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“当たり屋美人局”が飲酒運転を仕向ける!? 金をむしり取る極悪手口とは?



 10月10日深夜放送のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)で、車を狙った犯罪“当たり屋”の最新手口が明らかになった。

 今回は、レギュラーの次長課長・河本準一と、“特別MC”のネプチューン・原田泰造(うつ病で休養中のネプチューン・名倉潤の代理)、週替わりMCのタレント・ほのかが進行役を担当。昨今、悪質なあおり運転や、高齢ドライバーによる事故が問題になる中、最新犯罪に詳しいジャーナリスト・中山美里氏が解説するのは、“当たり屋”にまつわる新たなカー犯罪。「自分からぶつかっといて、お金を請求する人たちですよね?」「まずね、“当たり屋っていうのが今もいるんだ”って驚いたんだけど、それの最新が来るんでしょ?」と話す原田に対し、中山氏は「はい。“当たり屋美人局”というような犯罪が、ジワジワと今、増えてきてるんです」と、告げた。

 意図的に交通事故を起こして賠償金をせしめる「当たり屋」と、男性を誘惑して金品を巻き上げる「美人局」が一緒になった「当たり屋美人局」なる単語に、原田は「まったく意味が分からないんですけど……」と、困惑。「当たり屋と美人局っていうのは“別々かな”と思ったんですけど、それが今セットになって最新犯罪になっている?」(河本)と問われ、「そうですね」「女性1人、男性2人くらいのグループで行うことが多い」(中山氏)と、切り出した。

 分かりやすくするため、犯行グループの女性を「おとりちゃん」、2人の男性を「打ち子くん」「恐喝くん」とした中山氏は、「まずですね、“打ち子くん”が“おとりちゃん”の写真を使って、3~4つの出会い系サイトに登録をします。で、やっぱり今、出会い系で横行しているのが援デリ(援助交際デリバリーと呼ばれる違法デリバリーヘルス)業者とか、そういうお金目的の女性が多いので、『業者じゃありませんよ。援交目的でもありませんよ』『彼氏と別れたばっかりで……』『(彼氏と)ちょっとケンカしちゃって寂しいな』とか、『新しい出会いを探してますよ』みたいな感じで、“打ち子くん”は巧妙に文章を作ってですね、登録するワケです」と、説明。出会い系サイト登録後、相手男性とのやり取りも、打ち子役が引き受けているらしい。

 ここでターゲットにされ、被害に遭うのは“地方に住んでいる男性”が多いとか。中山氏は、取材する中で「そういうところ(地方)って、いまだに飲酒運転がチラホラと……。わりとハードルが低め」「“警察がユルい”というよりも、“住んでる人の気持ちがユルい”」と分析しており、当たり屋美人局グループもまた、その点に目をつけている模様。そんな地方在住の男性がおとり役の女性と会うと、個室や半個室のプライベート感がある店で「一緒に飲みましょう」と、誘われるようだ。

 河本は「(被害者となる男性は)運転してますからね、でも」と指摘したが、おとり役の女性は援デリやJKビジネス、キャバクラでの勤務経験があって口が上手く、「セクシーな感じ」で、「胸をチラッと見せたりとか、『1杯くらい良いじゃん。飲も、飲も!』」と、男性につけ込む術に長けているそう。車で来ているにも関わらず、男性がお酒に手を出すと、おとり女性は“ラブホテル行き”までほのめかすという。そして、「田舎のラブホテルって都内と違って、駅からあまり歩ける距離にないことが(多い)」ため、車で移動する流れになってしまい……。[続きを読む]