【KinKi Kidsのブンブブーン】かまいたちとマニアックな専門店を訪問！　堂本剛、Tシャツ選びで「光一はボタンあった方が似合う」と断言

2019年5月21日

　ここで、光一がお店のオーナー・大川原修平さんに「何でこれを売ろうと思ったんですか？」と問いかけると、「就職に失敗したんですよね」と、のっけから“なかなか重め”な事情を吐露。ところが、「お友だちが仮面を作ってたので、“売ろっかな～”って思ったんです」（大川原さん）とのエピソードに、山内は「いきさつがめちゃくちゃ短い。友だちが仮面を作ってたから売ろうかな？」と聞き返し、「ここに店舗構えてからまだ3年ぐらい」（大川原さん）の一言にも、濱家は「3年ももちます！？　仮面だけでしょ？」と、疑った。

　光一も「“そもそも売れるのかな？”っていう不安が……」とついつい本音を漏らしたが、大川原さんは「売れてますね」と、キッパリ。実は同店は、映画『デスノート Light up the NEW world』（2016年公開）や、アーティストのプロモーションビデオなどにも、仮面を提供しているのだという。さらに、大川原さんが仮面の購入者に関して「コレクターさんとか。あとは『急に仮面舞踏会に誘われました』って……」と明かした途端、「急に誘われる？」（剛）、「仮面舞踏会をリアルでする人がいるんですね！」（光一）、「東京やなぁ～」（山内）と、食いつく3人。剛はクールな表情で「それがTOKYOよ」と、主張した。

　大川原さんは「中高生がね。よく、ガスマスクですね」と、若者世代に需要があるガスマスクを見せ、山内が試着。「可愛い、可愛い」（大川原さん）と褒められていたが、剛は「店長には可愛く映ってるけど、僕らからするともう、どえらくスベってるけどね」と、ドン引きしてしまった。なおも、独特なキャラクターの大川原さんは「だいたい、10代から20代前半ぐらいまでの間に、1回仮面欲しくなる時期があるじゃないですか」と平然と言ってのけたが、すかさず濱家が「ないわ！」と声を荒げ、「すいません、タメ口で。ないですよ。ない、ない！」と、全否定。このほかには、80万円の高額品、天狗やキツネをモチーフにしたもの、お尻につける仮面など、200種類以上が並んでるとか。ひとしきり満喫した4人は、次のスポットへ。

　やって来たのは、渋谷・千駄ヶ谷。真っ白いドアに書かれた「#FFFFFFT」の文字列を見て、「これがたぶん店名というか、お店の名前なんですけど……」（剛）、「“お店がある”とも思ってなかったよ、俺は」（光一）、「みんな分かる？　この読み方」（剛）、「Fが6個ってことですね」（山内）、「#FFFFFFT……」（濱家）と話す間、剛がそっとその場を離れ、野球の審判員スタイルで再登場。3人は思わず笑ってしまい、濱家が「ダメ」を連発した後、「剛さん、それはダメ。もう全部持っていっちゃってるから」（濱家）、「大阪中の大阪してます」（山内）と呆れるも、「これTOKYOじゃないの？」（剛）と、開き直る始末。

　光一は「今、アンパイア（審判員）これ持ってる人いないから」と、前側のプロテクターを指差したが、「まぁ、そうなんですけど。ツッコむポイント、ちょっと違うんですよ」（濱家）、「そういう問題じゃないんです」「『やるな』っつってたのに、自分がやってますやんか」（山内）、「すべて持ってかれるんで、これもう（VTRの）繋がりおかしなるんで外してください。ここをバッサリいってもらわんとイカン」（濱家）、「おかしいやん」（山内）と、キンキへのクレームが相次いだ。

　一方、読み方が不明の「#FFFFFFT」に入り、“白Tハンター”こと夏目拓也さんに話をうかがうと、「（#FFFFFFTは）『シロティ』と読みまして。白の無地の半袖Tシャツを専門に扱うお店。白T専門店です」と回答があり、山内は「これは東京ですわ、突き抜けてるもん！」と、納得。こちら、世界初の白Tシャツ専門店「#FFFFFFT」は、週に1回土曜日だけオープン。国内だけでなく、世界中から集めた無地の白Tシャツをおよそ40種類ほど取り揃えているそうだ。そこで、キンキとかまいたちは、“お気に入りの白T”を発掘するべく、店内を物色。色が一緒のため、何を基準に選べばいいのか分からない濱家、山内、光一とは対照的に、剛は1人で黙々とTシャツを吟味していた。

　真っ先に「じゃ、これにしようかな」と決め、山内が「えっ！　もう決まったんすか？　はやっ！　男らしい！」と目を丸くすると、剛は「ちゃうねん。そういうところが大阪やねんて。もう決めてな、東京は」と、チクリ。「いやいや、光一さんは決まったんすか？」（濱家）と問いかけると、本人が口を開く前に剛が「光一はボタンあった方が似合う」と見立て、光一自身は持っていたTシャツを手に「あっ、そう？」と、反応した。夏目さんが「光一さんは、なんとなくVネックのイメージがございまして」と別の商品をイチオシした時は、剛も「Vも似合うね」と、後押し。こうして全40類の中から、それぞれ好みの1枚をチョイスした上で、「ブンブブーン白Tファッションショー」が始まった。

　最初の光一は、剛がオススメした前開きのボタンの「ヘンリーネックTシャツ」（Healthknit）に着替え、「V（ネック）の方もちょっと試してみたんですけど、ちょっと“乳首問題”が出てきて。こっちの方がちょっといいかなって」と、これに絞った理由を説明。お値段は「3,400円です」（夏目さん）と知り、「安っ！　嘘でしょ！？　じゃあ、買います。買います！」と、購入を決意した。続いて濱家は、Tシャツの脇にポケットを使用することにより、アウターシャツを表現した「オーセンティックドレスT」（STIR）をセレクト。「9,500円」（夏目さん）とのことで、「高っ！」と落胆したものの、相方は「東京っぽい。東京を着こなしてる感じが……」とヨイショし、「これは嬉しいです」（濱家）と、“東京風ファッション”を楽しんでいた。

　即決した剛は、大きめのサイズの「クルーネックヘビーウェイトTシャツ」（PRO CLUB）をダボッと着こなし、3人も「いい！」（かまいたち）、「剛くんっぽいなぁ～」（光一）と、大絶賛。「こちらは2,200円です」（夏目さん）と聞いた濱家は「安っ！　ちょっと待ってくださいよ。（光一と剛）2人合わせて5,600円ですよ」と衝撃を受け、当の剛は「まぁ、いろいろ悩んだ結果買います」と、宣言した。最後の山内は試着室のカーテンが開くとパンツ一丁で現れ、すぐさま濱家が「いい、いい、いい！」と、制止。「キンキさんやねん。（関西方面で活躍する漫才コンビ）“トミーズさんや”思うてるやろ」と苛立ちを露わにし、剛も「また大阪やってるやん、ほら。大阪。東京に染まるんでしょ？」と、忠告した。

　山内が「東京に染まりたいです！」と意欲を示すと、「大阪やってんねん」（剛）、「東京のやり方でいきたいんです」（山内）、「東京のやり方やったら、それは違う」（剛）、「すみません」（山内）、「白Tを着てほしいの」（剛）と、お説教タイムに突入。ところが、次も山内はアメリカで人気のキャラクター『スパイダーマン』の全身タイツ姿に変身するなど、ボケを連発。3度目の正直でいよいよ白Tをお披露目するかと思いきや、再びパンツ一丁の山内を目にした濱家は「剛さん、エンディングいってください！」と、MCに丸投げした。

　剛は「『東京に染まる』って……。『染まりたい』って言ってたから。全然染まってないよ」「もう大阪やん、これ」と本気モードで諭しつつ、「本日のロケいかがでしたか？」と、質問。これに対して山内が「いや～、でもだいぶ東京に慣れた気が……」と大見得を切るも、「どこがや！」（濱家）、「全然慣れてないねんけどなぁ」（剛）と、瞬時に突っぱねた。とはいえ、自分なりに悔いが残っていたのか、「もしよかったらでいいんですけど……近々、もう1回呼んでもらって……」と、急に下手に出る山内。光一は「何、リベンジしたがってんの？　リベンジしたいの？」と、笑い飛ばしていた。

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