【KinKi Kidsのブンブブーン】山本美月とテラリウム作りも……堂本光一、「やる気なくないですか？」とツッコミ受ける

2019年4月15日

　そんな中、光一は「3つも作らなあかんねん、それ！」と制作上の難しさを訴えたが、山本は「でも（1つのフラスコが）ちっちゃいから大丈夫」と言い張り、「そうなのよ」（剛）、「今日は1個ちゃうの？」（光一）、「いや。3ついけんのよ」（剛）、「1個だけ！？」（山本）、「マジで！？　オシャレさんたちの発想は俺には分からへん！」（光一）と、それぞれの意見が噴出。じっくり考えて瓶選びを終えたが、2人分を確認した光一は「さっそくやけど、カブっとる！　君ら」と、指摘した。剛は上から「分液ロート 100ml」「ナス型フラスコ 200ml」「分液ロート丸型 500ml」で、山本は「分液ロート 50ml」「丸型フラスコ太首 200ml」「分液ロート丸型500ml」を順番に重ねた仕様に。

　剛は「これはもう仕方がない。趣味趣向が……」と開き直り、「ほぼ同じやないかい！」（光一）とのダメ出しにも、「これでも頑張って変えたんですから」と、反論。再度、「完全カブっとるやないですか」（光一）と言われ、「これをテレビ的に分けることもできましたけど、そんな番組じゃないよね？」（剛）と、テレビの常識は無視して思うがままにセレクトしたようだ。光一は大きめの「丸底フラスコMARU-8 1L」をチョイスしており、「シンプル。“一番作りやすいでしょ”っていう」と、発言。その瞬間、山本が「やる気なくないですか？」と率直な感想を漏らしてしまったため、光一は「おい！　ちょっと待て！」と、声を荒げた。

　剛が「逆にやる気あるんじゃない？　“よしっ、やるぞ”という」とフォローを入れ、光一自ら「（やる気は）あるよ！　俺なりに考えたんだよ。『丸くない平底の自立タイプと、どっちがいいですか？』って言われて。『じゃあ、台座に置きたいです』（と返した）。ちゃんと考えたじゃないか！」と、ピシャリ。一方、剛が「僕はここ（一番上の分液ロート）に、店長におうかがいして、ベローンってなる……」と構想を明かすと、山本が「私もそれだった。アイビー（ツル性の落葉性木本）ですか？」と反応し、「ちょっと待って！　僕もアイビーを入れるのよ！」（剛）、「『ここにアイビー入れよう』って……」（山本）、「アイビーよ、僕も！」「家にこれあったら、ちょっといいよね」（剛）、「アガりますよね」（山本）と、瓶を決める段階に続いて、中身のイメージまで似ている2人。

　光一は「いやもう、一番てっぺんに2人ともアイビーやったら、ホンマにもうカブりがヒドいよ」と呆れ、「僕、“そこまでカブってる”と思ってなかったから……」と、苦笑いを浮かべる剛だった。最初は、全員一緒の土壌作りからスタート。手間をかけずに育つよう、「珪酸塩白土」「玉砂利（寒水）」「水苔」「ピートモス（土）」「苔」の5層にするという。川本さんは剛＆山本に向け、個々の分量を助言していくが、置いてけぼり状態にされた光一は「僕のもたまに見てね」と、チクリ。乾燥水苔を投入する際には「光一さんのは何も考えずにボンッと入れちゃってください」（川本さん）と軽いノリで告げられ、「あの先生、アドバイスの仕方が……」（光一）と、呆然となってしまった。

　ほかにも川本さんが「お2人（剛＆山本）のは口が狭くて入んないので、スプーンで押していきます」と慎重に指導する中、光一に対しては「何も考えないでやっていただければ」と突き放し、「言いたいだけでしょ！」（光一）と、抗議。園芸用の土を敷くタイミングでは、光一が「何も考えずに入れればいいですか？」と先回りして尋ねるなど、川本さんとコミュニケーションを図りながら進めていった。また、剛が「これぐらいでいいですか？」と問いかけた時、川本さんに「スゴいいいですね。ホント初めてですか？　スゴいですね！」と絶賛され、「お～！　ちょっと、剛が毅に褒められた」（剛）と、ゴキゲン。

　以降は苔を敷き、人形や石といった部品を置く作業に入るが、「センスが問われるところですね」（川本さん）と聞き、光一は「え～！　もう、こっからやん。難しいわぁ～」と弱気だったものの、剛は「いいね、始まったね。俺の苔テラリウムが！」と、興奮していた。今回は川本さん推奨の鉄道模型用のパーツを使い、各々の世界観を瓶の中で造形。合間に川本さんは改めて「ホントうまいですね」と剛の手つきに見惚れるほどで、3人はいつしかカメラを忘れて無言になり、没頭した。光一が一足先に完成させ、自分の作品について「バカだな～、これ！」と、笑いつつコメント。

　そして、剛と山本も仕上がったところ、光一は「2人のほぼ同じやないか！」と、ツッコミ。実際にアイビーの使い方がよく似ており、剛も「ほぼ同じやん」と認めた後、「いやいや。僕のテーマは古代です、古代。古代のパッと歩いて、ジャングルとか歩いてて、“急に出てきた景色”みたいなイメージ」と、説明した。剛らしい独特なデザインに、光一も「これはちょっと神秘やね」「何がある？　何だろう？　って感じだね」と納得し、当人も「ちょっと不思議な感じ」（剛）と、狙い通りにできた模様。川本さんは「スゴいビックリしたのが、剛さんうまいですね。やっぱり」「“初めてやった”と思えないです。長持ちさせるのに、後ろの土をちゃんと落とすとか、ちゃんと上から密着させるとか、そういう作業が結構重要なんですね。それを一つ一つ丁寧にやられてたんで、完成度が高い」と、褒めちぎった。

　続いて、「美月さんのは女性的なというか。可愛い感じになってますよね。スゴい物語があるというか、ストーリーがある作品になってるので、それはスゴいいい」（川本さん）と、こちらも高く評価。本人は「これは科学っぽい。私は鉱物っていうか……。何か炭素とかそういうイメージ」「鉱物標本的な」と述べ、「スゴい世界があるよね」（光一）、「ライオンが草食動物を狙ってるの？」（剛）、「ライオンがペンギンと鹿を狙ってる」（山本）、「どういう状況？」（剛）、「ペンギンと鹿が共存してる世界がスゴいね」（光一）と、ひとしきり盛り上がった。

　最後の光一は苔の中央に水場らしきポイントが見えるもので、「私も“意外といい出来”だと思うんですけど。最初はなんかね、“岩場にある温泉みたいなのを作ろうかな”と思ったんですよ」と話すと、2人が「でも素敵。ちゃんと水に見えます」（山本）、「考えたね！　君にしては」（剛）と、ヨイショ。「温泉というか、なんか和風の庭園の池というか。“そういうとこにいこうかな”と思ったんですけどね。結局ちょっとジャングルっぽくなってきたんで」（光一）と当初の案とはかけ離れたそうだが、剛は「いいじゃない、トレジャーハンター感あって」と、温かい言葉をかけた。

　なおも、光一はこだわって配置した小物に関して「間違えてきちゃったスキューバーダイバー」「よーく見ると、真ん中に猿がいるんですよ」と、紹介。最終的に「どうですか？　やってみて」（剛）と振られた山本は「思ってたより難しかったです」「単純そうに見えて意外と細かくて」と本音をこぼし、光一は「感性が、2人が似てるってのが分かったね」と、総括。剛は「“そんな感じやったんか”って思った」とボヤき、山本は「すみません、似ちゃって……」と、照れ笑い。剛は「本来ならね、ちょっと違うのを僕が作った方が良かったんですけど……。でもやっぱ、楽しみたいからね！　“こういうのが好きなんだな”ってお伝えするのもテレビやからね。たまたまちょっとカブっちゃいましたけれども、そんな中ドラマをやられるということで……」と、強引にドラマの宣伝へと繋げた。

　剛からのパスを受け、山本は「火曜日の（午後）9時から始まるドラマ『パーフェクトワールド』に出演します。高校時代の初恋の人が松坂桃李さん演じる建築士なんですけど、今は事故で車椅子生活を送ることになっていて、10年ぶりに再会するんです。純愛を描くラブストーリーになっていて、“胸打つドラマになっている”と思いますので、来週火曜夜9時『パーフェクトワールド』ぜひ見てください！」と、PR。剛は「じゃあまた、何か機会ありましたら、ぜひいらしてください！」と、早くも3度目の出演を歓迎しつつ、エンディングを迎えた。