【KinKi Kidsのブンブブーン】USJで高嶋政宏＆シルビア・グラブ夫妻に「特別なサプライズ」を実行

2018年8月6日

　キンキと合流後は、映画『ハリー・ポッター』のシーンを再現。主人公（ハリー・ポッター）たちが魔法界の飲み物・バタービールを飲んだ時、ヒロインのハーマイオニー・グレンジャーについた泡ヒゲを「優しく拭き取ってあげる」というチャーミングな場面を演じることとなった。再び光一監督が「よーい、ハイッ！」と合図を出した後、顔を近づける高嶋に、シルビアが露骨な“拒絶感”を示してしまい、もう1テイク。2度目は高嶋がシルビアの頬にキスし、監督を無視して勝手に「オッケー！」（高嶋）を出す始末だった。

　こうしてラブラブぶりを見せつけた2人は、今から13年前の2005年に結婚。トークタイムに入り、光一が「実際はどうなんですか？　怒られることは多いんですか？」と聞くと、高嶋は「多いですね。前はね、あの……桃かなんかむいて、皮をね、スゴく美味しかったんで切って。寝てるシルビアの口に無理やり入れようとした」と、打ち明けた。衝撃的なエピソードに対し、光一が「そりゃ怒るでしょ！　寝てたらね」と驚くと、「寝起きのこの果汁って“スゴくいいんじゃないかな”と思ってね、やったんですけど。怒ってましたね」（高嶋）と語り、「もうホントに（シルビアのことが）好きなんですね、とにかくね」と、光一も納得。

　今度は「シルビアさんは高嶋さんのどういった部分がお好きなんですか？」（光一）と尋ねた際、「えーっとですね……。割りと常に（高嶋のイタズラの）流行りが変わるんで。なんか、飽きがこないというか。面白いですよね」「新しい攻撃をいつもなんかいろいろ探してくれるんで……」（シルビア）と、告白した。そんな仲睦まじい2人にも一度だけ離婚の危機があったそうで、シルビアは「“ヤシの木事件”あるじゃないですか」と切り出し、結婚5～6年目に出かけたお正月のハワイ旅行の珍事を振り返った。

　当時、ホテルのスタッフにメインダイニングから年越しイベントの花火が見えると聞いた高嶋＆シルビアは「ここでお食事いかがですか？」「1席空いてますからいかがですか？」と声をかけられ、お酒を飲みながら満喫。「『よし、今から花火だ！』っていう時に、花火が見えるはずのところにヤシの木があったんですよ。（すると高嶋が）『あのヤシの木が邪魔だ！　切れ！』って言い出して。私が英語喋れるから、通訳しなきゃいけないワケじゃないですか。ホテルの人にめちゃめちゃ、その『ヤシの木を切れ』ってクレームを私が通訳しながら、“あ、もうこれ無理だ……”（と思った）」と、夫の無茶ブリを暴露した。

　一方、お酒に酔っていた当人は「全然それ覚えてないんですよ」とつぶやき、「なんとなく覚えてるのは、楽しいから、三角の帽子を被ってるじゃないですか。あれを、下で楽しんでる人たちに投げつけるという。上から」「もうそんなヒドい事件もありましたね。“ヤシの木事件”という」（高嶋）と、ケロリとした様子。改めて、光一が「でも（離婚を考えたのは）その1回ぐらいですか？」と踏み込むと、シルビアは「そうですね」と、肯定した。

　また、「やっぱりお2人にとって、結婚というものはいいものでしたか？」（剛）との直球質問には、高嶋が「結婚いいですね。最初、ある舞台の稽古場で（シルビアを）見て“うわ、可愛いな”と思ったところから始まったんですけども。今となってはやっぱり、奥さんであり、同志であり、親友であり。あともう今、娘でもありますからね。娘のように、『大丈夫かな？　どこか行ってケガしてないかな』とか『何かあったらどうすんだ！？』っていうんでね、ホント心配ですよね」と熱い思いを述べ、剛も「でもホントに好きなのが伝わりますね」と、心を動かされた模様。

　夫婦愛を確かめ合い、「じゃあ、次の場所参りますか」（光一）と促した途端、高嶋が「大丈夫かな？　立てるかな？」と大げさにシルビアを気遣ったため、「エスコートが過ぎる！」と、呆れ気味にツッコむ光一だった。そして、一行はイタリアンレストラン「アズーラ・ディ・カプリ」へ。名女優のマリリン・モンローのコスプレをした女性と遭遇し、モンローにエスコートされた夫妻がテーブルに着くと、高嶋は「なんか、いかにも不自然な感じが……」と、ポツリ。

　剛が「それでは、よろしくお願いします」と告げた瞬間、子ども向け教育テレビ番組『セサミストリート』（NHKほか）のキャラクターであるエルモ、クッキーモンスター、アーニー、バートら大勢のダンサーが登場し、音楽に合わせてパフォーマンス。最後は「ハッピーアニバーサリー！」と、お祝いしてもらい、「なんですか、このゴージャスな！」（高嶋）、「スゴいですね！」（シルビア）と、感激の面持ちだった。その後、ケーキが運ばれてきたタイミングで、剛が「実はですね、今回ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんも、“ご夫妻のために”ということで、特別なサプライズ演出をご用意してくださった」と説明を挟み、「センキュー！」（シルビア）、「感動しました、ホントに！」（高嶋）と喜ぶ2人。

　さらに、剛が「ただあの～……。もう1つあるんですよね？　シルビアさんね。何かもう1つあるんじゃなかったでしたっけ？」と進行するも、照れ臭さからか、シルビアは「でしたっけ？　でしたっけ？」と、一旦はトボけてしまった。覚悟を決めて「いやぁ～……ね……。初めて手紙を書かせていただきました」（シルビア）と発表した時、高嶋は「え～！　そうなの！？」と、早くも泣きそうな表情に。

　結婚13年で初めて思いをつづった手紙は英文だったが、シルビアは「日本語訳でいきますか？」と確認した上で、「初めて会った時は“あなたがこんなに私を支えてくれる”とは思っていませんでした。でも年々、あなたの優しさが身に染みています。一番感謝していることはあなたの私の仕事に対してのサポートです。先輩の俳優としてもスゴくいいアドバイスと、本音を言ってくださる。それは、ほかの人にはあまり言われることがないので、とても感謝しています。それ以上に私の一番のファンでいてくれることが、とてもありがたいです。いつも私に勇気とやる気を下さってありがとうございます。これからも末永くよろしくお願いします。With much Love, Sylvia」と、愛にあふれたメッセージを読み上げた。

　高嶋は「サンキュー、サンキュー、サンキュー」と抱き寄せ、思わずシルビアの口にキス。「素晴らしいね、ホントに。いやぁ～、ありがとうございます。嬉しいですね、ホント」と幸せを噛み締める高嶋に、剛も「特別なものになりますね。今のこの瞬間もそうですけど、これからの未来もスゴい……。こういう手紙っていうのはね」と、コメント。「もうこれ、ずっととっておきます」（高嶋）と言うと、光一が「今のお手紙に対してですけども。高嶋さんからは、言葉としたらどんな言葉をお届けしたいですか？」と尋ね、お互いに「“いつもすみません。いつもありがとうございます”。これしかないですね」（高嶋）、「いつもすみません」（シルビア）と、感謝の気持ちを伝えた。

　夫婦の会話を目の当たりにして「スゴい、ナイスカップルですね、ホントにね！」（光一）、「ね！」（剛）と、温かい眼差しを向けるキンキ。「できたら、今日一番のキスをね」（光一）と振られ、ケーキを持った状態で「これからもアイラブユー、シルビア」（高嶋）と、結婚式さながらのキスシーンに拍手が沸き起こった。感動ムードが高まる中、高嶋が「次は、だいたいいつ頃（番組に）来ればいい？」と前のめりになり、ついつい「はい？　結構早めにいらっしゃいます？」と、耳を疑う剛。前回の収録後、“勝手に”アンケートを提出したというだけあって、最後まで「えーっと……10個ぐらいやりたいこと出したんですけど……」（高嶋）と、再出演を熱望していたのだった。

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