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SMAPや嵐などのコンサートで活躍した有名ギタリスト、精神薬依存とアルコール依存症に苦しんだ過去を激白



 深夜バラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、7月12日放送)に、ギタリストとしてアーティストのコンサートをサポートするほか、自身もメジャーデビューを果たしている山口岩男氏が登場。精神薬依存にアルコール依存症まで併発した経緯と、その危険な症状を明かし、番組MCのネプチューン・名倉潤や次長課長・河本準一を驚愕させた。

 山口氏はSMAPや嵐といったアイドルグループから、ヒップホップグループ・ケツメイシ、シンガーソングライター・森山直太朗らのコンサートで演奏した経験を持つ大物ギタリスト。こうした華々しい活動の裏では、精神薬依存の苦しみを長年味わっていたそうで、河本が「薬物依存は聞いたことあるけど、精神薬依存というのがあるんですね」とつぶやくと、山口氏は「“薬物”っていうと違法なもの。でも今ね、うつ病とかパニック障害とかありますでしょ? 心療内科とかに行けば精神安定剤、リラックスする薬、そういうのが出される」と解説した上で、複数の病院・医師による処方で「僕、(トータル)35種類飲んだ」と、申告。

 これには出演者がザワつき、“見届けゲスト”のライセンス・井本貴史は「そんなに数があるんですね」と衝撃を受けたが、山口氏は「もっとあります」と、述べた。多くの精神薬を飲んでいた同氏は「だんだんそれの依存になって、フラフラしていて……」と話し、依存症に陥っていた期間は「12年間」にも及ぶとのこと。ちなみに、現在54歳となる山口氏の見た目はスリムだが、精神薬を過剰に飲んでいた頃は体にも異変が起きたよう。「薬を飲んで6年目」にあたる2006年の写真が公開され、そこには当時88kgの山口氏の姿が。「全然違う!」(河本)と驚きの声が上がる中、本人は「今48kgくらいなんで(当時の)半分に近い」と、苦笑い。

 しかも、「(88kgになる)1年前は50kg台だった」といい、河本は「1年間で38kg増量?」「これ(薬の)副作用なんですか?」と、ビックリ。山口氏は「ほぼね。ただ、薬だけじゃないですけど」と、補足した。山口氏によれば、「うつの原因って、ちょっと専門的になりますけど『セロトニンっていう物質の不足』と言われていて」「それを出させると食欲増進に繋がるとか、いろんなことがあって太るらしい」との話だったが、オンエアー上はテロップで「山口さんの場合」と、表示された。

 さらに、山口氏は「抗不安剤ってあるワケですよね。ちょっと不安な時に飲む(薬)。それは要するに筋弛緩剤で、筋肉を緩ませる(薬)。筋肉が緊張してるから」と、筋肉を緩ませるために薬を飲んでいたという。抗不安剤によって筋弛緩作用が働き、「当然、一時的にぼーっとはするんですよ。軽くビール飲んだくらいの感じにはなるんですけど。初めて(抗不安剤を)飲んだ日は、夜トイレに起きた時に頭をぶつけたんですよね。壁に。1錠で。これくらいフラフラになって」(山口氏)と、回顧。



 しかし、山口氏の体はすぐ薬に慣れてしまったそうで、「あっという間に“(抗不安剤が)足らないな”みたいな感じになっていた」とか。その結果、「握力が、筋弛緩剤で(弱くなって)、蛇口を閉めても、僕が使った後はポタポタ水が垂れてた。演奏中に下向くと、ヨダレがだらっと垂れてた」状態に。[続きを読む]