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高須院長の息子・高須幹弥氏が語る“悪徳美容整形”の実態……ターゲットになりやすい女性、施術後のトラブルまで解説



 高須クリニック創業者・高須克弥院長(東京院)の息子で、名古屋院院長を務める美容外科医・高須幹弥氏が、深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、6月13日放送)に出演。増加する“悪徳美容整形外科”の手口や、トラブルの内容を明かし、警鐘を鳴らした。

 同番組はネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がレギュラーMCを務め、この日はタレント・熊切あさ美が週替わりMCを担当。さっそく河本が「今、“人気の整形”みたいな感じのってあるんですか? “日本で流行ってる整形のお顔”は……」と質問すると、「整形女子の間では、今、圧倒的に(AV女優の)明日花キララさんが人気ですね」(高須氏)と、答えた。“見届けゲスト”のグラビアアイドル・杉原杏璃は、「やっぱ“(明日花のように)パーツがハッキリしてる感じの顔になりたい”って思うんですか?」と、推察。

 高須氏が「その通りです。あくまで“整形女子の中で人気のある顔”なので……。明日花さんって目も大きくて、二重の幅も広くて、目の横幅も広くて、鼻も長くて程よく高さがあって、鼻先が下向きの矢印みたいに……」と、人気の理由となっているパーツの特徴を列挙した際、トークゲストのタレント・神田うのが「その方は整形されてるんですか?」と、直球で尋ねた。これに対し、高須氏は「それはね……。分からない」「仮に知ってても言えない。守秘義務というのがありますんで」と、コメント。“見届けゲスト”のザブングル・松尾陽介の「プロが見ても分からない」との言葉にも、「分からないですね」と、繰り返していた。

 そんな“美”に憧れる女性たちの心につけ込むのが、悪徳美容整形。河本に「“悪徳美容整形のターゲットになりやすい女性”というのは、そもそもいらっしゃるんですか?」と聞かれた高須氏は「まず、美容整形の初心者の方が一番ターゲットになりやすい」と、回答。ズバリ、整形初心者には「知識がない」からだといい、「整形をたくさんされてる方って経験もしてて、まぁ失敗もしてて、『あそこのクリニックは良くない』(とか)、カウンセリングの時に『こういうことを言った方がいい』っていうのが、だんだん学習して分かってくる」と、経験の有無で比較。

 続けて、「まったくの整形初心者……。業界用語では“整形ヴァージン”って言うんですけれど……」(高須氏)と述べた瞬間に笑いが起こり、「ホントに言うんですか?」(河本)と疑いの眼差しも向けられたが、「僕らの世界ではそう言ってますね」と、強調。そして、「整形初心者の方はまったく知識がないので、とりあえず広告を見て“ここ安い”って思ったら、そこのカウンセリングに行ってしまうんですね。大抵、広告に出てる悪徳美容整形外科の料金って安いんですね」と、整形初心者にとって最初の“落とし穴”を解説した。

 高須氏によれば、「たとえば二重まぶたの手術って、糸でとめる簡単な“埋没法”っていうポピュラーな手術があるんですけれど、それが(悪徳美容整形外科では)2万9,800円とか、すごい安い料金で(広告が)出てる」そう。高須クリニックでは「通常の埋没法は、両目で9万円に消費税」の費用がかかると知り、名倉は「気をつけた方がいいんですか? 2万円代は?」と、確認。これに高須氏は「広告で見た安い料金のつもりで(クリニックに)行って、実際に行ったら(その場で)高い料金を勧められたら、9割くらいは悪徳ですね」「2万9,800円っていう広告を出してて、実際に行ってみるとその料金ではやってくれなくて、『あなたのまぶたでは分厚い』『あなたの希望する二重を作るには、この29万8,000円の埋没法をしなければいけません』」と、広告の10倍の料金を提示される例を挙げた。[続きを読む]