピールし、契約を成立させているとか。美容クリニックのほか、マッチングアプリの案件も多いようだが、「マッチング案件をめちゃくちゃこすりまくったんで、周り（視聴者）から『マッチングビッチ』って呼ばれてた」と明かし、笑いを誘う一幕も。さらに彼女は、「“YouTube外での仕事を増やそう”と思いまして、レギンスをプロデュースした」「私が（企業に）電話して、1ヵ月で決まりましたね」と、動画配信以外の仕事も展開中。

　そのレギンスが「発売開始から24時間で3000万円くらい（の売り上げ）」と告白すると、「スゴいっすわ」（濱家）、「1日で3000万円やで」（名倉）と、スタジオは騒然。ねこあやはフリーで活動しているため、「ほぼ“中抜き”がいないんですよ。そこも儲けのカラクリなんですけど。私はレギンスのパーセンテージは（売り上げの）39％……。自分で宣伝して売った分が39％、あとは代理店が売ったもの、インフルエンサーたちが売ってくれたものに関しましては9％（収入になる）」といい、「これもまた、寝ててもお金が入る。最高」と、興奮気味に語った。

　ちなみに、ねこあやが自分で3000万円を売り上げたとなると、その39％の1170万円が取り分だが、「月（月収）にしたらどうなんのって話になってくるやん」（河本）と指摘され、「（MAX月収は）先月で、1000万円とちょいとか。全部合わせてですけど」と、激白。名倉が「俺ら、寝てたら何の金にもならへん」と言えば、濱家も「腰が痛くなるだけです」と、羨んだ。そんなねこあやは、18～19歳の頃に東京・港区界隈で遊ぶうちに人脈を広げ、大人同士の会話の内容から仕事のノウハウを得たという。

　芸能関係者と親密になる機会も多かったようで、「そっち関係しか、ほぼ抱かなかったっす」（ねこあや）とサラリと述べたところ、名倉は「カッコええ！」と、声を上げた。そして、ねこあやが“抱いた”とする「某有名俳優」「某有名スポーツ選手」「某有名アイドル」の名前を耳打ちで教えてもらうと、「今まで聞いた中で最強。誰も言えへんけど、ごめん。これだけは言わして。全員スターや」（名倉）と、愕然。ねこあやによれば、「みなさん、いまだに現役で活躍されてる方」とあって、YouTubeでも暴露はしていないそうだ。

　2つ目の「バズりの法則」には「号泣動画」を挙げ、「テレビは自分以外の方々や、いろんな会社の方が絡んでいるからこそ、“爆弾”を落としてしまったら終わりなんですけど。YouTuberって、自分自身が媒体なので……。爆弾すらも、1つのコンテンツとしてアウトプットできる。何したってネタになってしまう」と、コメント。こうした爆弾で1度バズれば、日常動画で稼げるが、「毎日投稿されてらっしゃる方もいるんですけど、私の場合は週4っていうのがベストで。多くても週5」と、動画の内容だけでなく投稿回数にも秘訣があるとか。

　毎日の投稿だと、視聴者側が「どうせ今日もアップしてるから、別に今見なくてもいいや」「明日見ればいいや」「休みにまとめて見ればいいや」と思ってしまう可能性があるほか、週3以下でも「どうせ今日も上がってないからチェックしなくていいや」と感じるパターンが想定されるそう。これを聞き、河本は「ちょうどいいところが（週）4なんだ」と、納得していた。その後、「YouTuberとしての収入は、再生回数で決まるの？」と問いかけ、「再生数かつ、私は基本“10分以上の動画”しか出さないんですけど。なんでかって言ったら、10分以上の動画になると、自分の好きな数だけ広告を挟めるんですよ」（ねこあや）と、具体的な話に。

　YouTubeでは動画の途中に広告が流れるが、ねこあやいわく、10分以上の動画なら広告数を自分で選べるという。たとえば、0.3円の広告を3つ入れた際、1再生ごとの広告収入は0.9円になり、動画が100万回再生されれば、それだけで90万円が得られる計算。この点を踏まえると、ねこあやとしては「10分の動画には4回の広告を挟むのがベスト」と、実体験をもとにポロリ。加えて、再生回数を上げるにはチャンネル登録者数を増やすことが一番だが、ここで重要なのが「バズりの法則」の3つ目となる「コラボレーション動画で新規客を獲得」だ。

　ねこあやは「私、釣りをちょいちょい趣味でやってたんで、“そこ行こう”と思って。釣りチャンネルっていうのが何個かあるんですけど。結構、数字持ってる方を口説き落として、コラボを勝ち取って」と、それまでの自分のイメージとは異なるジャンルのYouTuberに接触。こうした釣り動画をきっかけに、「『かねこあや＝可愛くて下品』だけじゃない、『釣りもできる』っていうところで、最近もう漁港のアイドル化してて。各地の漁港行っても『あやちゃーん』ってなるんですよ」「一気に違うファン層を取り入れたんで。（自分のチャンネルを視聴する客層も）変わりましたね」と、狙い通りに新規客をゲットした様子。続けて、「客層が一気に変わると『急上昇』っていうものに載りやすくなるんで。そういうもので、みんなコラボしていく」「（いろんな趣味を持っていると）強いですね」とも語っていた。

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