【いただきハイジャンプ】「生半可な気持ちで行ったら……」Hey!Say!JUMP・高木雄也、岡本圭人の留学に持論展開

2018年8月3日

　こうした大自然の中で語り合う“非日常の空間”とあって、日頃は言えない本音が飛び出す場面も。高木は「俺はね、“この仕事でやっていこう！”って思った時から、スゲー仕事が楽しくなって。結構、初めてやらせてもらえる仕事とかも増えてきたから、“そういうのをもっと大事にしていこうかな”っていう。あとは、後輩とかが出てきて、ちょっと焦りもあるけどね」と、告白。ジャニーズの若手が活躍する現状には、中島も「正直なところ、あるよね」と、高木の思いに共感した。すると、薮は「自分たちが若い頃に……若い頃っていうか、そういう時に見てた先輩の像に、“自分がなれてるのかな？”ってスゴい考えたりするよね、最近」と、リアルな悩みをポロリ。

　知念の「先輩とか、30（歳）手前ぐらいでMCやってたりとか……」との言葉に、再び薮が「ドラマの主演、何本も張ったりとかね。これだけやってても、“まだまだだな”と思うことたくさんあるからね」と、しみじみつぶやいた。また、JUMPといえば、岡本が一時的にグループを離れ、2年制の演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ」ニューヨーク校への留学を決意。9月からは岡本を除く8人体制となる。ここで、岡本が口を開き、「何だろう？　あの……。スゴい楽しかったんですよ、今日。夏キャンプね、こうやって『いただきハイジャンプ』で来させてもらって。いい思い出にもなったし、“本当にこのグループが好きなんだな”っていう風に、今日思った」と、胸中を吐露。

　その上で、「1人でアメリカ行くっていう留学の件で、“いろんな人に迷惑をかけた”と思うし、“みんなにもビックリさせた”と思うけども……。なんかその分、“好きだからこそ、もっとHey!Say!JUMPの力になりたいな”っていう風に、今日改めて思いました」と、明かす岡本。中島は「敬語、なぜか」「緊張すると敬語で自分守るからな～」と笑い、場を和ませた。さらに、岡本の決断について、中島は「結構楽しみ、俺は。圭人がそうやって、強くなって帰ってくるのが。聞いたの、向こう行ってさ、『こんなことやるんだ～、こんなことやるんだ』って。“もしこれを成し遂げた圭人が帰ってきたら、ヤベーな！”って思ったの、一瞬。だからスゴく楽しみなんだよね。逆に」と、コメント。

　高木は「でも、生半可な気持ちで行ったら、2年って、時間ってものスゴい（大事な）時間だから。戻ってきた時に“どれだけ努力したか”が分かるからね」と厳しい意見をぶつけ、ここまで黙っていた山田は「もう11年一緒にいるんだから、もう言い訳は一切通用しないから。ただの仲良しこよしだけでやっていける世界ではないからね。“待ってて良かった”って思ってもらえるような存在になって帰ってこないと。その時間は意味のない時間になっちゃうし、“俺らのせい”でもあると思うから。（留学に）行かせたね。“圭人1人の自分勝手じゃなくて、Hey!Say!JUMPの自分勝手”だと思うし……」と、熱く語った。

　頷きながら真剣な表情で耳を傾ける岡本に、薮が「結局俺らはね、こういう風に“笑顔で頑張れよ”っていう結論に至ったんだから。大丈夫だよ！」とエールを送ったところ、中島は涙をこぼし、本人も「ありがとう」（岡本）と述べ、メンバーの優しさを噛み締めている様子。すっかりしんみりとした雰囲気になってしまい、高木が「いいよ、いいよ。重いより、笑い合ってる方がJUMPらしいよ」と声をかけ、薮は「そうだね」と、納得した。

　感動ムードに包まれて終わるかと思いきや、次の瞬間に新体制の問題が発覚。知念が「山田涼介も『Hey!Say!JUMPのセンターだ』って言えなくなるからね！　（8人だと）割りになるから！」と気づき、山田は大爆笑した後に「おい、どうしてくれるんだよ！」と、岡本を責めた。「山田のシンメ（シンメトリー）争い」（有岡）という重要な課題も生まれたが、このままでは話が尽きそうもなく、「さぁ、そろそろお時間の方もね、近づいてまいりました」と、佐野アナが乱入。それぞれ充実の表情を見せ、「良かったな。いい回だった」（高木）、「なかなかないもんな」（有岡）と、漏らしたのだが……。

　佐野アナは「ということで……ミルク9対決～！」と告げ、「さすが『いたジャン』だね。この空気壊すの！？」（中島）、「はえーな、マジで！」（山田）と、スタッフに呆れる始末。これは、就寝場所のテントをかけたチーム分け対決だそうで、ミルク早飲みで上位4人が贅沢チーム入りできるとのこと。最初は薮、中島が勝ち抜け、2回戦で山田＆知念が勝者に決まった。贅沢チームは広さ8.6畳の巨大タケノコ型テント、かたや節約チームはアウトドア感あふれる手作りテントにて睡眠。節約チームの伊野尾は「こんなん、寝袋じゃなくて、ほぼ外よ。ほぼ外にほぼ地べたよ」と不満タラタラだったが、「でも、ちょっと涼しくて気持ちいい」（高木）、「あ～、ヤベえ！　これ意外といいかも。なんかもう、気持ちいい！」（伊野尾）、「みんな見て、星がある！」（高木）、「本当だ、星めっちゃ見える！」（伊野尾）と、いつしか状況に慣れていた。

　ところが、番組はここで終わらず、翌朝は朝食のメニューを対象とした「早朝寝起き50m走対決」を敢行。佐野アナがフライパンを叩いてぐっすり眠るメンバーを起こした後、スタート地点に案内した。突然の競争にも関わらず、合図を受けてダッシュを決めた中島、知念、薮が立て続けにゴールテープを切り、八乙女は惜しくもゴール手前で倒れ、山田が4着に。佐野アナが「八乙女さん、大丈夫でした？　転んじゃいましたけど」と気遣う一方、伊野尾に「最後の最後で“贅沢チーム入りたかった”と思うの。その結果が入れなかったのよ」と言われ、苦々しい顔で頷く八乙女だった。

　贅沢チームの朝食はキャンプの王道・ハムとチーズのホットサンドで、節約チームにはオリーブオイルをたっぷり染み込ませたシンプルなフライパントーストを用意。格差があったとはいえ、節約チームは「めちゃめちゃ美味しい！」（高木）、「なんか、フランス料理の最初に出てきそうな……」（岡本）と、意外にも満足げ。ロケの最後に山田は「楽しかったよね」とメンバーに同意を求めたが、八乙女は「1つ言っていい？」と前置きした上で、「焚き火ぐらいで終わった方がちょうど良かった」と、スタッフの企画力をダメ出ししたのだった。

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